|
眼鏡とパソコン 慣れる? それとも?
「お風呂に入れなかった」
「いい匂いがしてきたけれど、どうやってご飯食べたら良いか分からなかった」
二世帯住宅で若い人と同居するようになった先輩の話を聞いて、
笑っていたのは10年以上前、だったかしら?
それがひとごとではなくなってきました。
最近は何でもどんどん進歩する。
ちょっと目をそらしている隙に、思いがけないものに変わっていてびっくり。
いつもお湯が沸いているポット。そんな道具を必要なほど、
お茶やコーヒーを飲まないのでなじみがなかった。
ところが、ちょっとした集まりで伺ったお宅で、お茶を入れるはめになって、
「さあ?困った。どこをどうすればお湯が出るの?」
日常使わないものはいいとして、困るのは身近なもの。
最近、眼鏡の度が合わなくなってレンズを新調。
パソコンも調子が悪いのをリカバリーしてもらった。
眼鏡はずいぶん以前から遠近両用の老眼鏡です。
パソコンも、新しい機種ではなく5年ほど前のもの、
リカバリーのついでに、OSを変えられる範囲で新しくしてもらいました。
どちらも見たところは使い慣れたもの。
眼鏡は、丁寧に検眼してもらい、あれこれ迷って、
結局使いやすいものを選びました。
「これがいいでしょう」
レンズを組み合わせた『お試し眼鏡』、
かけて立ち上がるって歩こうとすると、くらくら目が回る。
「ここの床、斜めなんですね」
「いや平ですよ」
それで、使いやすい眼鏡を、
距離に合わせてかけ替えることにしたのです。
遠近両用の新しい高性能のレンズに慣れるのが無理かもしれない。
パソコンは、ポインターが有能になったのか、
こちらの動きよりずっと先をやって見せてくれる。
指を使い分けると、ドラッグやスクロールが効率よくできるらしい。
高性能を外す方法を、電話で教えてもらって、
やっと、私の手になじむパソコンに戻った。
そのやり方を理解するのが、また大変だったことは、言うまでもありません。
見えすぎる眼鏡より、見えない方がいい。
気が利かないくらいのパソコンの方が安心。
そういえば、良くお願いするタクシーの運転手さんの言葉、
「年寄りはテンネンが可愛いねえ」
何かの世間話のついでに出た言葉で、何が話題だったかも忘れたけれど。
言葉が一人立ちして、思い出しては、笑ってしまう。
年寄りが使うものも、鈍い方がなじむ。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2011年01月24日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





