千葉発日台共栄

ありがとうございました。

全体表示

[ リスト ]

これは人づてに聞いた話です。その為多少の齟齬はご容赦ください。
 
 
ある会社で中堅社員が心を病んで休職になったそうな。
年齢は37、8から43、4ぐらいでしょうか。入社してから15-20年ぐらい、ベテランに差し掛かる領域なので会社にとっても痛いだろうなあ・・・。
 
 
ある日突然会社に来なくなったという。その社員は数年前も一度長期入院をしたらしい。心の病になると回復には手間取るらしいね。原因はよく解らないですが、元々人前に出るのが苦手な性分なのに経理から販売へ人と接する場所に配属された事もあるようです。
 
 
気持ちの持ち方次第でどうでもなる、死ぬ気になるとすべて出来る。とか或いは心を鍛えるという風に言って「心を病む奴が悪い」「そいつが弱い」と言う風潮が日本にはある。体育会のリンチ(彼らはしごきと言葉のすり替えをしているが)も根はそういう心理があるのかも知れない。
 
 
しかし人の心は果たして強くなることが出来るのでしょうか。
 
 
 
確かに毎日生きるのに精いっぱいの戦前は鬱病の話は聞きませんでした。しかし、本当の所は鬱病になる前に結核とか伝染病とか他の病気で死んでいたからではないかと思うのです。野麦峠の女子工員たちは果たして心が強かったか、私は疑問を感じています。本当に強烈な心があれば政府や資本家の家を焼き討ちにしていた事でしょう。
 
 
人の本質とかはあまり変わらないのではないかと思います。
よく内向的とか外向的とかと言われますが、あれは暗い明るい、喋る喋らないではなく関心が内面に向いているか外面に向いているかの違いです。
 
 
営業マンは外向的な人が向いているというのは、人対人で他人に関心が向く方が相手からも受け入れられやすいからだと思います。これは鍛えて何とかなるものではないですよね。もし鍛えて何とかなったとしたら「作られた性質」、演技、もっと言えばイミテーションと言ってもいいでしょう。或いは心が強くなったというのは単にねじまがって歪んでしまった事の思い違いなのかもしれません。
 
 
気が強い人、楽天的な人、慎重な人、これは性質ですから多分多少は修正できたとしても本質は変わらないですし、それぞれの性質は一長一短があります。気が強い人は確かに厳しい交渉をさせればやり遂げられるのかもしれませんが、その分周囲との軋轢も生む可能性があります。問題はその性質にマッチした処に配属されているかどうかです。
 
 
例えば最近企業でも出てきた内部統制とか危機管理と言うのは悲観的で慎重な性質の人の方が合いますよね。逆に企画や販売は楽天的で度胸がある人の方が向いています。渉外もそうですよね。
 
 
その心を病んだ彼は多分配属がミスマッチだったのかもしれません。
 
 
最も企業にしろ官庁にしろ適材適所の人事配置と言うのはほぼ行われないと言ってもいいでしょう。そもそも幾ら人事のプロと言っても人の性格は二面性があるので見極めるのは不可能です。
 
 
無口で愛想が悪い人でも子供や赤ちゃんの前では穏やかで明るい表情を見せる事もあります。
 
 
そうなると周囲との関係が大きな要素を占めますよね。
得手不得手があり、更には仕事中は心理状況も刻々と変わります。
ミスや失敗をし、その原因が自分の能力によるモノであればなおさらです。
昔は上司や先輩がフォローして・・・と言うのがありましたが、最近の管理管理と言う社会でかつ、人員=コストで黒字でもリストラと言っているような企業風土はナカナカそれはないでしょう。
 
 
逆に「お前はもう主任だろう、弱音を吐くな」「気合が足らんぞ」とかそういうおかしなハッパのかけ方をする管理職や経営陣が多そうだ。日本では何か知らんが旧日本軍の時から特に上に行けば行くほど精神論や根性論が好きな気がする。
 
 
これらは日本人の国民性のようなもので多分これも変わらないでしょう。
だったら日本式のムラ社会のいい部分を強化すればいいのにアメリカの悪い部分ばかりまねをしている。
 
 
企業ではメンタルヘルス導入と言う事が最近言われている。
これで儲かる職種や利権も発生するでしょうが、私はあれは基本的には全く役に立たない、単に税金の無駄遣いでしかないと思っている。
 
 
散々不摂生をして健康を顧みる事が無いのに毎月詳しくチェックしたところでその人が健康にならないのと一緒。
 
 
要は人をコストとし、上司も同僚もすべてライバルで、全て数値や文書で管理を強化して挙句の果てにはGPSで社員の行動をすべて監視する・・・そんな社会にしてメンタルヘルスを罪滅ぼしかアリバイ作りの為にやったとして何の役に立つのだろうか。あんなものに期待している奴がいたとしたら単なるバカでしかない。
 
 
そういう事をするよりも寅さんの世界を作った方がいいという事。
寅さんは今でいうと負け組ですが、家族(実際は少し違うが)がいて、仲間がいて、しょっちゅう喧嘩をするが腹を割って話せる関係。ある意味理想な社会ですが現実には無理。だから映画を見て慰められているのかも知れないですが。
 
 
これでは答えになっていないか・・・。
では私は勤務中はどのようにしてコントロールしているか。
高倉健さんの美学は残念ながら絶対にマネをしてはダメ。あれは健さんだから周囲もリスペクトしているから出来る事成り立つ事。
 
 
ヒントはシナ人根性です。
意外かもしれませんが、結局は自分で背負い込むことで心に負荷がかかります。
 
 
多分会社で倒れた彼もそういう事ではなかったかと思います。「自分の能力が無いから会社にも客にも迷惑をかけた・・・」と思ったのでしょう。私は確かにそれは少しは感じつつも「上司の指示が悪い」「社会が悪い」「あそこはブラック企業だ、モンスターだ」と言う気持ちも口では出さないものの持つようにしています。
 
 
子供のいじめだってそうです。「別に学校に友達なんかいなくてもいいよ、嫌な奴とは付き合わなくてもいいから」と親が言えばどれだけ子供の心が楽になるか・・・私は一人で居る事が好きで出勤日の昼飯は複数で出張時以外は一人ですが何一つ後ろめたさを感じません。つるまなくてもいいのは気楽でいいですよ。
 
 
 
私が鬱になりやすい人が自己啓発の本を読むのは自殺行為だいうのはそういう理由からです。自己啓発セミナーに通って本当に自殺した人を複数知っています。
 
 
最も100%シナ人根性であれば本当に心がねじ曲がってしまいます。そのバランス調整は必要ですね。
 
 
イメージ 1
最後に心がほっとする画像、信楽焼きのたぬきの置物で今日の記事は終わりにします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

閉じる コメント(50)

日本人は世界にくられば、ネガティブな部分が多い。自分が弱いか強いかは自分自身で決めるものであり、けして他人に左右されてはいけない。
人間の醜いもの、妬み、嫉妬から相手を弱者だとマインドコントロールする輩がいる。
日本は時代遅れで価値観が閉鎖的で考え方が狭い。このままでは変わらないでしょう。日本人の生き死に迫らないとわからないかもしれない。
アメリカの単一教育による呪縛から解き放つことが先決!
傑作

2014/12/20(土) 午後 5:40 SPACE FANTASY88 返信する

顔アイコン

宇宙人さん、ある一つの基準を正にして価値観を決めているのが日本ですね。

そんな中で多様性を持ち込むと混乱するのは当たり前です。それがいじめにつながるのでしょう。

私は最近はすべては一長一短があると思い始めました。
だから結局は一緒かと・・・

何とかそれでやっています。

2014/12/20(土) 午後 5:50 千葉日台 返信する

おっしゃる通り、ある一つの基準を正にして価値観を決めている。これが日本を悪くしている最大の要因であります。昔はそれでも良かったのですが、時代は変化しているのに日本は時代に対応できていない。価値観の鎖国ですよ。しかしながらある一つの価値観 例えば、協調性やモラルなど個人主義の強い外国からみれば、考えられない美徳であり、そこは日本人は誇りにしていい。ブログのタイトル、人それぞれ考え方かたはありますが、私はあまり深く考えたことがありません。むしろ死に向かっていく人生において自分に良かれと思うものを限られた時間にすることが自分は大切に思います。

2014/12/20(土) 午後 6:40 SPACE FANTASY88 返信する

顔アイコン

ボクの会社は従業員が500人位おります。
ボクが入社して25年・・・鬱になって休職したり退職したりした人を何人も見てきました。

ボクもなりかけた時期があったんですよ。
それを乗り越えて生きてきました。
鬱にならなかった原因・・・それはボクの場合、開き直ったからだと思っています。
「俺に出来ない仕事は誰も出来やしない」・・それほど自信がありました。
そしてそれ以上の成果を求めるのは会社が悪いんだと思って戦ってきました。

ボクが思うにどんな仕事も入社3年(業種によって違いますが)で全てを覚え自信を持つことが大事かなって思います。

2014/12/20(土) 午後 7:05 yuki 返信する

顔アイコン

はじめまして。。
この記事読んで、感動しました。
ああ、そうだったんかあ、とか。。。

心を強くするってどうなんだろうとか。。。
女工哀史の中の女工さんって、どんなんだろうと思ってました。心を強くするって????でした。

2014/12/20(土) 午後 8:57 アガパンサス 返信する

当方の記事「ご案内:本日(2014.12.20(土))、当ブログを再開いたしました」へのトラックバック、ありがとうございました。当方もトラックバックさせていただきましたので、よろしくご了解のほどお願いいたします。まずは、御礼とお願いまで、…

2014/12/20(土) 午後 9:54 Mine 返信する

顔アイコン

Mineさん、TB感謝です。

2014/12/21(日) 午前 6:41 千葉日台 返信する

顔アイコン

宇宙人さん、日本人の美徳として強い人が弱い人を護る美徳が昔はありました。そこは弱肉強食の西洋から見たら驚くべきことでしょうね。最も今は西洋と日本の悪い部分ばかり出てきている気がします。

2014/12/21(日) 午前 6:44 千葉日台 返信する

顔アイコン

YUKIさん、無事に乗り越えられて良かったですね。そうした開き直りは上司は教えてくれませんから、自分で考えるしかないですよね。

2014/12/21(日) 午前 6:48 千葉日台 返信する

顔アイコン

あがさん、はじめまして、ありがとうございます。心を強くするというのはいわゆる自己啓発セミナーとかがそれにあたるでしょう。マイナスの事をすべて教訓とか鍛錬に置き換えてプラスにとらえるという事です。あれも向き不向きがあります。心はそんな簡単には強くできません。それでもいいではないかと言う事を言いたいです。

2014/12/21(日) 午前 6:50 千葉日台 返信する

アバター

私自身、やはり偏差値教育がいじめの温床になっているような気がしてなりません。

いくら、教育現場で命の教育・心の教育というスローガン掲げようとも、根本を変えない限り、それは欺瞞でしかありません。

むしろ、親が 『無理して学校へ行くな』 『誰とでも仲良くする必要などない』 と教えられれば、それこそその子にとって心の教育が施せるのではないかと。

学校はあくまで、子供たちに受験の知識を与える場。

そこで社会常識まで教える事は時間的にも困難でしょうし、やはり最終的には親の教育がその子の根幹を支える役目を持つんでしょうね。

最後は、ナイスポチッと!!

2014/12/21(日) 午前 7:27 わが町神奈川 返信する

顔アイコン

わが町神奈川さん、学校に過度な期待をするのはよくないのでしょう。そしてつめこみ教育、偏差値、要は管理管理をすると人間は壊れますね。

2014/12/21(日) 午前 7:33 千葉日台 返信する

心の病は

苦しいです。


でも、いつか、改善しますよ。

2014/12/21(日) 午前 10:30 [ ruru ] 返信する

顔アイコン

RuRuさん、そう信じることが大事かもしれませんね。

2014/12/21(日) 午後 3:24 千葉日台 返信する

強く成れるんです。やれば出来るんです!
心の問題は考え方、鍛えれば出来ます頭と身体です。
今からでもやれば出来るんです!!

押忍!

2014/12/21(日) 午後 7:01 [ - ] 返信する

顔アイコン

J★☆★さんが言えば説得力ありますね。

2014/12/21(日) 午後 7:44 千葉日台 返信する

ありがとうございます。

李登輝塾長や向日葵学生運動が良いお手本です!

李登輝精神をリスペクトします!!

2014/12/21(日) 午後 9:00 [ - ] 返信する

顔アイコン

J★☆★さん、日本精神の男塾ですね。

2014/12/21(日) 午後 9:05 千葉日台 返信する

千葉様今晩は
昔は会社の仕事も単純明快で、自分の得意分野で仕事が出来、どんどんと才能を延ばす事も出来たと思います。今はその人に向いていようが無かろうが、何年か毎に部所を変えられる事が多々ありますね。それだけ世の中が複雑になって、人間関係も希薄になったと言う事でしょうか。何もかも便利になったのに心を病む人が多くなった様に思います。従業員を家族の様に思ってくれる、昔の日本式の会社では鬱になる人は少ないと思いますね

2014/12/22(月) 午前 0:30 [ アックン ] 返信する

顔アイコン

アックンさん、どうも人も一つの道具と言う感覚で管理ばかりする事に精を出した結果なのでしょうね。家族主義と言うのはそんなに悪い事かと言う事を最近よく感じます。

2014/12/22(月) 午前 7:18 千葉日台 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(4)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事