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モモタの大活躍? でした
メメコが遊具のてっぺんでのびのびしている姿を見て、逃げられた騒ぎを思い出した。
シルバーセンターの方に庭の草を刈ってもらった日の夕方、一匹いないのに気がついた。
メメコがいない。似たような白黒だけれど黒が少し多い雄のモモタはいるのに。
「メメコ、メメコ」と大きな声で呼んでみても、もちろん返事もない。
我が家にきて3ヶ月くらい、完全になれているわけではないので当たり前です。
でも不思議なのは、どこから、どうやって逃げたのか。
猫部屋の外は六畳くらいの広さに漁網で囲ってあるから、逃げられないはず。
他の猫たちも逃げるのではないかということも、心配になった。
少し落ちついて、ハッと気がつきました。
「草刈り機で、網が切れた!?」
やはりそうでした。
下から30センチくらいのところの網の糸が二本切れて、穴になっていました。
有り合わせの麻糸で穴は塞いだけれど、メメコどこへ行ったんだろう?
南と東は斜面になって小さな林と薮、西側にはお隣の広い芝生。
林と薮から先は低いけれど山。山へいってしまったら、帰ってこれるんだろうか?
日も暮れて夜中に近い頃、庭でモモタの鳴き声。モモタの声の間に遠くで小さな猫の声。
「えっ」
モモタが何度か鳴く、答えるように猫の声がして、だんだん近づいてくる様子。
「まさか!?」
その「まさか、」だったんです。
間もなくフェンスのところにメメコの姿が、ぼんやりあらわれました。
部屋から差す灯りが弱いけれど、白黒の模様は見えました。
そーっと猫庭の網まできて、網を頭で押して入りたい様子、が入れません。
するとモモタは、大きな声で鳴いて猫部屋に飛び込みます。
メメコはそれを追って走る。が、網にさえぎられてしまう。
思わず庭に飛び出して、「メメちゃんやー」と猫なで声で、そっと近づく。
びっくりしたメメコは、フェンスの向こうに姿を消してしまいました。
その日はそこまで、でした。
それで次の日、秘密兵器登場。
野良猫の不妊手術をすすめる愛護団体からトラップを借りました。
お腹がすいてきたタイミングで、
網囲いの外においしい餌を入れてトラップを仕掛けて、首尾よく保護できました。
でも、あの時のモモタ? ♂の本領発揮?
聞いてみても返事の代わりに大きなあくび、でなければ、横を向いて知らん顔です。
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