ある もの あるままに

たまたま そこに あったから? かしら

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一人で 立つこと

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庭の雑草が生い茂って、膝が隠れるほどになって、やっと
シルバーセンターの方がきてくれた。
申し込み順なので引っ張りだこ、お忙しかったらしい。

で、草刈り機でいっぺんにガーッと刈ってもらったのだが、
一本だけあったコスモスを、丁寧に刈り残してあった。聞くと、
「まわりは鎌を使って手で刈った」
花もついていないコスモス一本、気にかけて・・・。
見かけ通りの優しい方らしい。

まわりの支えをなくしたコスモス、心もとなく立っていました。
その晩は急に曇って、雨が振り、風も強かった。
きっと倒れているに違いないと思ったのに朝、なんと、
びくともしなかったようで、
「すっく」という詞そのままの姿で立っていました。思わず拍手喝采。

お隣の庭のコスモスは毎年楽しみです。
濃いピンクから白まで彩りもよくいっぱい咲きこぼれるので、遠くからでも、
近くで見ても楽しい。その種が一粒、飛んできてくれたらしい。
草刈りをしてもらったころが、お隣はちょうど満開でした。

それから数日して、うちのコスモスが一つ開きました。
よく見ると、その頃には草丈も伸びて、蕾も沢山ついていました。
それから次々と花が開き、今満開でしょうか。
何も草のない所にピンク一色のコスモス一本。
風に揺られても、平気で立っています。

お隣のコスモスたちはもう、ほとんどが種になりました。

鉄の犬 石の猫

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元気が出ないとき、落ち込んでいるとき、
知らないうちにテーブルに持ち出して遊んでいる2匹。
どちらも個展の会場の片隅で見つけたものです。
鉄を素材にした彫刻展と、漆の作家の作品展でした。

犬は鉄板から切り出した、一枚の平らな形を折り曲げて犬にしている。
猫はたぶん河原で拾った石に細い漆の線で耳、ひげ、尻尾、
それに目を描いて、金を入れている。

固い鉄板を切ってまげて、
犬が、シッポを振るかわいい表情を何ともよく出している。
力とデリケートな技、彫刻家が思い切り楽しんで遊んでいる心、
そのままここにあると、感じる。一緒に遊ばせてもらう。

なんと言う種類の石か知らないが、細かなでこぼこのある丸い石、
柔らかな曲線に手を当てると思いがけなく冷たくて固い。
細い筆で描かれた漆の線は、細いけれど澄み切った力が、美しい。
この猫も、作品を創る緊張から解放された作家の、
自由な遊びと、身に付いた技とのコラボレーション。

勝手な想像で。眺めて遊んでいるうちにいつも、私の心も解放されて、
のびのび広がっていることに気づくのです。

秋は 明朝?

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明朝は もう秋
みんちょう は もう あき
と 聞こえてきます。

秋らしい日、朝の目覚めにうかぶイメージです。
活字の明朝体と 西脇順三郎の「秋」の一節がシンクロナイズしています。

外国製の黄色い鉛筆、そして削りくずを燃やすにおい、
バラモンの香気につつまれます。

初めて活字というものを見たのは
機械の音で揺れている印刷所の植字室だった。

小さな棒をつまみ上げては左手の箱の中に並べていく、
その早業にまず、びっくりした。
小さな棒が活字で、棒の先端に文字がついている。
活字は文字別に箱に収まって傾斜した台に並んでいた。
ものすごい数の活字!

今の印刷物はみんな真っ平らです。昔の本は活字で印刷されていたから、
手で触るとかすかな凹凸がある。存在感が全然違います。


いまはフォントが沢山あって、それぞれが表情豊か、
当時活字は大きく分けて明朝体とゴシック体。形の美しさから
断然、明朝体が好みでした。

活字の頭についている字は、印刷されるのと左右が反対です。

ところで、あの神業に近い植字の技術、どこかで活躍しているんでしょうね。

Tさん と シロちゃん

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予約したより、ちょっと早くついたので、まだ先客がいました。
隅のソファーに座って、美容院でしか絶対に見ない雑誌めくっていると、会話が耳に入ります。
「もうすっかりお元気じゃりませんか。髪にもつやがあって・・・・」
「いいえぇ、やっぱり犬の散歩はちょっと負担なの、おかげで良い運動はできているんですけどね。」

目を上げると鏡の中の人が、にこっと笑いかけてくれました。

ケープを掛けられているので、見覚えありません。
すごくいい雰囲気、こんなお知り合いいないし、でも自然にこちらもほおがゆるみます。

美容師さんがバックスタイルを見せる手鏡を渡しながなら、こちらを振り返って
「お知り合いでしょう? Tさん」
あっと、気がつきました。犬の散歩友だち、そういえばずっとお会いしていませんでした。

「暖かくなったのに、こんなもの羽織っちゃって」
ハンガーからジャケット受け取ってこちらを見て
「お元気そうですね」
「お互いに・・・、Tさんも・・・」

美容師さんとの会話から、風邪がなおって久しぶりのカットらしいとわかっていました。
わたしも、一ヶ月ほど寝たり起きたりの後でしたから、お互い元気はつらつとは、ほど遠い。

流行のものではないシンプルなジャケットがよく似合って、何気ないショートカットも爽やかです。

次の日、いつもとは違う時間に犬の散歩をしたら、空き地の十字路でTさんに会いました。
「これがシロなの。」
おとなしそうな薄茶色のいぬが足下によりそっています。そう、若くてTさんを手こずらせていたころ、真っ白な犬でした。白い犬は年を取ると、ベージュ色になるんですね。
「犬も人も一緒に年とって、このとおり」
前日と同じ静かな笑顔でした。

このところ、街の人ごみを歩くと、ゲンキな年寄りが闊歩しています。はやりのチュニック着て、若い人と同じスタイル、顔もきれいに描いています。

メディアにもアンチエイジングの広告が溢れています。
だけどへそ曲がりで、若々しくも元気でもない私は、ちょと待て! と思います。
本当の元気ってなんだろう。何十年も人間やっていて『若々しい』と『ゲンキ』だけが自慢でいいの?

同じ年頃のTさん、本当にすてきです。

夏 好きです

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子供のとき、押し入れの中で本を読んでいて戸の間からのぞくと、
外は目がくらむように眩しくて、静かでした。
木が生い茂った明るい小川の岸、草むらの奥は暗闇で、
何かが隠れているようで、胸が躍りました。

通りかかりの家の、暗い窓の内側、どんな人が、
何を考えて暮らしているのか、分からないけれど・・・
ヨーロッパの古い石の家のの厚い壁の写真、
住む人に思いを馳せるのも、なぜか夏。

暗い室内から小さなガラス戸の外の光を描いてみました。
文字通り小さな我が家ですが、小さな窓はキッチンの窓だけです。

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