コパンのうら

熊本県北部の山鹿市にあるちいさなフランス料理店「ビストロ シェ・ル・コパン」の舞台裏です。

ビブグルマンの店。

皆さん、ミシュラン熊本・大分編は活用してますか? うちはしてます。

シェフなんか、暇さえあれば熟読してて、次の休みにはどこへ行こうかと、いつもひとり作戦を練っています。わたしには教えてくれませんし、わたしもあえて尋ねませんが。

で、定休日当日朝、さあ車に乗ろうという時にはじめて、「今日は××(車で2時間以上かかる遠いところ)へ行くから」。えーーー、言ってよーーー、心の準備とか、服装の準備とか、いろいろあるんだからーーー。

というわけで、なぜか遠いところから(つまり大分から)フランス・イタリア料理系のビブグルマンを攻めてます。シェフは「勉強になるから」と言い訳しますが、嘘です(笑)。単においしいものを食べたいだけです。いや、まあ、確かに、刺激になるし、自分もがんばろうという気分にはなるようですけどね。

攻めるといっても、まあ週に一度ですし、所用で遠出できない日もあるので、まだ5軒ほど。でもそれなりに、なんとなくビブグルマンの「傾向」が見えてきたような気がします(あくまでフランス・イタリアなど西洋料理に限って、ですが)。

まず、とにかく、シェフがひとりで切り盛りしているこじんまりしたお店が多いです。厨房とサービスをたったひとりでこなすか、またはホールはアルバイトに手伝ってもらっている店。うちのように、いわゆる「マダム」(と自分で言うのもなんですが)が常在する店にはまだ一度も出会っていません。

そして、シェフが頑固。……といっても、昭和の頑固オヤジのイメージではなく、あたりはソフトで穏やかなのですが、世間の流行に反してでも自分のポリシーを不器用にごりごりと推し進めていくタイプ。そのかたくなさは、一言でいうと「オタク」です(笑)。たとえ第三者から見て「え、それで大丈夫?」と思われるやり方であっても、どんなに時間や手間暇がかかっても、自分がやりたいことしかやらない、やりたくないことは絶対やらない、という強さがあります。皆さん、迷いがない。自分の腕を信じているからこそ、まわりに踊らされずに進んでいけるのでしょうね。

だから、ハッキリとはわかりませんが「すっごくもうかってる」という店はあまりないような気がします(ええ、うちも含めて)。採算度外視の材料を使ったり、手間暇がかかるからたくさんは提供できなかったり、こだわりの料理だから一般受けしなかったり。ビブグルマンって「良質な料理を手ごろな価格で楽しめる店」「コストパフォーマンスの高いレストラン(優れた料理に加えて、価格以上の満足感が味わえる)」とミシュランガイドには書かれていますが、もしかして「頑固なシェフがひとりで頑張ってるあんまりもうかってなさそうなお店がつぶれないために応援する」(←すみません、あくまで個人の勝手な見解です)という意味合いがあるのでは??と疑っている今日この頃です。

あ、そして、今までのところ、どのお店もとてもおいしかったです。いやあ、間違いないですねー、ビブグルマン(と、なんか、自分たちで言うのもなんですが(恥))。ミシュランガイドの好み、だいたいわかってきましたし、われわれの好みとだいたい合致してます。ということで、われわれはまだまだ通いますよー(お金が続く限り←そろそろ厳しい)。

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すでに年季が入ってきたうちのミシュランガイド。

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上はあちこちで食べた料理の一部です。


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