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受付開始から、たった2週間で「夢みるチビ猫」の里親希望の方が300名を超えました!本当にありがとうございます!
300匹以上でなければ「夢みるチビ猫」は生まれず、皆さんの元へ行くことができないという事で企画がスタートしていましたので、正直とても不安でした。
ですから、無事誕生できることは、大変うれしく思います。
そして何より、チビが多くの方に愛してもらっている、とても幸せな仔猫だということを改めて実感しました。
今回はチビの耳についてちょっと……。
「夢みるチビ猫」は、前の子より耳を長く、大きく作ってあります。
それは何故か?!
ビスクドールは頭に直接髪の毛を植え付ける事ができないため、人形用に作られたウィッグをかぶせます。ウィッグは数十本ずつの髪の束を目の粗い丈夫な布に縫い付けてあります。そのため、毛のボリュームのみならず、地の部分にもかなりの厚みがあります。原作でも(勿論アニメ映画でも)、大変目立つチビの耳を厚みのあるウィッグを通して、しっかりと表現するために、原型の段階からサイズを大きめに意識して造形しました。でも、原型を作っていた頃は、まだウィッグがなかったため、どの位の厚みを目安にすれば良いのか、なかなか決めづらかったです。その上、原型のサイズがそのままお人形になった時のサイズにはならないという事もまた、悩ましい原因でした。陶器は原型と生産品とでは、大きさがかなり違ってきます。焼く事によっておこる収縮というものです。チビの場合も同じで、原型からとった型を使っても焼き上がると、びっくりするぐらい小さくなります。原型は縮む率も考慮して、大きく作っておかなければなりません。そんな状態でしたので、耳のサイズや形状は、頭の中でモヤモヤ想像したり、写真をPCに取り込んでタブレットで仮想的にウィッグを書き込んだりして決めていきました。耳だけにとどまらず、一旦型をとってしまうと、ほとんど修正が効かない為、原型は大変気を使うステップでした。
耳について、こだわった点はもう一つあります。
それは耳の動き。
大きくて目立つだけでは、チビの耳と言えないと思います。
写真では分りにくいと思いますが、実は「夢みるチビ猫」の耳は、ほんの少し左右の形状を変えて作ってあります。猫は周囲の音を聞くとき、片耳だけ動かしたりすることがあります。猫の顔はそっぽを向いているくせに、耳はしっかり、こちらを向いているという状況は、なんとも不思議で、そして、大変猫らしい仕草でもあります。チビも立派な(仔)猫なので、耳をあちこち傾けて一生懸命、まわりの音を聞いているのでしょう。よく見ると、原作のチビの耳も、いろいろな表情があるんです。
ビスクのチビの耳は、よく見ると片耳だけ、ほんのちょっと外を向いています。
さて、何を聞いているのでしょうか?
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