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Erfurt
テューリンゲン州の州都。とはいっても、人口20万程度のこぢんまりとした街です。エアフルトは、私がドイツで2番目に好きな街。駅前をずっとまっすぐ歩いていくと、まず、アンガー広場という大きな広場にたどりつきます。アンガーというのは建物の名前です。博物館ですが、郵便局も入っていて便利です。そのすぐ後ろには大きなショッピングセンターがあります。そのアンガーをさらにまっすぐに行くと、旧市庁舎にたどりつきます。旧市庁舎はそれ自体が歴史ある建物で、祝祭の間は、圧巻です。この祝祭の間は、特別な行事がなければ見学も可能です。その旧市庁舎を右手へ折れると、有名なクレーマー橋になります。ここには、手工業者の店が立ち並んでいて、見て歩くだけで楽しいです。木のおもちゃやスズ細工の店、絵の店など、いろいろなものがあります。小学校の社会見学などで、ドイツ各地から見学者が多いです。美味しいココアが飲めるお店もあって、どれだけ長くいても飽きません。しかし、この端が有名なのは、この店々ではなく、裏手の小川から見たその外観の美しさにあらいます。色とりどりの家々が、古い橋の上に、少し斜めになりながら並んでいる様は、必見です。
さらに忘れてはならないのが、ドーム広場。旧市庁舎をクレーマー橋とは反対の左手に市電に沿って歩いていくと見えます。おおきな大聖堂と、セヴェリ教会が並んでいる光景には、誰もが感動するはずです(写真)。もちろん、中も見学可能です。夏は、その前の大階段に若者が大勢座って、ぼーっと景色を眺めたり、何か食べながら本を読んだり、おしゃべりしたりと自由気ままに過ごしています。この大階段に座ってエアフルトの雰囲気をのんびりと感じながらすごすのが私の夏のお気に入りです。冬は、このドーム広場にクリスマスマーケットがオープンします。それぞれの屋台の灯りに照らされながら、夜の中に浮かび上がる大聖堂とセヴェリ教会の美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。ニュルンベルクのクリスマスマーケットもいいけれど、私は、このエアフルトのクリスマスマーケットをお勧めします。
さらに、この街は、著名なスポーツ選手を輩出していることでも有名です。スピードスケートの女王で、「鉄の女」といわれたグンダ・ニーマン=シュティルネマンや、トリノ五輪チームスプリント金メダリストのサビーネ・フェルカーがこの街の出身です。さらに、サッカー・ドイツ代表のシューティングスターであるクレメンス・フリッツと彼の大親友マルコ・エンゲルハルトもエアフルトが生んだ逸材です。
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