梅小路蒸気機関車館

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7月31日「そうだ 京都、行こう」[6]〜梅小路全罐大集合〜
 
7月31日に梅小路蒸気機関車館へ出撃した様子をお届けする長期大連載第6回目!
今日は梅小路蒸気機関車館に保存されている蒸気機関車を全罐一気にご紹介。
 
それぞれ色々な角度や各種パーツ、刻印など撮影をしてきたのですが、
1機ずつ紹介をしているととんでもなく時間がかかってしまいますので、1枚ずつご紹介していきます。
 

まずはパンフレットの地図から全体像を。
イメージ 1
扇形機関庫は1番線から20番線まで、転車台反対側に引込線が同じくあります。また本線側にD51、C62が展示。

まずは屋外展示の罐から紹介。
 
イメージ 2
 
【D51形1号機】
 
製造:1936(昭11)年・川崎車両
保存形態:静態保存
全長:19.5m・重量:123.0t
動輪直径:1,400mm・ボックス動輪(4軸)
最大出力:1,400ps
最高運転速度:85km/h
 
 
 

イメージ 13
 
【C62形1号機】
 
製造:1948(昭23)年・日立製作所
保存形態:静態保存
全長:21.4m・重量:145.1t
動輪直径:1,750mm・ボックス動輪(3軸)
最大出力:2,163ps
最高運転速度:100km/h
 
 
 
 
こちらの2機は、野ざらし状態で少々劣化が・・・両機ともトップナンバーだけに機関庫へ保管をしてほしいものです。
 
またこの2機の前後には、前方にDE10、後方にオハ46が留置されていました。
イメージ 22 イメージ 23

イメージ 21
【C62形2号機】
 
製造:1948(昭23)年・日立製作所
保存形態:動態保存
全長:21.6m・重量:143.0t
動輪直径:1,750mm・ボックス動輪(4軸)
最大出力:2163ps
最高運転速度:100km/h
 
やっぱりデカイ!が第一印象。ボイラーの大きさに圧倒されます。出来ればもっと近くで見たかった・・・
 
C62の横にはこいつが・・・
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トロッコ嵯峨野の牽引予備機である、
嵯峨野カラーを纏ったDE10 1156。
 
そういえばトロッコ嵯峨野も早い事で20周年。
今年は開業20周年記念の
星座HM付けて運転しているんですよね。
 
 
 

さて続きまして、扇形機関庫に展示されている罐を、1番線から順にドドッと行きますよ!
 
【1番線】
イメージ 25
 
 
【C56形160号機】
 
製造:1939(昭14)年・川崎車両
保存形態:動態保存
全長:14.3m・重量:64.6t
動輪直径:1,400mm・ボックス動輪(3軸)
最大出力:592ps
最高運転速度:75km/h
 
SL北びわこのHMを付けてお休み中。
大井川で見慣れたC56と比べると金装飾が施され、
ちょっと風格あり!?
大型の罐が多い梅小路の中では、
一際スリムに見えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【3番線】
イメージ 26
 
 
【C61形2号機】
 
製造:1948(昭23)年・三菱重工
保存形態:動態保存
全長:20.3m・重量:125.6t
動輪直径:1,750mm・ボックス動輪(3軸)
最大出力:1,777ps
最高運転速度:100km/h
 
いやー東で20号機が復活したので見比べたかったのですが、お尻を向けて機関庫の中に収まってしまってました。これは残念・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【6番線】
イメージ 3
 
【D51形200号機】
 
製造:1938(昭13)年・鉄道省浜松工場
保存形態:動態保存
全長:19.7m・重量:125.1t
動輪直径:1,400mm・ボックス動輪(4軸)
最大出力:1,573ps
最高運転速度:85km/h
 
 
 
D51は最多1115量も製造された罐だけに、それぞれ特徴があるのでこちらもじっくり見たかったのですが、
検査中の様です。蒸気溜のカバー、主連棒がはずされ、デフ補修中といった感じ。
イメージ 4イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
車籍は残っている罐ですので、是非整備をして営業線を走る姿も見てみたい!
 
【8番線】
イメージ 6
 
 
 
【C11形64号機】
 
製造:1935(昭10)年・川崎車両
保存形態:静態保存
全長:12.6m・重量:66.0t
動輪直径:1,520mm・スポーク動輪(3軸)
最大出力:783ps
最高運転速度:85km/h
 
 
大井川を始め見慣れた形式ですが、
こちらはスポーク動輪なので、
サイドの眺めはいつもよりスマートに見えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【9番線】
イメージ 7
 
 
【9600形9633号機】
 
製造:1914(大3)年・川崎造船所
保存形態:静態保存
全長:16.5m・重量:94.8t
動輪直径:1,250mm・スポーク動輪(4軸)
最大出力:980ps
最高運転速度:65km/h
 
本日のスチーム号に登板中のハチロクと共に、
こちらも大正生まれの名機であります。
 
スポーク動輪ながらも大きなカウンターウェストで、
小さな動輪がより小さく感じて、力強さよりも何だかやさしさを感じる罐でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【10番線・前】
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【B20形10号機】
 
製造:1946(昭21)年・立山重工業
保存形態:動態保存
全長:7m・重量:20.3t
動輪直径:860mm・2軸動輪
最大出力:299ps
最高運転速度:45km/h
 
 
構内作業用の小型タンク機関車。思わずトーマスを思い出してしまうような可愛らしさ。
 
今で言うモーターカー的な役割だったのでしょうが、蒸気ブレーキが採用されているのが特徴で、このブレーキ、運転か停止しかないので、停止にすると急ブレーキがかかって止まる…何とも頑固な奴かも。
 
 
 
 
 
 
 
【10番線・後】
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【1070形1080号機】
 
製造:1901(明34)年・イギリスダブス社
保存形態:静態保存
全長:11.3m・重量:48.0t
動輪直径:1,520mm・スポーク動輪(2軸)
最大出力:434ps
最高運転速度:85km/h
 
何と出ました明治生まれ!
こんな小柄なのにで85km/hも出るのだから驚き!
当時は主に東海道線を走る急行列車の牽引機として活躍したというのですから、C62等の花形特急を牽引していた罐達の大先輩にあたります。
 
でもどうしてもこのフォルムを見ると、かつて井川線を走ったいずもを思い出してしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
【14番線】
イメージ 10
 
 
【C51型239号機】
 
製造:1927(昭和2)・汽車会社
保存形態:静態保存
全長19.9m・重量113.8t
動輪直径:1,750㎜・スポーク動輪(3軸)
最高出力:1,175ps
最高速度:100㎞/h
 
 
先にご紹介をしました、お召特別展示中のC51。
いやーでもお召装飾をされているだけで、何度見ても見あきないカッコ良さが漂っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【15番線】
イメージ 11
 
 
【C58形1号機】
 
製造:1938(昭和13)・汽車会社
保存形態:静態保存
全長:18.2m・重量:100.2t
動輪直径:1,520㎜・ボックス動輪(3軸)
最高出力:1,097ps
最高速度:85㎞/h
 
 
 
お召仕様に装飾され、頭出し展示をしている
14・15番線の2機の放つオーラは、
やっぱり違っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【16番線】
イメージ 12
 
 
【D50型140号機】
 
製造:1926(大15)・日立製作所
保存形態:静態保存
全長20.0m・重量127.5t
動輪直径:1,400㎜・スポーク動輪(4軸)
最高出力:1,510ps
最高速度:75㎞/h
 
 
意外にもこちらも大正生まれ。大正後期に生まれた大型貨物輸送機関車で、ボイラー、火床を拡大したことで輸送力増強に大きく貢献。
テンダーには存在感あるリベットがあり、時代を感じさせます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【17番線】
イメージ 14
 
 
 
【D52型468号機】
 
製造:1946(昭21)・三菱重工
保存形態:静態保存
全長21.1m・重量136.8t
動輪直径:1,400㎜・ボックス動輪(4軸)
最高出力:1,949ps
最高速度:85㎞/h
 
 
C62が旅客用最大機関車であれば、こちらは貨物用最大機関車であるだけに、いつみてもその大きさに圧倒されます。前端梁ギリギリまで煙室扉が来ているので、個人的にはD52の方が大きく感じてしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【18番線】
イメージ 15
 
 
 
【C59型164号機】
 
製造:1946(昭21)・日立製作所
保存形態:静態保存
全長21.5m・重量134.6t
動輪直径:1,750㎜・ボックス動輪(3軸)
最高出力:1,702ps
最高速度:100㎞/h
 
 
ボイラーがスマートなので大きさを感じないが、C62に次ぐ長さがある。全体的にスタイルがよく、C57が貴婦人であれば宛らこちらは公侯伯子男といった雰囲気に見えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【19番線】
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【C53型45号機】
 
製造:1928(昭3)・汽車製造
保存形態:静態保存
全長20.6m・重量132.2t
動輪直径:1,750㎜・スポーク動輪(3軸)
最高出力:1,556ps
最高速度:100㎞/h
 
 
C53は梅小路だけに現存している罐。
顔つきは他の罐達と比べるとちょっと雰囲気が違います。
 
C53は国内で唯一、左右対称のシリンダーの他に中央にもう一つシリンダーを持つなかなか珍しいタイプの罐です。
 
世界的な流線型ブームに乗って奇抜な流線型フォルムに試験的に改造されたのもこのC53の43号機でした。
 
 
 
【20番線】
イメージ 17 
 
 
【C55型1号機】
 
製造:1935(昭10)・川崎車両
保存形態:静態保存
全長20.3m・重量113.0t
動輪直径:1,750㎜・スポーク動輪(3軸)
最高出力:1,211ps
最高速度:100㎞/h
 
パッと正面だけ見るとC56と見間違えそうな雰囲気ですが、サイドを見るとC56よりも6m長いボディはまったくの別物と、見方によって雰囲気が違います。
 
長年にわたり北海道で活躍していた罐だけに、
煙突とデフの間につらら切りが今もなおしっかりと健在でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ということで、山口遠征中のC57とスチーム号のハチロクを除いて、全17機一気にご紹介しました。
各機のデータを確認しながらの記事はなかなか疲れますね。コメント書く余裕すら無くなっちゃいましたよ・・・。
 
そういえば扇形機関庫の横には今や懐かしくなった50系客車がいますのでこちらも。
イメージ 18イメージ 19
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すっかり色落ちしてしまって面影を残すと言った感じになってしまっていますが、
こちらのオハフ50 68(昭53新潟鉄工所製)は客車休憩室として車内が開放されています。
 
車内には、家庭用クーラーが複数台設置されていて、ちょっと異様な光景。
外側も機関庫の建物でわかりずらくなっていますが、室外機が車両横に並んでいるのはちょっと驚きます。
 
さて忘れちゃいけないもう1機。
イメージ 20
 
 
 
 
 
【C11型324号機】
 
こちらは、資料展示館(旧二条駅舎)内に
カットモデルとしてキャブ以降が展示されている。
 
運転席の展示用に置かれているのですが、
機器を操作すると汽笛やドラフトの音流れ、
運転士の気分が味わえるようになっています。
 
その形は一部のみですが、
梅小路20機目の保存機です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
ということで足早に紹介してきたんで、本当に全部載せただけって感じですが、ご勘弁下さい。
これだけの数の蒸気機関車があると、細かく見てると時間がいくらあっても足りないですしね。
 
さて梅小路蒸気機関車館の模様はこの辺で終わりにして、
この後は嵐電を撮影に行きましたので、明日からは嵐電撮影の模様をお伝えします。
まだまだ続く京都シリーズ、お付き合いよろしくお願いします。
 

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7月31日「そうだ 京都、行こう」[5]〜大正生まれの現役選手〜
 
3日間ほど少々体調崩して更新が滞ってしまいましたが・・・今日から再開!
中度の熱中症ってやつですかね・・・次分は大丈夫なんて思っていたけど過信は禁物ですね。
 
さて7月31日に梅小路蒸気機関車館へ出撃した様子をお届けする長期大連載第5回目、
今日は梅小路蒸気機関車館の人気アトラクション「SLスチーム号」の模様をお伝えします!
 

【梅小路蒸気機関車館・SLスチーム号】
 
7月31日今日の当番機は・・・
イメージ 1
8620形8630号機
 
1914(大正3)年・汽車製造 製造
動態保存
全長16.7m・重量75.9t
動輪直径1,600㎜・スポーク動輪(3軸)
最高出力759ps・最高速度90㎞/h
 
大正時代に日本で初めて本格的に量産された旅客用蒸気機関車。愛称「ハチロク」として親しまれた。
 
1914(大正3)年に製造され、1929(昭和4)年までの間に687両(樺太向け15両含む)が製造された。貨客万能機関車で、8630号機は常陸大子、水戸機関区など関東地方で活躍した。1970(昭和45)年まで第一線で活躍し、最後の2年間は弘前機関区に転属し五能線を走った。総走行距離は412万キロ。
 
8620形は全国各地に静態保存されているが、動態保存をされている同形式は、本機とJR九州「SL人吉」号で活躍する58654の2機のみ。
 
現在8630号機は営業線運行は行えないが、館内の展示走行線を「SLスチーム号」の牽引機として今もなお活躍中。
 

 
さてSLスチーム号の運行は、1回目/11:00、2回目/13:30、3回目/15:30と案内がありますが・・・只今10:40過ぎ。
何やら先程から汽笛の鳴る音が・・・展示走行線へ行ってみると、すでに運転が始まっているじゃないですか!
 
イメージ 17
目の前にやってきた8630。快晴で気温も高め、わずか往復1kmの距離ですから、煙も出ずにこんなもんでしょう。
短い距離を展示走行ですからスカ覚悟でしたので、動いているのを見るだけで満足。
 
イメージ 18
細身のボイラーにスポーク動輪となかなかスマートできれいなシルエットです。
ここ最近よく見ていたD51、C61などの大型パワフル機とは違って、スリムに仕事をこなしそうな雰囲気です。
 
さてスチーム号に使われる車両は、こちら。
イメージ 19
なんとも蒸気とは不釣り合いな可愛らしいトロッコ客車2両です。
テーマパークのアトラクションとしては、これでも良いのかもしれませんが、
個人的にはトラとかトキの改造車でなければレトロ調ぐらいの方が良いのになぁと思うんですがね。
 
展示走行線のホームと転車台の間には、蒸気には定番のアイテムも。
イメージ 20
腕木式信号機は、蒸気保存のお決まりアイテムですね。
 
キャブにつくナンバープレート。
イメージ 21
「8630」4個の数字が何ともシンプル。
製造銘板も「大3 汽車」とその後の蒸気に比べるとわからないぐらい控え目です。
大正3年生まれというと、今年で97歳!営業線は走れないとはいえ、今もなお現役とは恐れ入ります。
 

早々ちょっと数字に関してのへぇ〜な話。
このハチロクこと8620形のナンバーは、80進法で繰り上がる数字の付け方をしています。
8620形の8630だから10番目に出来た!と思うのは×。
8620が1号機として始まり、80番目が8699、81番目が18620となります。
ですので8620形の製造順を計算するには・・・(万の位の数字×80)+(下2けたの数字-20)+1でわかります。
ということで「8630」は、(0×80)+(30-20)+1=11ということで11番目に製造された事がわかります。
8630じゃ数字も小さいのでこんな計算しなくてもわかるかもしれませんがね。
ちなみにJR九州「SL人吉」で活躍する同型機「58654」ではこうなります。
(5×80)+(54-20)+1=435 決して554番目でも534番目でもなく、435両目に製造された事になります。

 
さて話を戻して・・・8630にはボイラーの上、蒸気だめと砂箱の間に鐘がついています。
イメージ 22
この鐘は梅小路に来てから付けられたもので、8630特有の装備です。
SLスチーム号が発車する際には、カーン!カーン!と鐘の音を響かせた後、汽笛を鳴らして出発します。
 
さて1回の運転で1往復で終わりなのかと思っていたら・・・再び客車へお客さんが乗車。
どうやら1回の運転で3往復ずつ運転の様です。3回しかチャンスがないと思っていた私には何ともラッキー!
 
ということで「カーン」「カーン」とアメリカの森林鉄道でも思わせるような鐘の音が鳴り、汽笛が響き渡ります。
イメージ 23
白飛びしちゃって汽笛わかりずらいですが、機関士さんが両手で引く姿でご理解下さい。
 
まずはバックで展示走行線を梅小路公園の方へ走って行きます。
イメージ 2
 
さて梅小路公園の方から汽笛が聞こえ、こちらに向かて戻ってきます。
実は先程ご一緒した同業者さんから機関士さんへちょっとリクエストをしておいたので楽しみに待っていると…
イメージ 3
1回目とは全然違う!!煙をモクモクとドレインも豪快に、迫力満点の登場です!!
実は、先程はこのカーブでドレインが切られてしまったので、もう少し手前までお願いしますと頼んでいたのに、
ファンの心を熟知した機関士さんの大サービスで、煙も盛大に出してくれました。
 
イメージ 4
97歳迫力の走行です!梅小路でこの迫力に会えるとは思っていなかったので感激。
機関士さんファン心理がわかってますねぇ〜というよりは、あんたも好きねぇ〜って感じでしょうか。
 
イメージ 5
停車位置に来るまでしっかりと煙を吐いてやってきてくれました。
 
イメージ 6
青空に黒煙が立ち上り何とも雰囲気は最高です。キャブから出てきた機関士さんのどや顔にお礼を言って。
ファンに笑顔で答えてくれる機関士さんがとっても素敵ですね。
 

あとは、扇形機関庫に休む保存機達を撮影しながら、ちょこちょことハチロクの様子も納めてきました。
 
イメージ 7
 
一仕事終えて、機関士さんとハチロクは何をこっそり話しているのでしょうか・・・
イメージ 8
 
まだまだ初期の罐。D51やC61に比べるとクロスヘッドも小ぶりな造り。
イメージ 9
スポーク動輪でスマートに見える足回り。シンプルですっきりしています。
 
ビックエンド、リターンクランクにしっかりと刻まれた8630の刻印。
イメージ 10
 
扇形機関庫前の転車台からハチロクを望む。
イメージ 11
SLスチーム号は15:30の最終運転が終わると、石炭と水の補給のため転車台に乗る姿が見られます。
 
午後の走行では、線路際の黄色い花を入れて・・・
イメージ 12
 
雲が多かった空も、午後になるときれいな青空になりました。
イメージ 13
 
ハチロクのテンダー側。
イメージ 14
ナンバープレートの下、「450立法呎」ってこのプレートも時代を感じさせますね。
 
京都らしいものを狙って、東寺の五重塔を強引に入れてみたのですが・・・
イメージ 15
ちょっと流れちゃいました・・・雰囲気で撮ったのでまぁ良しとしましょう。
 
さて最後に赤い花と・・・
イメージ 16
丈の低い百日紅がきれいに咲き誇っていたので、ハチロクのお顔と一緒に。
上手い事HMも隠れてくれて良かった。
 

 
ということで第5回目SLスチーム号の様子はこれにて終了です。
明日は梅小路の保存機を全罐一気にご紹介します。
 

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7月31日「そうだ 京都、行こう」[4]〜梅小路・お召を訪ねて〜
 
7月31日に梅小路蒸気機関車館へ出撃した様子をお届けする長期大連載第4回目!
いよいよ梅小路蒸気機関車館の模様をお伝えする時がやってきました!
 
京都駅を10:17に出発して、車窓左手に梅小路を眺めながらわずか3分で丹波口駅到着です。
ここからは10分強徒歩で京都方へ戻って行きます・・・
 

【梅小路蒸気機関車館】
 
さぁいよいよやってきました。初梅小路!
イメージ 1
入場口は何とも趣のある旧二条駅駅舎。
1904(明治37)年に京都鉄道によって建設されたこの駅舎は、現役時代は日本最古の木造駅舎と言われてました。
1996(平成8)年に嵯峨野線が高架化されたことで駅舎の役目を終えて、翌年梅小路蒸気機関車館に移設をされました。本来の役目は失ったとはいえ、蒸気の世界に踏み込む入口としては雰囲気も最高です。
イメージ 9
 
入口横には大きな動輪がどっしりと構えています。
イメージ 20
C57 88の動輪です。しっかりと磨かれていてかなりきれいです。ただ、C57 88のものである案内はなし。
横にある案内板には…「碑文 鉄道100年にわたる蒸気機関車の栄光をたたえ ここに その雄姿を永く保存する。 昭和47年10月10日 日本国有鉄道」と記されています。
 
屋根を見上げると…立派な鬼瓦が。
イメージ 23
鬼瓦の中央に記された紋は、京都鉄道の社紋。その下には懸魚もつるされ時代を感じさせる造りです。
 
駅舎館内側は・・・
イメージ 24
何とも趣のある造り。この横に輸入してきた小型の蒸気機関車が今にも到着しそうな雰囲気です。
 

 
さて今回梅小路を訪問するきっかけとなったのはこちら。
イメージ 25
「お召列車の今昔」という企画展が開催されているのです。
この資料展は11月まで開催をされていますが、お召仕様に装飾されたC51とC58が頭出し展示されるのが、
訪問日の7月31日までということで、急遽京都を目指したわけです。
 
※最新情報
C51239とC581の頭出し展示が好評だったため、8月12日(金)〜16日(火)のお盆期間にも頭出し展示が行われることになりました。
 
旧二条駅駅舎の資料館内には、普段は非公開となっている資料や、E655に至るまでのお召列車の移り変わり、実際にお召列車に乗務した機関士や機関助士から聞き取った運転にまつわるエピソード等が公開されています。
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また天皇皇后両陛下が鉄道を利用して行幸される際の「貴賓室」についても紹介されるとともに、
その様子も館内に再現をされています。
イメージ 27
資料館の建物自体が趣のある歴史価値のある建物ですので、再現というより本物という感じさえしてしまいます。
 

 
イメージ 2
さてお待ちかねのお召機に会いに扇形機関庫へ向かいます。
 
まずは蒸気がここにいた証ともいえる扇形車庫に残る煙突を入れて。
イメージ 3
 
イメージ 4
14・15番線に並べられた2機のお召機。回りに蒸気はたくさんありますが、この2機だけでも満足です。
本当にお召列車の牽引をした事があるのは左のC51ですが、豪華なC58の装飾を見ると、
さながらC58本務機、C51予備機とさえ見えてしまいますね。
 
イメージ 5
 
C51型239号機
1927(昭和2)・汽車会社製造
静態保存
全長19.9m・重量113.8t
動輪直径1,750㎜・スポーク動輪(3軸)
最高出力1,175ps・最高速度100㎞/h
 
 
1919(大正8)年から1928(昭和3)年までに、289両が製造された中型旅客用蒸気機関車。
 
高速運転の為に大型の、1750㎜の動輪を初めて採用。以後大型蒸気機関車の標準となった。
 
給水温め器を煙突の後ろに乗せているのが珍しい。
 
239号機は1930(昭和5)年に運転開始された、「特急燕」の牽引や、お召列車を104回も牽引した実績があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
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C58型1号機
1938(昭和13)・汽車会社製造
静態保存
全長18.2m・重量100.2t
動輪直径1,520㎜・ボックス動輪(3軸)
最高出力1,097ps・最高速度85㎞/h
 
 
1938(昭和13)年から1947(昭和22)年までに、427両が製造された中型旅客・貨物兼用蒸気機関車。主にローカル線の主役として活躍。
 
1号機は1950(昭和25)年から約20年間にわたり、北海道北見区に配属され、石北本線を中心に準急などを牽引して活躍。北国での実績が長かった事もあり、寒冷地仕様で密閉式キャブとなっている。
 
梅小路機関区所属後は「SLやまぐち」の牽引にもあたった。
 
総走行距離は206万キロにおよぶ。
 
通常時も正面に菊の紋章、煙室扉の飾りハンドル、除煙板に鳳凰の装飾が施されています。
 
 
なお両機とも国旗の装着は今回の企画展の為の特別仕様です。
 
2機の紹介はこの辺に、あとはいろんな角度から日本最高の格式を備えた「お召牽引機」を眺めます。
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装飾を施し、国旗を掲げている姿は、何処から見てもカッコイイです。
 
到着当初は空に雲が多かったのですが、次第に青い空が見えだしました。
イメージ 8 イメージ 10
 
今回の頭出し展示ですが、国旗を付けた状態で2機を並べ、扇形車庫から5m前進させた状態というのは、
梅小路蒸気機関車館としては、初めての展示方法だそうです。
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これで煙が上がっていたらあたかもこれから出庫です!と言わんがばかりです。
 
なかなか難しい国旗の撮影。弱い風に時折なびくその瞬間を、ファインダーをのぞきながら必死に待ち構えます。
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お召当番104回を誇るC51。ランボードにも金色に輝く装飾が施されています。
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扇形機関庫内の一角にある展望台の上から。
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たくさんの蒸気機関車が並ぶ中でも、お召仕様のその存在感はやっぱり違います。
 
続いて機関庫内から・・・まずはC51の側面。
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大きなスポーク動輪が何ともカッコイイ!
 
ランボードに取り付けられた金の手摺もお召機の証ですね。
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ランボードの装飾に国旗を入れて撮るのが、これも風との我慢比べで大変だったぁ。
 
こちらはC58。C51と間にスペースがなかったのでちょっと無理やり感がありますが・・・
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堂々たる2機のお召機を機関庫の中から・・・
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いざ!出陣!と言わんがばかりに、なかなかの迫力です。
 
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今にもデフから飛び出して大空にはばたきそうな立派な鳳凰。
 
お召機を撮ってはスチーム号へ。またお召機を撮っては他の罐へ。
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あちらこちらと撮影をして行くたび、午後になるほど空を覆っていた雲が晴れて、青空が見えてきました。
 
お帰り前の最後のワンショット!
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入道雲が現れ出した真っ青な空の下、2機のお召機は堂々たる姿を来館者に見せ続けていました!
 

 
ということで梅小路蒸気機関車館の第1回目の紹介は、
現役当時のような迫力あるお召仕様の蒸気機関車2機の「頭だし展示」をご紹介しました。
 
格式高いお召列車牽引機として展示されるその姿は、煙を吐いていなくても迫力満点!
この展示は蒸気ファンならば一見の価値ありですよ!見逃した方はお盆期間の再展示をお見逃しなく!!
 
さて次回は、梅小路蒸気機関車館の名物イベント「スチーム号」の様子をお届けします。
但し明日は山梨へ毎年恒例の「桃狩り」に出かけますので、更新お休みです。
明後日7日(日)から京都シリーズ再開です。
 

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