智弘院ブログ

千葉九十九里浜のお寺です。お題目の信心によって、心も生活も立て直し

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加持祈祷

三が日、新年のご祈祷も無事終わりましたが、節分までは、本年度のご祈祷が続きます。

 
日蓮宗のお坊さんの修行に、百日荒行というものがあります。

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正中山遠壽院(千葉県市川市)では、三代住職日久上人が元禄年間(一六八八〜一七〇四)一千日の荒行を満行し、荒行満行者に伝授する「祈祷相伝書」を著し、「荒行堂」の結界の中に参籠して修行することを制定しました。

荒行僧は剃髪し、清浄衣(しょうじょうえ)という麻の袈裟衣(僧侶の死装束)を着して毎年十一月一日に荒行堂の瑞門(ずいもん)をくぐると翌年二月十日の満行まで、一切俗界との縁を断たねばなりません。


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日々の修行日課は厳格で、午前三時の水行に始まり、深夜十一時まで一日七度の水垢離をします。
その他の時間は鬼子母神を奉安する読経堂に端座して法華経読誦三昧に入ります。
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食事は一日二食で、五分搗()き粥と味噌汁といった精進食。睡眠時間は三時間弱。
 
修行僧は水行、読経と「行」に専心し、潔斎することにより体質が改善され、声道が鍛えられ念道が開発され諸霊気との感応が強化されるのです。 

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欲望の根幹である自己の肉体を死に至らしめるに近い「行」を課すことにより、懺悔滅罪の念が自生し、神仏との感応道交(どうきょう)を実現するに至ることが、荒行修行の重要な目的です。

 
「霊気」というものにも諸段階があります。
「怪病(けびょう)」という、人々に傷害をもたらしたり、憑依をなす邪霊気(邪気)と呼ばれるものがあります。
このような邪気を退散し、教化得道せしめるための加持祈祷を修することが日蓮宗の祈祷です。
 
祈祷法具に剣形の「木剱(ぼっけん)」と呼ばれるものがあります。
「剣形」に象徴される法具は日蓮宗祈祷に留まらず、修験道、神道行法を通じて重要な意味があり、行者の念力放射という加持祈祷を修する場面において、最も多く使用されるものです。

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 この木剱は、行者擁護、衆怨退散、衆生救済の法華経の加持要文が記されていて、独特な「九字」を切りながら加持祈祷を修します。


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荒行僧の加持祈祷 



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