F&Lシカゴのブログ・・・靴屋のつぶやき

足のサイズを計測する、ちょっと変わった靴屋の感じたことです。

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こんにちは。   http://www.fandl-chicago.shop-site.jp/


シューフィッターには、初級(プライマリー) 上級(バチュラー) マスターの3つのグレードがあります。


私は、1995年3月1日 初級(プライマリー)に認定されました。

8年後の、2003年4月16日に 上級(バチュラー)に認定されました。

上級(バチュラー)コースの勉強は、2002年4月から1年がかりでした。

青森、札幌、大阪から、泊り込みで来ている方もいました。


上級(バチュラー)シューフィッターの授業をまとめてみました。


スクーリング(講習)

 ・ 座学  靴人間工学、靴市場と消費者対応

       足の病気と障害(外反母趾などの整形外科、巻き爪・タコなどの皮膚科)

       この講習の教科書は、「外反母趾を防ぐ・治す」井口傑 講談社

       8年たった今でも読み返しています。
 
       大切なこと、むずかしいことを、わかりやすく書いています。

 ・ 実技 足型計測 

        足をどのように計測するか、ほとんどインストラクター(実技指導員)とマンツーマンで。

        初級(プライマリー)に比べて、より正確にシビアに。

      シューフィッティング

        靴と足がどんな状態の時に、ちょうどいいのか。

        足の指を上下してもらって感じたり、つま先立ちしてもらって感じたり。

        手のひら全体を使って、靴・足を触って具合を見ます。

      パッキングワーク

        靴をもっと足にフィットさせるために、部品をつめて靴を調整する。

 ・ 視察  生の「皮」をなめして、「革」に加工する工場を見学。

        靴の材料の「革」は、動物の身体の一部で、そのすごさ・尊さを見直しました。

        8月の一番暑い時期だったので、見学も汗だくでした。

       靴を作る工場を見学。(6月)

       靴のお手入れに欠かせない、靴クリームの工場見学(8月)

   視察は、一人では絶対に入れないところばかりでした。



通信教育で教科書を読んで、毎月毎月レポートを提出。 


実技の課題もありました。

 ・「同じ人の立ったときと座った時の、両方の足を計測して、ちがいがあったらその理由を考える」

   3名分    立った時と座った時で、足はどう変化するか。 それはなぜか。

 ・「8月、10月、1月、同じ人に同じ日の朝と夕方(または夜)、

   両方の足を計測して、ちがいがあったらその理由を考える」

   3名分    季節のちがい、朝と夜のちがいで足はどう変化するか。 それはなぜか。

 ・ 使い古した靴を、2足分解して、その部品の名前を書いて紙に貼る。 

   靴の製法、構造、材料について観察して、見えない部分の作りをレポートする。

   靴を分解するのは力のいる仕事、女性は大変だったと思います。

 ・ パッキングワーク(靴を調整する技術)

   外反母趾と、へん平足の足を、どのように診て、どのように判断し、どのように調整したか。

   その結果はどうだったか、レポートする。




認定試験

・実技試験

   足型計測、シューフィッティング

・ペーパーテスト  70パーセント以上で合格。

   足の病気と障害(整形外科・皮膚科) 靴の知識 シューフィッティング パッキングワーク 

   足型計測(論文) 靴人間工学(論文)



結果は・・・・・・

受講生23人中、15人が合格。




初級(プライマリー)に比べて、実技の多いこと・・・・しかも、ほとんどマンツーマンで。

今思い返しても、よく続いたと思います。





機会があったら、一度足を計測しにいらして下さいね。
        

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