智弘院ブログ

千葉九十九里浜のお寺です。お題目の信心によって、心も生活も立て直し

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言葉

「人は口の中に斧を持って生まれてくる」 

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言葉
 
心のバランスが悪い、崩れているとき、
仏教では、心では立て直せないと教えています。
 
意識の調子の悪さを、意識的にコントロールはできないということです。

では、どうやってバランスを取り戻すかと言えば、「言葉」と「呼吸」を教えています。

「呼吸」は、瞑想、坐禅などで心身を調えます。
 

「言葉」は、言葉をいかに使うか、どれほど自覚的に使うか、いつ使うか、誰に使うかなど、とても注意を払うように教えます。
 
 
お釈迦さまの説かれたお経の中には
「人は口の中に斧を持って生まれてくる」
とあります。
 
言葉というのは、簡単に「人を傷つけるもの」ということです。
 
言葉はよほど気をつけない限り整いません。
言葉が整わないということは、そこに「苦しみが生じる」ことになります。


言葉には力があります。

呪術性があります。
 
言葉を整えないと、自分で自分に呪いをかけてしまい、
自分で自分の首を絞めることになります。
 
 
愚痴や文句が多くなっていませんか?
 
マイナスの言葉を使っていればマイナスな気持ちに支配され、

マイナスな気持ちであればマイナスな言葉が出てきます。
どちらが先でどちらが後という事はありませんが、時に会話の相手の気分を害してしまうことがあります。

 
「何か面白い事ないかなぁ。何をやっても面白くない」
「仕事がつまらないなぁ。正当に評価してくれない」
「それなりに美味しいとは思うけど、この値段にしたら・・」
 
 
何かにつけて文句・不平・ケチが多い人の心の内側には。
 
 

悲観的気持ちがもとで、何処に行っても、誰といても、何をしていても、物事の負の面から一面的にアプローチしてしまう人がいます。

全ての事柄は表裏一体であって、長所は短所であり、短所は長所となり得ます。
年齢と経験を重ねれば理解できてくるはずの真理に気付く事が出来ず、物事の良い面にスポットを当てて考える事が出来ない状態です。

 
 
 

幼児性がある人は、何かにつけて文句を口にして、周りから人が居なくなっていきます。頭の良い事をアピールしたく、周囲がどのように感じつつ自分の言葉を聞いているのかには考えが及びません。
「文句が多い自分を受け入れて」「優しく甘えさせて」といった、甘えの気持ちが強くて、周囲にとっては迷惑なだけです。
「与えられるべきものが与えられない」「不当に扱われている」といった、自己愛の強さと主体性の無さもあります。幼児とは自己中心性です。

 
 
 
高い自己評価がある人は、冷静に客観的に自分を評価出来ず、自分の能力や可能性、潜在能力に具体的な裏づけのない高い評価を下しています。
「自分はこんな所にいるべき人間ではない」
「世が世なら・・」
「本当の自分を理解してくれる人が居ない」
「自分の能力を引き出せない周囲に問題がある」
 

自己肯定感が未来を拓くなどと言われますが、それは限られた場合の一時的な対処として必要なこともあるでしょう。
「あってしかるべき」と考える自分に対する周囲の態度と、実際の態度のギャップに納得がいかないと、不平や不満を募らせていきます。

 
 
「ありがとう」「幸せ」「美味しい」「嬉しい」「楽しい」といった、現状満足の言葉や、他者を想う思いやりの言葉、整えられた言葉によって、連鎖反応で心身も整っていきます。
 
「口は災いのもと」
今年一年の、煩悩、愚痴をキレイにお詫びして洗い流し、良い年を迎えましょうね。

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