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高校のとき私は演劇部に入った。
きっかけは一人の先輩。見学に行ったときその人が面白くて気に入ったので入った。
もともと目立ちたがりで人前に出るのが大好きだった私は小学、中学のころから代表あいさつをやったり、生徒会立候補時の演説、音楽界での指揮者をやったりしていた。
こんな私はすぐ演劇にはまった。
というか、部活が楽しくてしょうがなかった。
今は演劇はやっていないが、好きな劇団の芝居をたまに見に行ったりはする。
もはや私は演劇から離れることはできないと思う。
いくら映画の方が安くて人気があってハイテクであってもあの、生の迫力には勝てない。
映画はすべてを見せすぎる。
私達は想像力を使う必要がない。
しかし演劇はスタッフ、役者、舞台、演出、そして観客の想像力によって作られる。
例えば演劇ではさまざまな小道具を使うが時として小道具なしでそれを表す。
いわゆるパントマイムである。
例えば何もないところで縄跳びをする。
この場合、役者は両手を腰の高さで横にこぶしを作りいかにも縄を持っているしぐさをする。
そしてその腕を回し、それにあわせてジャンプする。
すると不思議なことに縄が見えてくるのだ。
想像力によって。
しかし縄が黄色か、青か赤かというのは観客それぞれの想像によって異なる。
このように目の前で役者が芝居をするという生の迫力、想像力によって広がる世界観が、演劇の魅力だと思う。
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