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キックボクシング観戦です! 後楽園ホール! 『REBELS 38』
もしかしたら立嶋選手をご存知の方もいらっしゃるかもしれません・・・
そうです、あの立嶋選手です!!
未だに父も興奮する立嶋選手です!! セコンドには、今年プロデビューした息子さん・挑己(いどむ)選手の姿も。
私は立嶋選手の試合を観るのは二度目で、正直昔の試合を観たことが無いのですが、43歳になっても衰えぬ闘争心と、絶対に倒れない姿は胸を打ちます
3Rに炎出丸選手の組んでからの膝や、ローキックがさらに冴え、立嶋選手が(確か)バックブローをしようとした瞬間に右ストレートを当てダウンを奪い、
判定で炎出丸選手の勝利
リングから降りてくる父親を見つめる挑己選手の表情が印象的でした
この試合あたりから、会場の熱気はさらにヒートアップしたように感じます
*第3試合 松崎公則vs奥脇一哉*
松崎選手は39歳でREBELS-MUAYTHAIフライ級の王者になった選手
そのタイトルマッチの時に破った矢島選手のジムの後輩にあたるのがこの奥脇選手です
年齢差はなんと20歳!
矢島選手・奥脇選手の所属するはまっこムエタイジムの選手は、技術があるだけではなくパワフル!
そのパワフルな攻撃をしっかりと見、常に圧力をかけ続ける松崎選手の老獪なテクニック
タイトルマッチは5R、今回は3Rなので、松崎選手はやはり戦い方は多少違いましたが、高い技術力には変わりありません(5Rだったらまた違うものになったんだろうなと思います)
流血しながらもニコニコ戦う奥脇選手と、「もっと来いよ」と言わんばかりに笑う松崎選手・・・
「この人たち、やべえ・・・(・ω・)」
と私は思ったのでした。←
3-0で奥脇選手の勝利!
*第4試合 小笠原瑛作vsムンファン・エスジム*
小笠原選手はですね・・・華がある! 女性ファンも多い選手です(実力もしっかりある選手ですよ)
ムンファン選手は元ラジャダムナン王者という強敵。
苦戦するかと思いましたが・・・小笠原選手が想像以上に強かった!汗
どんどん洗練され、面白味と美しさを兼ね備えたファイトスタイルへとますます進化しているな〜と思いました。
小笠原選手の勝利!
*第5試合 WPMF JAPAN スーパーライト級タイトルマッチ 加藤剛士(王者)vs不可思(挑戦者)*
見てくださいこの・・・
不可思選手のギラギラとした目つき!汗
加藤選手は連敗中、不可思選手は前回の試合で逆転KO勝ち。
調子の差が出るかなと思われましたが、2R終了間際に加藤選手が左ストレートでダウンを奪う!
しかし相変わらずギラギラとした目つきですぐに立ち上がる不可思選手
3R目に不可思選手の右インローが効き始め、足が止まったところで不可思選手が右ハイでダウンを奪い返す
さらに右ストレートで加藤選手をKO!
不可思チャンピオンの誕生!
おめでとうございます!!
*第6試合(セミファイナル) ヤスユキvs大月晴明*
私はこの試合が本当に楽しみでした。 二人とも大好きなんです・・・
試合を観たことの無い私がなぜ好きになったかというと、考え方です。
二人の対談記事(ゴング格闘技10月号)を読んだのですが、「ああ、ここまで相手をリスペクトするのか」と感動したんです。
それぞれの考え方を表すような言葉を抜粋します
大月選手「自分は戦いに憎しみを入れるのは無駄なことだと考えているんです。憎しみをエネルギーに変える部分はありますが、本当に素晴らしい戦いというのはそうではない。究極の試合っていうのは、お互いに尊敬し合って殺し合うことだと思うんですよ」
読んでて震えましたね・・・
大月選手は「負けたら引退」と言ってこの試合に臨みました。
↑大月選手
↑ヤスユキ選手
大月選手は2013年に復帰した当時から「ヤスユキ選手と対戦するために復帰する」と言っていたそうです。
ちなみにヤスユキ選手も「倒されたら辞めようと思っている」と発言していました。
進退がかかった試合でしたが、観ている私の感覚としては、進退とかいう話は意識の彼方に飛んでいて
二人の選手の「やるか、やられるか」という非常に簡潔な、ですが格闘技としては崇高な試合だった、という印象です。
「爆腕」と呼ばれる大月選手のパンチの鈍い音が響きます。ヤスユキ選手の柔らかく、しかし力強い攻撃が冴えます。
「どちらかのKOで終わるな」と感じていました。
じわじわとヤスユキ選手が追い詰めていきます。
3R目、ヤスユキ選手の左ハイが当たりダウンを奪います。
舌を出し、笑顔で立つ大月選手・・・
その後ヤスユキ選手の膝蹴りがクリーンヒットし、セコンドからタオルが投げ込まれます。
大月選手は後楽園で倒れました。
試合後の2人の充実感に満ちた表情が忘れられません・・・
41歳。キャリア16年。こういう言い方は変かもしれませんが、美しく散りました。
私は泣きながらリングを去る姿を観ていました・・・
その頃ヤスユキ選手はマイクで「次は町田光、もう一回やりたいと思います」とアピール
この二人は一度対戦していて、ヤスユキ選手が勝利しています
町田選手も本当に素晴らしい選手です。実力も、キックに対する想いも。
勝ったのに指名するのは一見不思議な感じはしますが、何となくですが、他にヤスユキ選手が試合したくなる人はいないだろうな、というのが二人のファンである私の意見です。
ヤスユキvs大月戦に感動して号泣する町田選手・・・(:_;)
もちろん快諾。 絶対に観に行きたい・・・!!
*第7試合(ファイナル) 日菜太vsアンディ・サワー*
5年前、9月の後楽園ホール。シュートボクシングで対戦した2人。
開始48秒でスタンディングチョークを決められタップをし敗戦した日菜太選手。
あの時から日菜太選手の時計は止まったまま。
私は日菜太選手を応援し始めてここ数年で、その間の試合はすべて勝っています。
生で観ていて、勝つときは本当に嬉しいです! 当たり前ですが。
ですが「本当の意味での満足はしていないんじゃないか」と、心のどこかで思っていたのも事実で。
そこに来てのアンディ・サワーとの再戦。
ファンからしても「時は来た!」って感じです。
アンディ・サワー!
横を通って行ったとき、何故か怖くて震えました・・・
「もしかしたらやばいんじゃないか」って、応援する側として思ってはいけないことも思ってしまったほど。
その後日菜太選手の入場曲『晴伝説』が流れると、私は何故か号泣。汗
口を固く閉じ、凄く充実した、自信に満ち溢れた表情でお客さんたちを見てリングに向かっていく姿を見て、「もしかしたらやばいんじゃないか」という思いは消えました。
今までにないくらいの、本当に充実した表情でした。 そして、「やってくれる」と思い直しました。
元々70kg契約でしたが、サワー側の「72kgにしてほしい」という要望に応える形となった今回の試合。
「ヘタな試合をしたらもう辞めようと思っています」とインタビューで言っていた日菜太選手の仕上がりは最高。
2kgは大きいですが、事前にそこを問題視するような発言は日菜太選手からはほぼありませんでした。
1R目から驚きの連続。
今までも十分強かったですが、過去最高の動きの良さ・・・!!
距離の保ち方、一つ一つの攻撃、コンビネーション、組み立て方。全てにおいて過去最高でした。
2R目には左ハイでダウンすら奪ってしまいます。
しかし3R目、サワーの飛び膝が当たります。
立ち上がりましたが、かなり危うい場面でした。
その後何とか決定機を作らせず、終了のゴング。
勝利を確信し、ガッツポーズ。 半分泣いてるように叫んでいた日菜太選手の、今までに見たこともない「人間らしい」姿が目に焼き付いています。
そして号泣する私。苦笑
判定勝利。
ジムの会長でもあり、レベルスの代表でもある山口元気さんと。
この試合も基本的には日菜太選手が主導権を握っていたように思いますが、特に3Rは厳しい戦いを強いられたように思います。アンディ・サワーは強かった。
ですが、それ以上に日菜太選手は強かった。
技術や力云々ではない、格闘家としての総合的な強さが存分に発揮された試合でした。
最後にマイクで「今日は本当に見に来てくれてありがとうございました。格闘技、今一番盛り上がってないと思います。僕は本当にそれが悔しい。トップじゃないと食えないのは悔しいです。キックボクサーのトップは飯が食えると証明したい。REBELS、キックボクシング、いい選手がいっぱいいるんで応援に来てください」
と言っていました。
私は今の日本のキック界を牽引しているのは日菜太選手だと思っています。
実力、人気、そしてキックへの感謝の想い、キック界をよりよくしようという想い。そしてその想いを発信し、実行していく力。全てにおいてトップだと思っています。
開場後に日菜太選手にお会いし、お話しさせて頂きました。
「やれること全部やります」と言って握手をしてくださいました。
そして、勝利。
本当に格好いい選手です。
時計が再び動き出した日菜太選手の今後がとても楽しみです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
長文になりました・・・汗
ちなみに日菜太選手の試合を城戸康裕選手と佐藤嘉洋さんも観戦しておられました。なんか嬉しい私←
とにかく、
キックボクシングは本当に面白い!!
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長いっ💦!
…が、読ませる力があったからだろうか
最後まで楽しませてもらったよ
ジャーナリストになれるかもな
2015/9/18(金) 午後 11:45
> HKさん
ついつい長文になってしまいました・・・汗
そんなこと言って頂けるなんて・・・光栄です(:_;)
文章力も語彙力も足りないし、キックに関してもまだまだ勉強不足なので・・・精進します(T_T)!
2015/9/19(土) 午後 1:13