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前回、悪魔大元帥にとっとと問題を解決するように発破をかけられた魔王様。
珍しくやる気の魔王様はブラックファルコン領ダブリンの街で情報収集です。
ダブリンは鍛冶職人、甲冑職人がたくさん住んでいる工房都市です。
異人や亜人の類も受け入れる懐の広さを持った住みよい町と言えます。
左手の家は甲冑職人の家です。腕はあまり良くないようでお客の気配はありません。
赤い屋根の家は宿屋です。綺麗な姉さんが客引きをしています。
今も鼻の下伸ばした旅人がつかまってますね。
あ、魔王様。今日の宿はここなので宜しくです。
牛もいました。肉牛じゃなくてジャージー種っていう乳牛らしいですよ?
ホルスタインよりコクのあるミルクで作る乳製品が絶品だって言ってました。
あ、何で牛が木の実食ってるんだ?って思ってるでしょ?
これは、オレゴの木って言って、家畜が食べれる不思議な実を付けるんですよ。
色ごとに味が違って・・・赤はリンゴ、黄色はバナナ、オレンジはミカンとかとか・・・。
人間が食べても美味しいけど、お腹下しちゃうんですよね。
よく食べてお腹下して、母ちゃんに叱られたなぁ。。。
従者:「と、ダブリンで情報収集してきました。」
魔王:「うむ!ご苦労さま!」
と、従者たちが魔王様に報告を終えたその時でした。
???「みんな、ちゅ〜も〜く!!!
私は、ブラックファルコン王国第3皇子、クラウド・レ・ファルコニアである!
知っての通り、我々はクラウンナイトの卑劣なる襲撃で苦戦を強いられている!
そこで諸君らの力を貸していただきたい!我こそはと思うものは私と一緒に戦おう!!!」
それを聞いた男たちは続々とクラウド皇子の下に集まって行きます。
その中の一団が魔王様たちに話しかけて来ました。
眼帯の男:「よぉよぉ!兄ちゃん達も傭兵かい?一緒に憎きクラウンナイトを倒そうぜ!」
従者:「魔王様!クラウンナイトを倒すチャンスです!行きましょう!」
魔王:「え?・・・う、うん。」
(あれ?クラウンナイトを倒すのが目的だっけ???)
こうして、流されたしまった魔王様はクラウド皇子の下、クラウンナイト討伐軍に加わったのでした。 |
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2010年04月12日
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前回、ライオンナイトとブラックファルコンの元兵士の屍を従者にした魔王様。。。
本日もクラウンナイトの情報を得るべく、旅を続けています。。。
魔王:「と、言うわけでブラックファルコン領のダブリンという街のそばまでやってきました。」
従者:「やってきました!」
魔王:「でも、この格好だと目立つねぇ。」
従者:「目立つかも!」
魔王:「では変身しましょう!テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、早く人間になりたい〜!」
従者:「あぁ、何か混じってる;;;」
ばばぁ〜ん!
魔王:「むふふ、これでよし!」
従者:「魔王様、すご〜い♪でも、何だかヘタレっぽい顔;;;」
魔王:「え!?マジ???」
と、その時でした。
???「ちょっと、お待ちください、地獄の魔王殿。」
魔王:「あれ?悪魔大元帥じゃないか、どうしたの?」
元帥:「はい、魔王殿の耳に入れておきたいことが。。。実は魔王殿がチンタラしてる間に地獄の死者は更に増え続けています。そこで大魔王様はこれ以上死者が増え続けるようなら、私に死者の軍勢を率いて地上を地獄化せよとお命じになられました。そうすれば地獄の定員オーバーは万事解決ですから。。。」
魔王:「あ、そうなんだ?・・・ん?」
魔王:「ええええええぇ!?」
元帥:「だから早く解決してくださいね?私、人から恨まれる事したくないですよぉ。」
魔王:「わかったよ!絶対解決してみせるよ!だって、だって、地上が地獄化したら・・・」
魔王:「仕事が増えちゃうじゃないかぁ!!!」
従者:「って、そこか〜い!」 |
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