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お巡りさんは やさしい
けれど・・・警察官は
「困るじゃないですか! 管理室を通してくれなくければ!!」
管理人さんの大きな声がしたので、安心してドアチェーンを外しました。
ドアの外には、強面の男3人。目の前に突き出されたのは濃い色の表紙の手帳。
「Sさんですね。」
「はい」
「ご主人はるす?」
「私ですけど」
「あんた女だろ」
「女でも、私が主人です、このいえは」
管理人さんを見ると、何だかわからない顔。
「ここは、一人暮らしの女性。あんたたちだれ?」
「N警察! T県警から連絡で凶悪犯のSがここにいるというから」
だんだん声が小さく調子も弱くなったみたいでした。
「確かにこの人はSさんだけれど、なんかの間違いでしょう」
「警察手帳見せろって言うなんか、あんたはえらい! 管理人さんこれなら安心だね」
N警察署の警察官たち、訳のわからないことを言いながら帰っていきました。
面目を施した管理人さんも帰ってしばらくしてから、
原因は「あれだ!」気がつきました。
その2時間ほど前に薬屋さんで硝石を買おうとした。
外国の料理の本の「コンタン」のレシピに色よくするのには硝石を。
薬屋さんは「取り寄せるから住所氏名を書いて下さい」
そのころ、いろいろなテロがあちこちに起きていました。
薬屋さんは、火薬の材料を買いにきた人がいると、警察に通報。
気がついて一人で笑った。
ドアチェーンの効用も実感。
お巡りさんには道を教えてもらうだけでなく、お財布落として電車賃かりるとか、
いろいろお世話になって優しいというイメージ持ってたけれど、警察官は恐―い!!
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2011年10月27日
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