本の紹介

[ リスト | 詳細 ]

書評
記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

イメージ 1

今年の最後の締めくくりにはふさわしい本だった!
今年は育児に追われて、TVやDVDよりも、寝静まった後、風呂で本ばかり読んだ一年でした。
(世間の話題に取り残された1年だった、とも言う…;)
一見、最初に旦那が読んでいるのを見て、宗教チックな本か;?と思ったけど、
立派な(心理の)学術書ぽくもあり、また、スグに自分の生き方にフィードバックできるような、為になる本です。

生命が誕生した瞬間から、乳幼児期・青年期・壮年期・老年期と、
人の人生を順に追って、基本的な心理的変化を辿る、という興味深い本。

印象に残った内容をいくつか。

「生物進化の過程として、人間にしか見られない“二足歩行”と“言葉の発達”、この革命的な出来事を赤ん坊は2歳半ごろまでの間に次々と経過するのだから、この時期ほど内容の詰まった時間は、一生に二度とない。」

「青年期には、子は親の生活曲線を追い抜き、立場が逆転し保護者のようにふるまう時期があるが、それを良好に経過すると、親子は“よき友”として、乳児期に出会った人格的な出会いをこの時期に完成させることができるかもしれない。」

「壮年期は、人間が『生み出したもの(生物学的な子に限らず自分が創ってきた何か)』に対して、困難や苦労を伴いながら、これを育て、守り、維持していく時期である。」

「老年期には、『生み出したもの』を超克せねばならない。つまり、死を迎えるにあたって、自分が過去に築いてきたものに執着せず、客観視し、突き放して行かねば安らぎは得られない。」


上二つは、
育児中の身としては、今現在革命的な日々を送る息子の一日一日を大事に過ごそうとあらためて思えた内容。
また、自分も「子」である立場としては、自分の親と良好な関係を築けているのは、自分の親の偉業なんだな、と思えた内容。

下二つは、たしかエリクソンの考え方ですが、いずれ(まもなく?)壮年期に突入するにあたって
私はまず自分が何を生み出してきたのか知ることから入るんだろうな、という感じです。
今はまだ、その日その日で精いっぱい。
でもきっと日々何かを生み出しているんでしょう。

省略したけど、学齢期や結婚や仕事や病気についても書いてあって、面白いです。
心理学には興味なさげな旦那でも面白いと言っていたので、良い本だと思います。

イメージ 1

社会の、見えにくい様々なひずみにスポットを当てて取材された記録が書かれています。

NHKで何回かに渡って放送されていたのでそっちを見た方もいるんじゃないかな。
私もちょこちょこ見てたけど、全部見切れてないので偶然図書館で見かけて借りました。

一日一日を必死でなんとか乗り切って生きなければならない貧しい生活もあれば、
異常なまでに豪華で裕福な生活も存在する、格差社会な日本。

もちろん格差があるのは、競争する経済の仕組みから仕方ないこととはいえ、
下層部の生活に陥ると、どんなに働いても、上に上がれない、抜け出せない社会構造になっている。
上層部のお金は、上層部の中だけで回って、下層部には絶対に回ってこないしくみになってる。

最低限以下の生活を抱える人たちに非があるとは限らなくて、不幸にも家族が病気になったとか
家族の誰かが借金をかかえてしまった、リストラetc…避けられない要因がきっかけで、
抜け出すことのできないギリギリ以下の生活に追い込まれてしまう。

だから自分に関係ない話ではなくて、いつでも自分の周りにそういう突然の穴は存在していて
そうなったら救われない社会のなかで暮らしているってことに、とても不安を覚えました。

この本を読んで 『 「自助努力」「自立」 が必要』 って言葉は、
上から目線の、うわべの励まし言葉だなって思いました。
努力していなくて貧しい生活から抜け出せないのではないし、
生活のために寝る間もなく労働していても全く報われていない人たちがいるのだから。

ちゃんと、お金の 「あるところ」 から、取るべきものは取って(つまり税金か?)
それが 「ないところ」 に社会保障としてきちんと回っていくようなしくみができればいいなと思います。

イメージ 1

『その日のまえに』 重松清 (文藝春秋)

久しぶりに重松さんの本を読みました。
繰り返し読みたくなる本て、好きな作家さんでも、なかなか少ないと思いますが
久々に出会えました、そういう本に。図書館で借りたんだけど、買って手元に置かなきゃだわ。

この本の、私的解釈ですが

自分の死・家族の死・友達の死…そういう「死」に向き合わなければならない人たちの物語で成り立っています。
遠い話かもしれないけど近いかもしれない話。今は想像できないかもしれないけど誰もに必ずくる、その日。
『その日』…つまり愛する人たちとお別れしなければならない日、の話です。

涙なしには読めませんが、でも決してただ悲しい・可哀想・せつない…そういう気持ちになるのではなく
「死」よりもむしろ「生」への愛おしさを強く感じさせる物語ばかりです。

印象に残ってる記述をいくつか・・・(※文面通りじゃないです)

「あななたちは間違っている。でも一番大事なことはまだ終わってないから
 間違っても間違っても、やり直せる。」

「母ちゃんは、『いる』、それだけでいい。
 母ちゃんの役目は 『いる』 ことなんだと思う。 『いる』 からこそ意味がある。」

「今どこにいる?これからどこに向かう?それだけで十分だと思っていた。
―私たちはどこからきた?
 『明日』 を断ち切られてしまって、初めてその問いのかけがえのなさに気づいた。」

一日一日がどれだけ大切なものか、朝起きて、家族に挨拶して、夜布団で寝て、また朝が始まる、
そのあたり前の、繰り返す毎日がどれほどの奇跡なのか、一番大事なことを忘れないように、
手元に置いて読み返したいと思える作品です。

暇つぶしの本たち。

イメージ 1

ちょっとした腹痛すらなく、毎日フツーに過ごし、本を読み漁ってます。

といっても、私の好きな暗めの本を今の時期に読むのもどうかな、と思うので
明るめなのとか、赤ちゃん関係のとか、話題の本を選んでみたんだけど。。。


興味深い話題を取りあげてるので、わりとよく読む(立ち読みだったけど;)
「日経Kids+」「Newsweek 0歳シリーズ」

好きな作家の「重松清」さんの本×2冊。
「カシオペアの丘で(上)」 「くちぶえ番長」

売れてるらしい「渡辺淳一」さんの本、
「鈍感力」


「日経Kids+」「Newsweek 0歳シリーズ」
 これらは、色んな研究者や学者のデータに基づいた話題が載っているので、興味深く面白いです。
 別に、データと研究結果がすべてではなく、こんな結果もあるんだ〜、くらいに読めば。
 「0歳からの教育」なんて書いてありますが、教育とはいっても、学問・知識的な教育のことではなく
 人間としての心と身体の発達という意味の内容です。
 でもね、どの記事を読んでも、途中どんなに科学的な実験を用いていても、子どもにとって良いとされる結論は
 パパ・ママから子どもへの「愛情」がもっとも大切ですよ
 って結論にたどりついてるんですよね。そりゃそうだよね。
 とにかくパパとママが仲良くして、赤ちゃんに愛情をたっぷり注いで笑いかけて毎日過ごしてあげたいよね!

★重松さんの本は、相変わらず好き。
 感動系も書くし、子供向けの和み系も書くし、ハードな暗い系も書くし、幅広い。 

「鈍感力」は…(−−;)
 すみません。。何が評価されて売れてるのか…。。(ほんとすみません;;;)
 「〜力」という言い方としては、新しい言葉だからかな。
 生真面目に生きて自分を追い詰めてしまうタイプの人にとって、鈍感力を持つことも必要よ!という発想
 なのかもしれませんが、私は生真面目に思慮深く慎重に敏感に生きてる人、好きです。(好みの問題ですね;

* * * * * * * 

さっき、あぽろが「卵チャン」だった頃の記事を読み返してたんだけど、本当にここまで良く頑張ってくれた!
(身内を褒めてすみません(^^;)
小さな小さな「凍結卵チャン」だったあぽろが、お腹の中で、長い時間をかけて「赤ちゃん」になって
この世界に産まれ出てこようとしてるんだから、ものすごい勇気が必要なんだろうねー。ドキドキしてるよね。
あぽろの決心がついたら、出てくるだろうから、その時はできるかぎり、あぽろがシンドくないように
頑張って産んであげたいです!! きっと私よりあぽろの方が何倍も勇気と頑張りがいるはず!

今はとにかく“大丈夫だからね〜!ママ絶対サポートするからね〜!”って話しかけて過ごしてます。

今(38W5D)、何も兆候がないので、予定日過ぎちゃうかなって思ってます。
もう少し変化のない報告が続いちゃうかもしれないけど、あと数週間(?!)お付き合いくださいませ〜v

開く トラックバック(1)

最近読んだ本。

イメージ 1

たぶん、どの本も有名だから、あらすじはカットして、感想だけ。(※辛口・ネタバレあります。


「手紙 / 東野圭吾」(文春文庫) 


 これは良かった。東野圭吾さんの文章はとても読みやすくて好きだな。
 “涙の…”とかいう売り文句だったけど、私はあんまり泣けなかったな。考えさせられた。
 ラストの方は感動的ではあるけれど、あまりにも切ない。
 そもそも、事件を引き起こさなければならなかったお兄ちゃんの境遇が可哀想過ぎるよ。
 犯罪を犯した者とその家族が抱えていかなければならない、一生かかっても消えないもの。
 むしろ物語のその後のことを思うと、悲しくなったなー。
 たくさん登場人物が出てくるけど、犯罪者やその家族に対する、周囲の意見、
 それぞれの立場での考えが書かれていて、印象に残ります。
 

「地下鉄に乗って / 浅田次郎」(講談社文庫)


 これ、好きな人、ごめんなさい。私は正直「???」でした。
 …私があまり大人の恋愛を理解しないからだろうか。
 この物語のベースである、過去と現在を行ったり来たりする主人公たち…なんだけども、
 最終的に(※この先ネタバレです、注意)
 ―なぜ、お兄ちゃんを救えなかったのか?
 ―なぜ、みち子は死んだのか(というか最初からいないことになったのか)?

 いえ、経緯は分かります。
 が、こういう、タイムスリップ的な物語って私の中では、一定のルールを作って欲しくて、
 「過去(結果としての現在)は絶対に変えられない」  もしくは
 「過去(結果としての現在)を変えるのなら、いいように変えて欲しい」
 ってどっちかにして欲しいんですけど、
 主人公が絶対に救いたかったお兄ちゃんは救えなくて、愛するみち子は、最初からいないことに
 なって…となると、ルールがバラバラで、結果的に踏んだり蹴ったりじゃん…と思った。
 過去を変えられなくても、過去の事実を知った自分は強くなり、未来に力強く歩き出す…とか
 過去を変えられたことにより、後悔を消し去り、未来は後悔の無いように生きていく…とか
 そういうのがいいんだけど(好みの問題か…)、この話は、
 過去に行ったが為に大切な人を2人も失う…という悲恋もの?これが悲恋ってやつなので
 しょうか…すみません、こういう良さがわからないお子様で。
 もちろん過去に行って「父親の生き様を見れた」というのが物語の核なので、これは良しとしても…。 


「GOTH / 乙一」(角川文庫)


 グロいです。このジャンルはなに?私には分類できないけど、やっぱりホラーなのかな。
 この人は発想がいつも斬新で「人間は殺される側と、殺す側にわけられる」っつって、
 「殺す側」の人間の心理について小説を書いちゃうんだからすごいよね(゚д゚;)

開く トラックバック(1)

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


.
チイ
チイ
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事