OTを育てる仕事

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私は作業療法学科の1年生の担任です.
たった11人の小さな学年.
初心者担任としては,いい人数だと感じる.

1年生の後期に入り,
作業療法概論の授業を2年生と合同で
ケースを持ち,その作業療法について(役割・評価・治療を)考えることを
課題としている.

1,2年生合同のグループ(5人)で,1人のクライエントの作業療法を考えていく.

昨日,それぞれのグループが考えた作業療法の発表だった.

発表した5つのグループのリハゴール,評価,方針はさまざまであった.

その後,このクライエントにとって
作業療法士は何をすべきか.
そのために何を評価していくべきかを
ディスカッションしてもらった.

作業療法を一つに統一すためではなく,
そのディスカッションのなかで,OTについて考えてほしかった.


初めに意見が飛び交ったのは2年生だった.
「その人の幸せとか・・・大切だと思う.だけど,僕たちは医療従事者.
 まずはその人の身体機能とか高次脳機能とか,その評価を進めてからの話だと思う.」

そんな話が続く中,その流れを変えたのは1年生だった.
「ずっと言えなかった.僕の勉強不足からの意見かもしれない・・・.
 でも,今回のケースでした評価は,障害や機能低下を知るものであった.
 機能を評価することは,障害や機能低下,
 その人のできないことを知るための評価にかんじる.
 
 僕は,その人を理解したい.
 その人は,その人がしたいことに現れる.だったらその人が何をしたいと願っているのか,
 その人がしたいことに向かっていくための出来ること,その可能性を理解したい.」

その1年生の意見に,話の方向が変わった.

1年生の級長
「初めての人に,しかも作業療法士って知られていない仕事の人に
 “あなたは何がしたいと願っていますか”って聞かれても,
 答えられないし,僕は答えたくない.
 まず,自己紹介というか,自分の役割を伝えることが重要だと思う.」

ほかの女の子も評価について,
「その人らしさはその人の作業が作り出す.
 その作業が何なのか,それが評価だと思う.
 まずはその人を理解すべきだと思う.
 障害者ではなく,その人を.」

その意見に続いて
「その人がしたい作業を知ること.
 その人がその作業に求める意味を知ること.
 それを叶えるために必要な要素を僕たちは理解できるはず.
 そのようそのために,今何が壁となるのか・・・
 その理解のための手段として“機能評価”があるんだと思う.」

1年生が話した言葉は
2年生の心の強いインパクトを与えていました.
その先のディスカッションの結果,
OTが知るべき機能評価は,手段の一つにすぎないと
1,2年生26人が結論を出していた.

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