ポルトガルサーカスの千秋楽。
素晴らしい公演、夢のような時間をありがとう!
小さな娘の心にも、素敵な思い出ができたようだ。
スケートアクロバットは迫力満点。
スピード感溢れる演技の中で次々に繰り出される難しい技の数々に、思わず声をあげてしまう。
小さな円卓の上で回転するお二人。
アレクサンドルさんの安定感と、ナタリーさんのダイナミックなポージング。
技の数も多い。
コントーションのビアさんは、体の柔らかさを活かして、驚くべきポーズを決めていく。
えっ!?そこで止まれるの!?ってところで宙に浮いていたりするからすごい。
演技をしながら客席を見つめる笑顔は余裕で素敵。
ファドを聴きながらうっとりと見ていると、ポルトガルを知らない私にも郷愁のようなものが湧いてくる。
ハンドトゥハンドは、ジャックさんとテレザさんの絆のようなものが感じられ、力強さと表現力が光っていた。
特にテレザさんの顔!その表情は曲とマッチして、自分にも感情が移ってくるようだ。
要所要所、ぐうぅっ!と力の入る演技がありその踏ん張りどころの息がぴったり。
デュオリングのジェンさんとアリーナさんは、溶け合うような一体感で、美しい弧を描き続けていた。
リングの上り下りにはものすごく力が要るはずで、お二人のの肩から腕、胸筋が躍動しているのが分かる。
これもまた魅力だが、表情は涼しく優美で、見る者を魅了する。
小さい頃に憧れた、王子様とお姫様の物語を見ているようだった。
ジャグリングのレナさんは、笑顔やノリの良いかけ声で会場の雰囲気をガラリと変えてしまう、まさにショーガール。
ジャグリングのボールやクラブがどんどん増えていくことに驚くが、6本のクラブを体全体を使って軽々と操っていてさらに度肝を抜かれる。
前に後ろに横に背中に飛び交うクラブ。
レナさんはというと、空の一点を見つめているから不思議。
勘とは違うが、積み上げた経験の中で築いた勘覚のようなものがあるのだろう。
アクロバットもダイナミック!
ローラーバランスは、見る者の手に汗を握らせる項目。
とても高く不安定なステージで、まさかの倒立。
どんなに高く積み上げたローラーの上にも確実に乗っていくアレクサンドルさん。
しかもよく見ていると、乗り上げるタイミングを曲に合わせている!
頂上でポーズを決めるのもすごいが、その台から無事に降りられるのか毎回それにもハラハラさせられる。
しかしそこもシュタッ!と軽やかにやってのけるのが熟練の貫禄だ。
今回、海外アーティストのサーカスを拝見して、技の技術の素晴らしさはもちろんだが、毎日の公演を最後までやり遂げたことも、尊敬に値するものだと感じた。
9月初頭から11月末の期間中は、寒暖の差も激しく、演者さんだっていつも調子の良い日ばかりではなかったと思う。
最終公演では、その中で最後までお客さんを魅了し続けたパフォーマーの皆さんの気概に拍手を送らせていただいた。
最近、娘の発熱や口内炎、イヤイヤ期の三重苦で辛かった。
ポルトガルサーカス はそんな苦しい私と娘に楽しい時間をくれた。
私も子育て頑張ろう。
そして、ポルトガルサーカスでであったパフォーマーの皆さんのように、人に感動とか安らぎとか‥豊かな気持ちを与えられる教師でありたい。
本当にありがとう。出演者の皆さんのこれからのご健勝、ご活躍をお祈りする。

恥ずかしくて期間中演者さんに声をかけられなかった。
写真撮ってもらえばよかったなとの後悔もある。