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仕事は 荷物を運ぶだけだから " それだけ " だから、 と 彼らへの対価は驚くほどに低い ( $ 10 / 日 + ロバ代 $ 5 / 日 ) いつもはトレイルヘッドの近隣の山間で 農作物を育てて慎ましく暮らしている
(ここでの農作物への対価は非常に小さい)
少しでも現金収入を得るためにロバを飼い こうしてアリエロ の仕事をこなすのだ荷物をまとめ ロバに積み 僕には分からない奇声を発し ロバを操る でも本当は 彼らの仕事は多岐に渡る 水くみ、 食器類の片付け、 料理の下準備、 その他もろもろだ 人によるとは思うが今回は コシネロ ( 料理人 兼 準ガイド ) のアベル なんかより よっぽどきつい仕事をこなしてる そして常に僕らへの気遣い、心遣い を忘れない いつも絶妙のタイミングで 手を差し伸べてくれた 大概 " アミーゴ " と外国人に呼びかける輩は 悪人ばかりだが 彼が アミーゴ と呼ぶ時は 全く違和感がしない 心地よかった " カストゥンブレ ( 伝統 ) だから " 彼らの暮らしは伝統に満ちている 朝起きたら " サンダル " を履き 日が暮れてから 靴下 と " 革靴 " を履く だから足は真っ黒に、硬く、ひび割れている 防寒着は 自分達で編んだポンチョや毛布 (地域によって大きく変わりますが) どんな天候でも必ずだ 標高4000m超える所での ヒョウ の嵐 たいそうな武装した僕でさえ 寒さに耐えるのに必至 そんな中でもかれらは ズボンを膝までまくりあげ 青いビニールシート を掲げるのみだ 寒くないのかっ ? ! それなのに風が、ヒョウが僕に少しでも当らぬようにと シートで出来る限り僕を覆う 気遣い をしてくれる そのやさしさに甘んじ ふと足元を見る いつもは真っ黒な屈強な彼の足は 雨 ( ヒョウ ) にふやけて 真っ白 になっていた 今回のルートは一周ルートでない すなわち 彼らは今まで歩いてきたルートを 4、5日かけて戻るのだ ( めちゃ速い ) それでも 彼らへの報酬は 僕と行動をともにした 7日間 だけなのだ 彼らほどに、明るく、 たくましく、 やさしい男 たちは 居ないと思う 感謝の気持ちとして帰りの日数分ほどチップを渡しました |
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