乗務員日報

仕事したり、遊んだり、何もしなかったりした日々の記録

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ま〜た昼過ぎまで寝坊してしまったなぁ…
もう最近の休日は昼過ぎ起床がデフォになってしまった。
明日は燃えないゴミ出さないとだから、何が何でも朝起きなければ…!

さて、今日も昼からの短い時間で作業しますよ〜
本日はTRIXのICEの室内灯点灯化工事。
ヘッド・テール点灯、外観の整備ときて最後に残った室内工事、これが終われば廉価版から脱却だ!

全車施工する前にまずは1両、工法確認のために完成状態まで作業してみよう。

イメージ 1

集電化に入る前に、まずは台車の中心ピンの加工から。
ICE3の中心ピンは、TRIX製品で一般的な下からピンを差し込み床上でEリングにより固定するタイプ。
加工のために何度も付け外しをするのに面倒なので、ビス固定に改造してしまう。
これは市販3mmビスをセルフタッピングでねじ込んでしまうだけなので実に簡単。

さて、ここでchihiro式集電化改造に必要な材料をざっとリストアップ。

■KATO製中空軸車輪
■φ0.25くらいの柔らかいバネ線(燐青銅など)
■銅箔テープ

こんだけ。
バネ線はKATO、TOMIXのカプラースプリングをツメでしごいて伸ばしたやつでいい。
集電加工をしようとするような人ならまず誰でも持ってるでしょ。
GMやマイクロのスプリングも使えるが、少し硬くて走行抵抗が増えやすい。

イメージ 2

KATOの車輪は車軸長14.3mm、TRIXの14.8mmに対して短すぎてそのままではユルすぎるので、
車軸を片側0.25mmずつ外側に押し出して寸法を合わせる。
ピボット側は先端をナット等適当なもので保護、
フランジ側も0.25mm押し込んだところで止まるよう適当なスペーサーを挟み、
万力に挟んで車軸を押し出す。

数が数だけにこの万力へのセットが面倒くさくて嫌になってくる…
8個やったところで限界が来て、万力に挟まず机に立てて上から金槌で叩き出すことにした。
最初からそうすべきだったわ(ノ∀`)

なおこの工程は車軸長が合わない場合に限ったもので、GM製台車の集電加工には必要なし。

イメージ 3

さて無事にKATO製車輪になった台車を一旦床板に付けて、台車上面と床板下面の間隔を測定。
画像のICE3の例では2.5mm。
集電バネの調整をするときまでこの間隔を覚えておく。

イメージ 4

台車上面にφ0.3くらいの穴を片側2か所、計4か所あける。
台車への加工はこれだけ!
穴の間隔は広すぎず狭すぎず、適当にフィーリングで(^_^;)
で、コの字型に曲げたバネ線を上側から穴に差し込む。

イメージ 5

バネ線を奥まで差し込んでおいて、台車下面に飛び出した部分を通した穴と反対側に折り曲げる。
折り曲げる位置は先程測った台車上面と床板下面の間隔を参考に、
軸受中心高からその間隔分くらい台車下端に寄せた位置で曲げる。

これも調整でなんとかなるので適当でいいんです。
chihiro式集電化改造は何事もアバウトでいいんだ(*^。^*)

イメージ 6

バネ線がピボットの上に乗るように車輪をセット。
コの字型の部分が上に飛び出して、ここが床板下面と接触する。
コの字を指で押さえてみて、スムーズに引っ込むか確認しておく。

イメージ 7

床板には銅箔テープを細く切って貼り付け、そこに車内への配線をハンダ付け。
床板が平らな場合は配線を通す穴を開けるだけで、殆ど加工の必要がない。
平らな面がない場合はプラ板を貼って平面を作ったり、リブなど出っ張りは削り取る。

ハンダ付けは素早くやらないと当然ながら床板を溶かしてしまうぞ!
自信がない場合は先に線材をハンダ付けしてから床板に貼る方がいいでしょう。

イメージ 8

台車を床板に取付け、コの字部分が銅箔に確実に接触することを確かめる。
接触が強すぎたり弱すぎる場合はバネ線をピンセットで軽く曲げて調整する。
KATO、TOMIXのスプリングの場合はちゃんと調整すれば殆ど走行抵抗にはならない。
硬い線バネを使った場合はコの字が飛び出し過ぎて車体が持ち上がったりしやすいので注意。

納得がいくまで調整が出来たら、後は車内の配線を好きなように…

イメージ 9

こんな簡素な構造で大丈夫?と思われるかもなので、当方での採用実績の例。

左はGM京阪6000系、GM台車への施工例。
右はGM京阪10000系、沢山余っていたTOMIX旧集電タイプ車輪を用いたパターン。
TOMIX車輪の場合はピボット集電ができないのでバネ線の位置が中心ピン寄りになった。

イメージ 10

採用実績その2。
左はLIMAのET403 LHAE、今回と同じく欧州型への施工例。
右はフルスクラッチのNナロー尾小屋キハ1、こんな小さな車両でも応用可能。

他に自作の3セク気動車など数点で採用実績あり。
京阪など施工から10年以上経過しているが、特に集電に問題は起きていない。
車輛への加工が最少で集電性能にも問題なく、応用範囲も広いと自負している(^_^)

以上で集電化改造は終了、次はインテリアの表現と室内灯取付け。

イメージ 11

座席はGM製のクロスシート車に広く用いられている背もたれパーツを使用。
実車と配置は全然違うんだけど、そもそも窓配置自体が車体流用で実車と合ってないし、
それにGMストアでパーツを物色していたらこのパーツが4本300円で安かったので…

一応やる気になったらシートを1個ずつ並べられるように、
背もたれパーツは簡単に外せるように両面テープで簡易固定。

イメージ 12

室内パーツを塗装して床板に取付け。
座席はブラックの革張りとかブルーだけど、窓のスモークがきついため
本当にその色に塗ると真っ暗になってしまうので、明るめのグレーで塗装。

室内灯の取付け部分はTOMIXのLタイプになんとなく準拠して、無加工で取付け可能とした。
下回りだけ見ているとTOMIXの新幹線のような感じがする…

イメージ 13

車体を元に戻して、点灯テスト。
雰囲気はバッチリで座席配置なんてどうでもよくなる(*^д^*)
ここまで来ればKATOの外国型に迫り、もう廉価版とバカにされないでしょう。

さ、明日は残りの車両も同じように加工しよう。
車内にモーターが鎮座する食堂車が果たしてどうなるのか…

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閉じる コメント(4)

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chihiroさん、詳しいご解説ありがとうございます。
カプラースプリングを伸ばして使うとは思ってませんでした。
出来栄えも素晴らしいですね。
出来るだけ早く私も作りたいと思います。

ところで、私は、ICEにスイスで少しの区間だけ乗りました。
シュピーツからインターラーケンの間です。
ハンブルクから来た列車でした。
スイスにICEが来てるとは、列車が入ってくるまで知りませんでした。

2015/2/27(金) 午後 11:21 なべなべ 返信する

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地方在住で模型工作用の金属線もすぐには入手できず、試行錯誤の中で育っていった工法です。
耐久性にもそれなりに実績がありますので、是非作ってみて下さいね。

海外の鉄道については、何だかんだと詳しそうなことを色々書いてきましたが、実際には乗ったことはないですね(^_^;)
乗務員になって鉄道模型趣味から離れ気味になっていた時、日本型とは全く違った魅力を持った欧州型に目覚め、以来非日常的な憧れの対象としてずっと欧州型メインでやっています。
長い休暇が全くないので仕事を辞めなければ実際に乗りに行けそうにないですが、その思いがレイアウト製作の原動力になっています。

2015/2/28(土) 午前 0:12 [ chihiro ] 返信する

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はじめまして。集電方法のアイデア、素晴らしいです。廃材利用でシンプル、かつ安定性も高いようで!
早速、こちらでも試させていただきます。

2016/3/12(土) 午後 5:05 [ アイスマン ] 返信する

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アイスマンさん、はじめまして。
ご覧いただきありがとうございます。
当方の集電加工の標準となっておりまして10年以上安定動作しております、どうぞお試しください!

2016/3/12(土) 午後 10:57 [ chihiro ] 返信する

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