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・サムソンの強き腕を夢に見し砂漠の幕舎我が名はデリラ
・サムソンに歌いし恋は偽りと人には告げぬ月高ければ
・語りしは吾が胸の炎月照に輝う汝の瞳燃やせり
・サムソンの眠れるひまに断ちおとす力の基長き髪房
・捕らわれしサムソンに告げん真なる吾が恋歌に甦れ君
・サムソンの幻と消えし暁の砂漠に立ちて凍える吾は
・現世には戯れと聞かる真なる恋歌などは 目覚めよデリラ
・現世にサムソンあらなく冷気充つ砂漠の幕舎デリラ老いゆき
・「NON」示す神経叢を押し分けて不安のままに現在を過ぎゆく
・テレビに映る群衆に恐怖覚ゆれど未来の平穏確かめ難し
・不安というグレーのジェリーによろめきて支柱探すも両手空なり
・君もきみも不安を抱き生きいると知れど白日の闇は広がる
・手も足もこわばり萎えてゆく予感どこにでもある挫折と知れど
・行動と行動の間の空白に闇拡がりて絶壁となる
・おまえ生きろよな俺は死にたいけどセリフのごとくつぶやきて歩む
・秋の陽の透けて明るき街を行くピエロとなりぬ心覆いて
・熱に乾く頭に言葉はただの文字意味なく並ぶジグソーパズル
昨日は節分、豆を庭に撒いたので「鬼は外」だけ、[福は内」はしなかったから、今年の福は来ないかも
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