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たまたま そこに あったから? かしら

おもしろい! 体の感覚

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何人かで話していました。中にカップルが一組。
「地球の自転速度は、いつも同じではなくて変化している」
みたいな、日常的ではない話題でした。

「そうだよねえ。このごろ時間が早く過ぎるように感じるよ」
「寝るとすぐ朝になって」
カップルの夫のほうです。
「寝付きが良くて、ぐっすり寝るからよ」
と、妻が返す。

おかしくて、私は「くすっ」とわらってしまったたけれど、
話題は、最近の気候がおかしいというようなことに移ってしまいました。
 
日向でぐっすり寝ている猫をみてあの会話を思い出しました。
いっしょに頭に浮かんだのがなぜか、「暮れ六」という焼き鳥屋さん。
夕方から店開き、だから「暮れ六」だと聞いたことがあります。
 

電子辞書をみると
『夕暮れの六つ時、今の午後6時頃、季節によって異なる。酉の刻。
また、その時鳴らす鐘』。
そうか、昔は時間の長さが、季節によって違ったんだ。
 
時計をみて、「あ、もう3時。あれしなきゃ!!」
と、慌てることもなかったのかしら。
現役のパン屋さんのご主人から、
昔のお話を聞くチャンスがありました。

お父さんの代から、いや、もしかしたらその前からの古いパン屋さん。
昔は人通りの多いにぎやかな通りだったという
旧街道で、今も続いているお店。

戦争が終わって、パン屋さんが再開始めた頃の話らしい。
 
街のパン屋に修行にだされて、
毎日パン生地と格闘の日々だったそうです。

パンの発酵は、毎日お天気に作用される。
それで、熱心な仲間は。捏ねたパン生地の上に板を置き、
その上に布団を敷いて寝る。ちょうど良く膨らむと、
パン生地の力で板が跳ね上がって起こされる。

「生き物の力すごい!! パンは生きてると思った」
そうです。

発酵が進みすぎると、一度に弾力が消えて、
捏ねても、ぺしゃんこで膨らまなくなるんだそうです。
パン生地が「機」を教えてくれるんですね。
 
低い温度でじっくり発酵させるとおいしいパンになるそうです。
 
そういえば、ネットでみつけて最近毎週焼いている田舎パン。
捏ねた生地を一晩冷蔵庫でねかせます。
自分が寝る間はパン生地も寝かせておくだけ、と思っていましたが、
うちのパンが美味しいのは発酵温度のおかげなんだ。
ただの手前味噌ではなかったんだ。
 
そのパン屋さんの「あんパン」いただきました。
いい香り、あんも手作り、昔のパン屋さんの店先のあの匂いでした。
 
イメージ 1

冬の海はおもしろい。猫の目よりくるくる変わる。
さっきまで光っていたのに、もう真っ黒になった。
 
太陽の光の具合で、すぐ変わるのです。
 
うちの窓からは太平洋のカケラが見えます。
 
庭の木と低い丘の向こう、横長の細い帯。
海の上には雲がかかっていることが多い。
 
雲が横に広がって、上が広いまっ青な空。そういうときは
海は光ります。白よりも明るい光です。
水平線のすぐ上の雲明るくて、空はほとんど曇りというようなとき、
海は機嫌が悪い。暗いグレー。

研ぎすまされた刃物のようにギラッと光っているみたい。
 
地図の上で直線距離を測ったら、うちから海岸まで6キロくらいかな?
低い丘越しですが、目でははっきり見えます。
海の表情を写したくて、コンデジを持ち出しました。
 
ところが、パソコンに取り込んだら、
ご覧のとおり。海も雲も写ってません。
 
カメラの所為ではなく、使い方かもしれません。
 
上がコンデジさんの明るい海。
下が私に見える明るい海です。
イメージ 2

 ざくろ一つで、三日も遊んだ。
 
テーブルの上で、ざくろはどんどん熟して、
真っ赤になって、赤みにピンクが混ざって、なんと言うのか、
緋色を帯びて輝きは増していく、みたいに見える。
 
そのあいだ、ほとんど暇があるとザクロを描いていた。
といっても、見て遊んでいる方が長かったけれど。
 
ざくろ、グラナデン、グラナダ・・・と、連想もトンでいく。
グラナダ、スペイン、闘牛・・・
 
そうだ、この赤は女より男に似合う色かもしれない。
でも、具体的には頭にうかばないから・・・
 
何枚も描き散らして、最後のできた絵。
イメージ 1
でも、やっぱり紅は、自分で着たい。
 
           
何枚目かに描いたざくろ。
イメージ 2

こころに重いものを持って、前を見つめて歩く少年かな。


そうだ。老いてまっすぐ前を見て歩くひとには、深紅が似合う!

気づくといいね

気づくといいね 
すこし動いてる 心
 
この間の個展が終わってから出かけた太極拳のサークルに、
その前の展覧会のために作ったのに、売れ残ってしまった絵葉書を
持っていって、皆さんに使っていただくことにした。
「いいですねえ、こんな絵が描けたら。教えないんですか?」
「えっ!?」
「お教室、開いたらいいのに」
 
「絵は教えることできないんですよ。太極拳と同じ」
 
ちょっと前から気がついていたことです。
「感じること」は教えられないんだって。
一緒にやって感じるようになってもらえれば、最高。
太極拳の楊名時先生のいわれた「見とり稽古」です。
 

体をリラックスさせると、心が少し動いていることに気づく。
それが、感じている証拠なんです。
気がつけば、体がひとりでに動き始める。
小さくても動いている心をゆったりと見て、その何かを育ててあげる。
 
感じないのに動くことに慣れてしまうと、
いつも緊張して、何も感じなくなってしまう様なのです。
いい絵を描きたいと思うとつまらなくなるのは、そのためみたいです。

 
感じなければ動かない。
感じなければ描かない。
 
「そんなことしてたらなにもできないよ!」
「そうかしら?」
イメージ 1

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