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内部監査の実施内容に関するチェックと、内部監査員が学ぶべき課題について書きましたが、これらを前提に内部監査員力量チェックリストを作成しました。そのチェック項目を書いて見ます。
規格の解釈
・ISOの規格を説明することができる
・条項を聞くと、該当する条項番号を探して示すことができる
・ISO9001/ISO14001/ISO27001/ISO22000だけではなく、ISO9004/ISO14004/ISO27002/ISO22004などのパフォーマンス系・技術系の指針も知っている。
内部監査員としての資質
・社内で見つけた不適合は、臆せず残らず報告することができる。
・監査途中で発生した監査側と、被監査側の見解の相違もちゃんと報告することができる。
・監査は、経営者への自社業務の報告だ。という意識がある。
・監査をすることが、自社へ利益をもたらすものだと思っている。
監査技法
・規格と自社システムの適合性を監査することができる。
・業務の手順を現場で監査することができる。
・場合に応じたチェックリストや質問書を作成することができる。
・監査結論を出すことができ、監査報告書を作成することができる。
・監査実施計画を作成することができる。
・監査プログラムを作成することができる。
・パフォーマンス監査・有効性の監査技法を知っている。
・パフォーマンス監査・有効性の監査技法を使う、監査実施計画を作成することができる。
・不適合を摘出することができる。
是正処置
・是正処置について、これなら処置が出来ている/出来ていない という判定をすることが可能か判断ができる。
・真の原因追求をすることができる。
・システム変更を提案することができる。
・是正処置の有効性を監査することができる。
専門分野
・方針管理のあるべき姿を知っている
・システムを阻害しない、必要最低限の文書管理を知っている。
・自社に必要な法律の知識がある。
・デジタルデータの取り扱いができる。
・自社に必要なマーケティングの知識がある。
・風通しの良い会議のあるべき形を知っている。
・マネジメントレビューのあるべき形を知っている。
・教育システムのあるべき形を知っている。
・資源管理のあるべき形を知っている。
・プロセスアプローチによる、プロセス管理を知っている。
・設計・開発の重要性を理解している。
・統計学的手法などのデータ分析のあるべき形を知っている。
・アンケート調査だけではない、顧客満足度調査のやり方を知っている。
・形骸化しない内部監査のやり方のあるべき形を知っている。
・マネジメントシステムのパフォーマンスを見ることができる。
・もぐら叩きにならない、是正処置のあるべき形を知っている。
・予防処置のあるべき形を知っている。
内部監査は規格の範囲に限定されるべきものではありません。内部監査はその会社の経営状況全般をチェックする機会です。社内で実行が決定されている事項のすべてについて、例えば財務会計にも範囲を広げて実施することで、会社の改善点を探し出し、改善していく機会を作る作業だと思います。
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