CHICHONAMERICAN BLOG

World Trip from 29/09/07...might end up Latin Continents only..

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12月10日 三日目


前述の通りあまりの寒さに起きてみれば
凍りついたテントに すっこーん と晴れた空

テントを干しながらマテ茶を飲んで温まり朝ご飯を待つ。
料理をしなくて良いこと、そして食材は十二分にある事はすごい贅沢な事。

もしこれを自分一人で最小限の食糧で1週間過ごす事になっていたら
人生で一番悲しい一周間になっていたかも知れないなと 何度も思った。
そこまでストイックにはなれそうもない。
パタゴニアでの計画を見直す必要ありかなぁ ?

この日はそこまできつい1日になる予定はなかった。
すぐ目の前にあるパソ(峠) 4850m を超えたら そこは アルパマヨ谷
川をはさんで向かいには MILLUNACOCHA 5480m、 PILANCO 5273m

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サンタクルス山を写したラグーナ クリコチャ

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峠の途中から見下ろしたクリコチャは、まさに真っ青

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峠 4850m はトレック中 最高地点


峠越えに1時間かけた後は3、4時間かけて川底まで下っていく。
落差1000mを超えるような険しい谷に立ち
氷河が削り取った地形の跡を見ながらの下り、
川底につけば両側を今度はなだらかに包み込むような山、
そして最後は 世界一に輝いた姿の アルパマヨ 5947m を前にしてのキャンプ、
この日はセドロルートの見どころの一つじゃないだろうか。

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あいにく

次第に天気は崩れこの日から雨、ヒョウ、曇り、の繰り返し
追い打ちをかけるかの如く、いたわってきた膝も この日の下りで痛みが復活
最悪の場合、足を曲げることすらままならなくなるこの疫病神
近くの町まで戻っても進んでも3日間、いずれにせよ歩かねばならない。

この膝となんとか完走することが大事
まわりから遅れること2時間弱 なんとか キャンプ地に到着
結局この日は絶望を背負いながら8時間の長丁場に。

でも自分が着いてからそれまで隠れていたアルパマヨが
自分を待っていたかのように、顔を出し始め夕日を浴びて赤く染まり始めた。
まだ運は尽きてない、明日も何とかやれる

そう思えた。

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12月9日 二日目


寒さで自然と日が登る前には目が覚めた。
寒いし真暗なので寝に入るのが8時頃だってのも早起きの理由の一つ。

何度もテントを出入りするのも嫌なので
早々に寝袋とエアマットを片付け外に出る。
そうこうしているとアベルたちがお茶を用意してくれていて日が昇るのをお茶を頼りに待つ。
太陽に近いだけあって日が昇り始めてしまえば体感温度はぐっと上がる。

8時半頃キャンプ場を後にし目の前にそびえる山へと進む。

実は昨日はワルカヤンに着いてから時間があったので
この山を 新種の花を探しに1、2時間ウロウロし
"もうこの山 半分登ったよ !" と自慢げに アベル に言ってたものだが

この山、なかなかのやり手で 懐が深かった。
頂上と思っていた場所はまったくもって頂上なんかじゃない。

考えてもみれば 目の前にあった滝は
ラグーナ クリコチャ から流れ出てきているのだ。
そしてその湖は標高4620m にあり、そこが今日のキャンプ地なの です。

今日は一気に 1400m標高を上げる。
苦しい1日になることが予想できた。

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ネグラ山脈を向かいに4000m上でのんびり暮す牛さん

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こんな感じでなだらかにカーブしてるので毎回ここが頂上か!と期待しては落胆

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やっと景色が変わり始めた !
断崖絶壁の先に氷河を抱いた山々が見え始める。

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ラグーナ クリコチャ の真下に位置するラグーナ アスルコチャ( Laguna Azulcocha )

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右がパトリシオ、左がアベル
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苦闘の末、6時間後にたどり着いたラグーナ クリコチャ
目の前にはサンタクルス山 6259m を筆頭にした山々。

あまりのつらさに この日初めてコカの葉を試す。
乾燥した葉を片側の頬に集め噛み締めエキスを吸収。確かに疲れが取れる。山には必須 ! !
そのお茶も高度障害などからくる頭痛にも最適とのことで毎朝晩飲まさせてもらいました。

ラグーナの水は氷河から流れ出た水だけあってうっすらと水色がかっている。
このトレックすべてに言えますが水はすべてそのまま飲めました。

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キャンプ風景
岩場が多くあまりテントを張る場所がない。 シーズン時は場所取りが大変 ?
夕暮れになると ヒョウ まじりの雨に、、奇跡的に続いた快晴も今日で終わり ?!
実は12月からこの地域は雨期に入っているのです。

それにしてもこの日の夜は寒かった ! ! ! !
昨日の反省から高機能インナー2枚重着のうえフリース
下はタイツに靴下まで履いて寝たが まだ寒さで目が覚める。
どうりで寒いと思ったら起きたらテントは凍っていた。
この日を界にダウンジャケットにマフラーも巻いて寝ることに。。。

そしてパンツとマフラー意外、全部モンベルな自分に気付きました。
先日、僕が勝手に裏サンタクルスと呼んだルート
名前があるらしく一般的には "セドロス" と呼ばれていた。
セドロス谷 (Quebrada de los Cedros) から進んで行くからである。
それから何処でトレックを終えるのかは自分次第。

一般的には
カシヤパンパ(Cashapampa) へ抜けるルート が
サンタクルス トレックのルートもほぼカバーした理想の一周コースで 10日間。
ポマバンバ (Pomabanba) へ抜けるルート が 最短の 5日間トレック+ 帰りの夜行バス移動1日。

僕はその中間を取って サンタクルス トレックのスタート地点(もしくは終点)である
バケリア (Vaqueria) で終える 8日間を予定しての出発。

12月8日 トレック初日


朝7時 GANESA のオフィス集合、どうなるか不安でしたが
ガイドとなる "アベル" と 社長さん? が既に荷物の運び出し中。
しつこく要求しただけあって食糧はかなりの量ありそうだし
今回は無事に出発できそうだ。

初日は セドロス へ入るためのスタート地点 ワルカヤン(Hualcallan) の集落を目指します。

まずはミニバスでカラスまで向かいますが バスは頻繁に出ているのでそこまでは問題なし。
そこから更に山間の集落、ワンカルゥワス (Huancarhuas) まで行き
そこから ワルカヤン までが 初日のトレックになります。

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山の斜面にある白い線が通ってきた道のり


ワンカルゥワス で アリエロ (ロバ使い) となる "パトリシオ" と "ロバさん" と"合流。
この時点でお昼過ぎ。
アベルがアリエロ になるものと思ってましたが違うようで、、、

そもそも色々と職業分類がややこしい。

アリエロ とは
ロバの所有者である "トレイルヘッド近辺の村人" が
荷物運びを主としての色々なお手伝い+道案内 (地元機関の資格要)

もう1つの職業が コシネロ
料理のやりくりを主として+道案内 (これも地元機関の資格要)
結構ここ止まりでギアの資格を持たない 準ガイド的な人が多い。
"アベルは コシネロ に属する"。

そして頂点が ギア
ようは本物のガイドなんですが 3年間専門の学校に通って資格を取って
初めてギア と名乗れる肩書で色んな知識が豊富 高給取り

道案内が出来るという点では皆同じですが
荷物運び、料理、ガイド の三つの仕事は基本的に交わらないので
事務所にいた"コシネロ"の アベル に同行を頼んだということは
すなわち別に アリエロ が同行するっていう事だったのです。

まぁどうでもいい豆知識なんですけど、、、

ワンカルゥワス よりトレック開始。
ネグラ(黒)山脈を対面に拝みながら なだらかに 標高を上げていき
3200mのワルカヤン まで約3時間の道のり。
(西に位置するネグラ山脈が太平洋からの温かい風を防ぎブランカ(白)山脈を白く保ってくれている)
日差しも幸いながら温かく 全行程の中で唯一 "苦"という言葉が浮かばない1日。

ワルカヤンは3方向が崖になった陸の孤島
見たところ20ほどの家があるだけの小さな集落です。
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そしてこの日のキャンプ地
明日登る山を目の前に、山頂の湖 ラグーナ クリコーチャ より流れ落ちてくるという
滝の麓にテントを張ります。
四つのテントがありますが黄色がマイテント、その奥がアベルと
実は同日、米人の女の子二人組もトレックを開始していて
右手二つは彼女たちと その アリエロ (パトリシオのお父さん58歳) と コシネロ のです。

これでもか! ってな位に星が見えた。 実際にこれだけの星を見ると
こんだけ星があって地球にしか生き物がいないかも知れないなんて
すげーなぁ と改めて実感してしまう。

でもこれだけの高地で雲一つない夜ってことは、、すっごい寒さで何度も目が覚める
でも目が覚めようとも寒すぎて身動き取れないのでひたすら耐えるのみ。

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