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安全という危険

「3歳になってもオムツが外れない」
「急に飛び出すんです」
 
人とは違う。
何か違うことを診てもらう必要がある。
 
所長さんは疑いのない目でにこやかに話していた。
診断がつけば介助員をつけられる。
3か月に1度来てくれる心理士は,何が問題なのかいい当て,課題をくれると嬉しそうに言う。
 
頑張っているけれど,何か違うんだ!と必死に目を見開いている人よりも,
これがいいんだと信じ,何も疑いのないまま目の前の〝障がい”と向き合っているクライエントの方が
作業を叶えていく道のりでは難しい。
 
クライエントは誰だろう。
所長は今の自分の作業に問題を感じていない。
母親は検査を受けてくるべき。これはここの地域の決まりだから。
たとえ母親が苦しい思いをしていても,それは所長の作業に響かないようだった。
だってそれが決まりだもん。。。と。
 
診断がつき,
介助員がつき,
もしこの子がみんなと違うと感じることが,苦しいとしても,
診断がついて学童に入れない未来さえ,
だれが責任を取るのだろう。
 
「診断がついても大丈夫!」
所長はにこやかに言っていた。
 
 
 
 

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