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現状調査、研究、分析手順 |
食の安全
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危害の洗い出し |
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職場では3Sとか5Sとか言って、作業環境の整備を進めます。3Sは整理・整頓・清掃、全部Sで始まる言葉、5Sはこれに清潔と習慣を加えます。食品安全ではさらに二つのSを加えて7Sと言います。つまり、洗浄と殺菌のわけですが、食品メーカーでも洗浄・殺菌がないところもあります。 |
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食品安全体制のシステム構築 構築の手順を整理すると、工程をプロセスアプローチで分析し、食品安全ハザードを洗い出し、それらのハザードを評価して判定し、ハザードの管理方法を決めて実行するということです。 ハザードの管理 このハザード管理の手順ですが、管理点の管理方法を決定し、制御点の制御方法を決定します。そしてその方法でハザードの原因を本当に除去できるのかを、客観的な証拠で評価して確認し、監視方法、監視頻度、責任者を決定します。危害発生時に即実施の処置方法を決定し、これら決めたことを実行し、それを記録し、管理方法の再評価をして、改善につなげていきます。(HACCP原則より) こうしたシステム化された管理方法は、会社と経営者を危機から守る盾となります。不二家も白い恋人も、このような方法を基盤とした管理システムがなかったことが問題だったのです。その結果、会社も経営者も危機に陥りました。 ハザード管理のシステム化 こうした管理の手順をシステム化として考えますと次のようになります。 管理・制御の方法を決定します。 ↓ その方法で良いかを証拠で確認します。 ↓ 監視の方法と発生時の対処を決定します。 ↓ 責任者を決め実行し記録し改善します。 ↓ そこには責任・基準・手順(ルール)・記録があります。 これが食品安全ハザード管理のシステム化です。 経営体系と食品安全 食品安全ハザードのシステム化された管理は、経営体系においては下部のシステムです。上部システムは何かと言いますと、企業の目的・役割から導いた経営目標達成のシステムです。 食品安全の実行は経営目標達成の基盤となるべきシステムなのです。このことを忘れると、現場だけの管理システムになってしまい、経営と乖離してしまう恐れがあります。 食品安全ハザードの管理システムは、あくまでも経営目標達成システムの基盤であるべきなのです。食品安全思想も経営思想に裏打ちされて初めて、堅固な奥行きのある揺るぎない確信となり、不動の信頼を勝ち取るものになるのです。 したがって経営思想から食品安全思想へと降りていく道筋は重要です。 経営体系から食品安全へ
すなわち、企業の役割・目的があり、そこから中期的な経営計画が策定され、その柱として食品安全の基本方針が立てられ、具体的な達成目標が設定されて、この目標の達成活動を通して食品安全体制の実現と維持が確固のものとなるということです。(つづく) |
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食品会社の不祥事が次々と報道されています。こうした不祥事は大きな損失をもたらすだけでなく、場合によっては企業を存続の危機にさらします。そんな事態にならないように、予防措置を講じておくのが経営者の責務です。そのためにも、食品安全システムの構築をおすすめしています。 |





