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皆様、非常に不安定な天候の中、毎日お疲れ様でございます<m(__)m>
それにしても…ワタクシちぃにぃが皆様のところになかなかお邪魔もできず
その上コメントのお返しさえもできぬ有り様。
非常に心苦しいばかりですが、最近の慌ただしさに加え
今は非常に記事が書きたい衝動にかられております。
この場をお借りして、皆様に熱く御礼、そして心からのお詫びを申し上げる次第です。
このような身勝手な所業を、どうかどうかお許しください。
後ほど必ずや皆様のところへお伺いいたします<m(__)m>
さて、
ワタクシ…和道2段(高校卒業後東京の道場で取得…誰も知らん!そしてリウマチなので今はできん!)
のちぃにぃは怒っております!
なにに怒ってるって?
最近の若い者の礼を尽くさぬ姿にでござるよ。。。(俺もまだ42歳なんだけどさ…)
はあ〜
でも…これって…俺たち年長者にも責任はありますね…
そう断った上で本日は筆を進めましょう。
むか〜し昔の事じゃった〜
ちぃにぃ君はまだちぐさくんでありました。(後輩があまりいませんでしたので…)
23歳の時、師匠に光栄なるお誘いをいただき、つきじスタジオから師匠の事務所に移籍しました。
師匠は本当にアーティスト…
マジ写真の上手い、でも心の籠った写真を撮る、本当に尊敬できるアーティストです。
俺の今の写真は、師匠の影響をかなり受けています。ま!足元にもおよびませんが…
でも…俺が一番尊敬して止まない事は…
先輩への心遣いの精神でした。
ある朝、師匠はお手紙をしたためておりました。
『木村、これをH先生のスタジオへ持って行ってくれ。先生にちゃんとお渡しするんだよ。』
(H先生とは…東京オリンピックのポスターを撮った偉い有名な先生です。)
『へーい!』(丁稚さんみたい…同じようなもんか…)と僕は電車に乗ってギロッポンへ
Hスタジオにつくと…ぽ!ポルシェがある!先生いますな…
『T事務所の木村でございます〜H先生にお手紙をお届けに参りました〜』
するとH事務所のチーフSさんが『あー木村ちゃん、わるい…』と言いかけた矢先に
ずーっと奥から…『おー木村!中に入って茶でも飲んで行け!すぐに返事書くから!!』
H御大のお声が大向こうからのような感じで聞こえました。
奥のお部屋に通されて…『おーい。木村君にお茶お出しして!』
『H先生ご無沙汰いたしまして…そんな僕なんかにお茶なんて…』
『木村!どんなに若くても、後輩でも君はこの事務所のお客様なんだよ。もてなすのが当たり前だ。』
『はい!ありがとうございます。僕も心に命じます。失礼します。』
『お茶でも飲みながら、そこら辺の写真集でも見ていてくれ。今すぐに返事を書くから。』
と言われて…先生はデスクに向かわれました。。。
俺は、半ば緊張の面持ちでしたが『細江』『十文字』『奈良原』と素晴らしい大写真家の写真集に触れ
この写真集は凄いわな…高いわな…インプットインプット…なんて思いつつ…待つこと小一時間。
『木村!出来たぞ!師匠にヨロシク伝えてくれ。感銘したと!詳細は書いてあるからな。』
『はい!必ず申し伝えます。ごちそうさまでした。失礼いたします。』
そこで…ん?な!なんと驚いた…師匠への宛名が毛筆。しかも素晴らしい達筆!
うやうやしく、頭の高さまでその手紙を持ち上げ、もう一度深々と頭を下げていました。おもわず…
その姿を見て言ったのかどうかは定かではないが…先生は…
『木村!暇なときは遊びにおいで。お前さんは見どころがある!写真は下手くそだけどな…』
俺はにた〜っとしながら『ありがとうございます。嬉しいです!』とその場を辞しました。
玄関でチーフのSさんが『木村ちゃん、頑張ってね!たぶん木村ちゃんまた来るよ…』
そうなんです。。。その後、俺はブヤシーとギロッポンの間を行ったり来たりの3往復半…
その日一日がその作業だけで終わってしまいました…
これのお使いはですね…ほんの一部の事務所間であった、新人教育の一環だったのですね。
いわゆる洗礼です…
でも…最後に『木村!これ先生にお届けしたら帰っていいからな〜』
と言われたのがもう8時…ガックリ…
しか〜し!H先生にお届けしたら…
『おう!木村!飯ごちそうするから待ってて!!』
ポルシェに乗せていただき『せ!先生!い!何処へ…』
と言ってる間にピューンと着いたのが…麻布十番の叙々苑(^_-)-☆
『は!初めてッス!!』
『なーんだよ。師匠は連れて来てくれないのか?案外貧乏なんだな…』だって…
あー食ったさ食ったさ!ビックリするほど美味かったさ!!
でも、その間に心にしみるお言葉も頂いておりました。。。シッカリとネ。
『先生。僕への教えのための一日ですよね。』
『気がついたか。でもな一番の教えは何か分かるか?』
『礼には礼を尽くすですか?』
『その通り。心遣いだな。そして最後は後輩が必ず締めくくる。後輩からの返事で終わるようにな…』
『なるほど…』
『年長・年下、目上・下、先輩・後輩は関係なく礼を尽くすもの。でもな、最後は必ず下が締める。』
こうも言っておられた。。。
『お世話になった方には必ずお手紙やお電話を差し上げなさいね。ファクスはいかんぞ!』
こんなこと…今は誰も教えてくれないですね…
でも…
実はこれと同じことを実践している方が、おられました。
俺が尊敬してやまない、東京の企業の社長さんです。
久々にその精神に触れるような思いで、その方とは接しております。
そう。メールですが。必ず俺が最後に締めくくっています…
俺は今も、お世話になった方には必ずメールを差し上げます。
手紙と同じような精神で、しっかりと時間をかけて綴ります。
PC・携帯然りです。
俺はこの俺の姿が、俺の愛する後輩たちに伝わるようにメールを送っています。
本当に心からありがとうを言うことって、伝えることって嬉しいことでしょ?
メールは本心が伝わらないって言う方が多く俺の周りにはいます。
でもそれって…時間をかけて書いてないんじゃない?
時間をかけて噛み砕いてないんじゃない?行間を読んでないんじゃない?
俺が怒っているのはこんなことです。
僕は大学を出ました。私は凄いところで働いてます。最先端の業界で仕事をしています…
じゃあ俺はなんなの?
高卒ではいけませんか?小さな写真事務所で修業をして、今は小さな会社で働いて…
でも…どんな高学歴な人よりマメだよ。
礼をちゃんと尽くします。それだけは自信があります。
俺の愛する後輩のみなさん。
ほんの少しでいいからマメになろうよ…
メールをいただいたら、ちゃんと返すだけでもいいんじゃない?
このブログを見てくれている後輩の方々は本当にたくさんいます。
そのほとんどが…残念に思うのです。。。
俺は多くの愛する後輩のみなさんの直属の上司でもなければ、直属の先輩ではありません。
口酸っぱく直接お話しするつもりはありません。
ただの人生の先輩ですから。
だからブログでこの想いを公開しました。
ブログとは自由に書き込める俺の日記帳。
何か意見があるのならこのブログにコメントを入れてください。
俺の愛する後輩の中に、一握りだけ、礼を尽くせる方々がおります。
片手で数えられる程ですが…
そのほとんどが…高卒です。
中には夜のお仕事をされている方もいます。
だからこそ…僕は夜のお仕事をされている皆さんが大好きです。尊敬もしています。
仕事とはいえ、礼を尽くせること。
それが後々の自分に役立つことを知っているのです。
我慢ということを一番知っているのは、この人たちかも知れません。
中には、俺の後姿を追いかけてくれた人もいるのは分かっています。
いつも本当にありがとね<m(__)m>
日本という国には『礼』という素晴らしい精神があります。
『心尽くし』『気遣い』『心遣い』『おもてなし』…
私たちはこんな素晴らしい言葉の中で育ったはずの日本人なのです。
この素晴らしい精神や言葉を知っているだけで、損をすることが減るのではないのでしょうか?
これからの人生の礎になるはずです。
個性や感性というものは、シッカリとした人間性において発揮されるものと俺は信じています。
俺もまだまだ小童。勉強を続ける身です。
愛する後輩のみなさん!!
一緒に勉強をして行きましょう!!!
死を迎えるその時までが勉強なのです。
ちぃにぃ
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