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細い黒い線を丸めながらふと思いました。
この線がこうなるまでに、どんな人がどう関わってきたんだろう?
スパイラルノートというのか、柔らかな細い金属の線で紙をまとめたノート。
買ってから、何も書かなかった。何年も机の引き出しに入ったまま。
暮れの大掃除のまねごとをして見つけました。
淡いピンクの表紙。これを自分で買ったとは思えない。
が、気まぐれに買ってしまったんだ
他の不要品と一緒に捨てることにします。
最近はゴミ出しの規則が厳しい。
できるだけ再利用するように分別しなければならない。
このノートは表紙、中身、綴じている針金に分けます。
針金の切り口は銀色に光っているから金属、
その回りを樹脂で塗装しているらしい。とすると、
どこかの鉱山で掘った鉱石を製錬して、合金にして、
針金に加工して塗装・・・。
それから綴じるのに都合のいい形に加工・・・。
考えるのが「かったるい」というのか、
気の遠くなるような行程と経てどこかの店に並んだ。
作られたノートの幾册がちゃんと使ってもらえたんだろう?
すっかり気分が落ち込んでしまいました。
捨てる不要品の山をみて、ますます落ち込みます。
今年はいろいろあったから、こんなこと考えてしまうんだ!!
でも、もしか、原発で作られている電気も?!
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