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メールを送って頂いた皆様へ。 始まったばかりの企画に、予想以上にたくさんのご意見が寄せられ、とても心強く思っております。 ありがとうございます。 「綿の国星 チビ猫の里親探しプロジェクト」は、今日も進行中です。 ですが、「チビ猫」に限らず、何かをやろうとすれば必ず問題は起きるようです。 さて、まずは試作をば・・・と動きかけて、大問題発生!ビスクドールを製作してくれるメーカが、無い・・・!? 21年前の「チビ猫」製作を手掛けたメーカーに今回の企画を持って伺ったところ、だいぶ前に人形(ビスクドール)は事業としてはやめてしまっていて、作ることは出来ないとのこと。 これは・・・大ピンチです。 何せ、形にしなければ、タカラ内で企画実現させる為の承認を得ることも、何より、原作者、大島弓子先生に商品化の許諾を得るためのプレゼンもできません。たしかに20年位前は、「チビ猫」ぐらいのサイズのいろんなタイプのお人形がたくさん発売されていて、ビスクドールも良く売れたそうです。ですが、次第にビスクや大型のお人形のニーズが無くなり、多くのメーカーが廃業したり、人形の事業を取りやめたりしました。結果、今ではビスクを製作できる所は殆ど無くなってしまったとのことでした。 20年の間にビスクドールの製造環境は大きく変わっていたのです。 もうひとつ、大きな問題がありました。 それは、20年前の「チビ猫」をそのまま『復刻』するのか?それともサイズなどの基本仕様は合わせつつも『新しくリニューアル』するのか?です。企画立案時は復刻で行くことにしていました。ですが、私の中には、当時「チビ猫」と一緒にいた18年間に「もっとこうだったらなあ・・・」と思っていた事もいくつかあり、それらを付加した、新しい「チビ猫」を誕生させたい、という想いもありました。 『復刻』か、『リニューアル』か。 どちらにもそれぞれ良さがあると思うのです。 吉報というのは得てして突然来るもので、復刻かリニューアルか悩んでいる最中に「ビスクドールの製作を手掛けているメーカーを知っている」という情報が入ってきました。さっそく愛知県は瀬戸まで行き、「チビ猫」を作りたい!」とお願いしたところ、快諾して下さいました。 そして念願の第一歩である頭や手足の『原型』に着手しました。今は何度目かの修正を繰り返している最中です。 これで無事、社内への発表と大島先生へのプレゼンができそうです。 × × × 私のロッカーの中には21年前に誕生した当時の「チビ猫」が大事にしまってあります。もちろん、この子は私のではなく、今回の企画のため、何度も頼み込んでようやく借りることができた友人の「チビ猫」です。久し振りに会った「チビ猫」は、懐かしさと共に高校、大学、就職と目まぐるしく変化のあった時代を私に思い起こさせてくれました。 そして、自分の気持ちも少し、決まりました。 今、目の前にいるこの子をまた沢山作るより、この子の隣に座らせてもなんだかしっくりくる姉妹のようでいて、でも確かに「チビ猫」な、そんな子を作ってみたいなあ、と。 まだまだ課題が山積みですが、一歩、前進できました。
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