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とってもお寒いタイトルが続きますが・・・もう少々お付き合いお願いします。
阿下喜についた私を待っていたのは、何とも興味深い1両の車両。
まったくノーマークでしたのでちょっと驚きの出会いでした。
まずはそんな出会いから、復路の様子をお届けします。
改札を抜け車輛のもとへ向かおうとした私の目に飛び込んできたのは、
何とも可愛らしいミニサイズの転車台、そして軽便鉄道博物館の文字。
なんとその昔阿下喜駅で使用されていた昭和3年製の軽便鉄道用転車台だそうです。
駅のリニュアル工事の際にこの場所に移設、保存となったそうです。
226と名乗るこの車両。
特に説明板もないのですが、サイズからしても元北勢線の車輛であろう・・・
っと帰って来て調べてみると、今から80年前の1931(昭和6)年に
阿下喜まで電化開業した際の1番列車として阿下喜へやってきた車両だそうです。
そんなメモリアルな車両が保存されているなんて素敵なことですね!
リベット打ちの側面が昭和初期の香をプンプン漂わせます。
お決まりの腕木式信号機も一緒に保存されていました。
そして側面に変則的に3カ所ある一番阿下喜寄りの扉には「荷物室」の文字。
何とも時代を感じさせる車輛の造りですね。
そして、箱根登山で三線軌条は見たことあるが・・・ なんとここは4線軌条! 226が乗る中央は北勢線と同じ762mm。
そして両サイドはその半分の381mmで、1周381mの「15インチ北勢軽便鉄道」と名乗り、
博物館開館日に、北勢線の車両と同じデザインの小さな車両を走らすそうです。
毎月第一、第三日曜日に開館となるこの「軽便鉄道博物館」
今回は外からチラリとしか見られませんでしたが、何とも興味深い施設でした。
今度は開館しているときに行ってみたいですね!
さてそろそろお帰りの時間も近づいてきました。
真っ暗闇の中から2筋の光の道を照らしながら列車がやってきました。
到着時に撮影した花たちからコスモスをピックアップして。
すっかり夜の帳が下りた阿下喜駅をまもなく出発します。
134に乗車すると入口の上にはコスモスの写真が。
そして網棚の上も、車内いっぱいにきれいな写真たち。そして所々に花たちも。
小さな電車に乗ってきれいな花たちの絵を見る。何だか心あったまります。
さて列車は東員駅に到着。
ここでは10分弱交換列車の到着待ちです。
外は寒くなってきたこの季節、一旦列車のドはは閉じられ、
乗降があるたびに運転士さんが親切にドアを手動開閉してくれていました。
田園地帯の真っ暗闇から交換の173列車が眩しく足元を照らしながらやってきました。
東員を出発してわずか数分。穴太駅に到着です。
闇の中を明るく照らしながら、小さな電車は走り去って行きました。
これにて私の撮影の旅も終了です。
茅ヶ崎までの350kmの帰路につきました。
2011年11月14日 三岐鉄道・北勢線 阿下喜-穴太間乗り鉄
(1-5)阿下喜駅「軽便鉄道博物館」 (6)阿下喜駅に入線する163列車
(7/8)阿下喜駅172列車[276-135-134] (9/10)172列車クハ130形134車内
(11/12)東員駅172列車 (13)東員駅に入線する交換173列車 (14/15)穴太駅172列車
最後に私ごとですが、今後のブログの予定を。
明日12/1は出発準備のため更新お休みします。
12/2は仕事を午前で切り上げ、青い電車に乗って旅に出ます。
12/3・4は遠くでSL(動態と静態)を撮影してきます。
さてどこへ行くのでしょうか?予想してみてくださいね(笑)
そんなわけで記事の更新は数日お休みします。
現地レポは出来る限り発信したいと思っています。
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三岐鉄道・北勢線
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寒いタイトルからのスタートですが・・・この旅の最後はやはり乗り鉄で締めてきました。
往路、復路2編に渡ってその模様をお伝えします。
本当は西桑名から阿下喜までの全区間を乗り潰したかったのですが、
この後約350kmの帰路が待っているので時間的な制約もあり、
今回は途中駅の穴太-阿下喜間の乗り鉄をしてきました。
そして何とも嬉しいことに三岐鉄道では環境対策の一環でパーク&ライドを推奨していますので、
駅に電車利用者用の駐車場が充実しているのです。
その数北勢線13駅中9駅。何と約7割の駅に駐車場があるのです。
(ちなみに三岐線は15駅中13駅という驚きの数)
しかも数台ちょっと停める程度でなく、街中の中堅スーパーの様に数十台余裕の広さばかりです。
中でも大泉駅は駐車台数140台と驚きの広さです。
まあそんなわけで、2日間で600km以上共にしてきた愛車を穴太駅の駐車場に置き、
ナローゲージを体験に出発です。
モダンな造りの穴太駅。
2004年から行われた活性化・リニューアル事業の恩恵でどの駅もきれいな駅ばかりです。
ローカル派としてはちょっと残念ですがね。
穴太から阿下喜を目指すのですが、直接行くのも勿体ないので、
まずは楚原行に乗り、楚原で後続の阿下喜行きに乗り換えます。
まずはかぶりつきで楚原を目指します。
狭い線路にちょっと背の低い信号設備。
何だか見ていると設備が異常にデカイ錯覚に陥りました。
最初に乗車した271は両側1列のバスの様な車内。
まずは楚原駅に到着。
小さな車体に乗ったパンタは妙に大きく感じます。
車両と同じぐらい大きく上がっているのがビックリ!
170cmの私でも頭をかがめるドア口。
背の高い乗務員さんだとちょっと窮屈そう。
まもなくして西桑名行460列車として出発です。
構内踏切脇のキバナコスモスと列車を見送ります。
駅を出ると33‰の急降下、そしてカーブへ・・・
何だか遊園地の遊具みたい。
すっかり陽が落ちかけてきたところで、阿下喜行きの後続列車が到着。
阿下喜からの162列車の到着を待って出発です。
ヘッドライトが狭い鉄路を黄金色に照らしだしながらやってきました。
近代化の進んだ北勢線の車両たち。
小さな車輛の屋根の上には限界がありますから、車両端部にはいろんな機器が乗っています。
ちょっと雲の多い一日でしたが、最後には鈴鹿山脈の山々をシルエットに
きれいな夕焼け空が車窓に広がっていました。
北勢線の終着駅阿下喜に到着。
ホームにあったコスモスやらきれいな花たちと一緒に。
さて1本後の列車で折り返すまでどうしようかと思っていると・・・
何やら線路脇にたたずむ1両の車両が!
これはチェックせずにはいられませんね!!≪復路編に続く≫
2011年11月14日 三岐鉄道・北勢線 穴太-楚原-阿下喜間乗車
(1)穴太駅駅舎 (2)461列車車内より大泉-楚原間 (3)クモハ270形271車内
(4/5/6)楚原駅461列車[271-201-101-202] (7/8/9)楚原駅461列車折返し460列車
(10)楚原駅161列車[273-142-136-141] (11)楚原駅161列車交換162列車[271-146-171]
(12/13)161列車楚原-麻生田間車内から (14/15/16)阿下喜駅到着161列車
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三岐線の撮影を終えた後は、三岐鉄道へやってきたもう一つの目的北勢線への撮影に。
もちろん初ナローゲージを体験しに行く為です!
一般旅客を扱っているナローゲージの路線は、
近鉄内部・八王子線、黒部渓谷鉄道とここ三岐鉄道北勢線の3路線のみ。
そしてこの北勢線には大変貴重な橋梁も現役で活躍していますので、そちらの撮影もご一緒に!
三岐線の撮影に向かう途中に渡った踏切。
ちょうど列車が来る時刻だったのでちょっと立ち寄り。
渡った踏切の短さにも驚いたけれど、
線路を見た瞬間出てきた言葉は・・・やっぱり「ちっちゃっ!」でした。
幅の狭い線路にちょこんと乗っているようで、
何だかホームからちょんっと押したら転がっちゃいそうな感じです(笑)
ワンマン運転の運転士さんも頭をかがめて乗りこむ小ささ。
その何とも小さく可愛らしい北勢線の楚原-麻生田間には、
大正5年に竣工された2つのコンクリートブロックアーチ橋が今もなお現役で活躍しています。
そしてこの2つの橋は平成21年度土木学会推奨土木遺産に認定をされました。 そんな撮影ポイントとしても有名な「めがね橋」と「ねじり橋」をご紹介。
三連式のアーチが撮っても美しい「めがね橋」
めがね橋の回りはすすきがいっぱい!
夕陽を浴びてすすきも列車も眩しく輝いていました。
めがね橋とねじり橋の間の築堤を行く列車。
スカーっと晴れているとコントラストがきれいそう!
この日はちょっといまいちな空模様でした・・・。
正面の細さだけでなく、サイドも長短入り混じった何とも可愛らしい北勢線の車輛。
西日を浴びながらねじり橋へ向かう列車。
橋というにはちょっと小さい印象もありますが、
「ねじりまんぽ」というアーチ橋下部のブロックをひねりを入れて積まれるこの構造は、
現存するコンクリートブロック製の橋では唯一という貴重なものだそうです。
今度は橋のひねりを強調気味に。
最後は築堤のすすきにピントを置いて、築堤を下って行く列車を見送ります。
2011年11月14日 三岐鉄道 三岐線
(1/2)穴太駅 390列車[272-147-172]
(3-11)楚原-麻生田間 めがね橋(明智川挟橋) ねじり橋(六把野井水挟橋)
(4/5/6)150列車[273-142-136-141] (7)143列車[276-135-134]
(8/9)152列車[276-135-134] (10/11)151列車[275-138-145]
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