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12月2日〜4日に出かけた函館・青森の撮り鉄の旅。
4日最初の訪問地は、弘南鉄道新里駅で行われた、蒸気機関車48640号機移設お披露目イベント。
そのお披露目イベントに、弘南鉄道が誇る冬の守り神がお祝いに駆けつけていました。
そんな冬の守り神である、弘南鉄道のラッセル車キ100形キ104。
昭和4(1929)年製のキ104。今年でなんと82歳!
80年以上も毎年雪を掻き分けて走り続けている、何とも頼もしい冬の守り神であります。
キ100形は国鉄初の単線用鋼製ラッセル除雪車として全194両が製造されましたが、
現役として活躍し続けているのは、ここ弘南鉄道に残るキ104(弘南線)・キ105(大鰐線)の2両のみであります。
今日は時代と歴史を感じさせる古豪の様子をご紹介します。
保存のため移設されたSLと並んでもその迫力は圧倒的にラッセルに軍配!
どっしりと構えるその顔つきは、まるで鉄人28号のよう。
機関車に押されて運転されるので、迫力の前面とは一転
何ともシンプルな後ろ面。
サイドの車輛後方に記された車番と弘南鉄道の社紋。
80年以上走り続けているそのボディは、まるで保存蒸気のように年季が入っています。
苗穂工場で作られた製造銘板。
昭和4年の文字にも驚くが、まだ国鉄でなく鉄道省の文字にもビックリ。
いつもは雪で真白になるそのボディも、
今日は束の間の日差しにちょっと眩しく光り輝いていました。
自身には動力を持たないですが、推進運転となるので、
くさび形のラッセル前頭部の上は運転室の様なつくり。
サイドには頑丈な鋼鉄扉の様なウイング。
フロントで掻いた雪をさらに外に飛ばすウイングもなかなかの迫力。
後方から見たウイング。
その分厚さは、どんな豪雪も吹き飛ばしそうな勢いを感じます。
目まぐるしく変わる変な天気。
急にお天気雨になった瞬間にフロント部とすすきを入れて・・・
「晩秋過ぎまもなく始動」見たいな感じに見えませんか?
いつもはこちらも古豪ED33とコンビを組むラッセル君ですが、
今日は前に止まるモーターカーに牽引され新里にやってきたそうです。
その走行風景もなかなかレアだったかもしれません。
さて昨日お伝えした通り、この移設イベントにはゆるキャラたちも参加。
そんなゆるキャラの中に弘南鉄道のマスコットである「ラッセル君」もいましたので、
式典終了後、ラッセルとの記念撮影をお願いしました。
ラッセル君は今年2月26日に生まれたばかりのキャラクター。
どっしりとした温和でマイペースな性格ですが、得意技はがぶりよりらしい。
豪雪も「どすこいどすこい」かき分ける力持ちです。
この顔を見ていると、旋回窓が本当に目に見えてきて、何だかほのぼのしちゃう。
こちらは真面目に二人で記念写真(笑)
という訳で新里駅で行われた移設お披露目イベントはこれにてお終い。
それにしても、48640号機もラッセル君もなかなか見ごたえのあるイベントでした。
これから本格的に雪が降り積もる中、今年も元気に頑張ってもらいましょう!
豪快に雪をかき分ける姿も1度見てみたいものですね。
冬期はいつでも出動できるように、キ104は黒石駅に待機しているそうです。
運転する様子が見れなくても、黒石駅に行けば会えるそうですよ!
2011年12月14日 弘南鉄道弘南線新里駅・48640号機移設お披露目イベントより
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弘南鉄道
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12月2日〜4日に出かけた函館・青森の撮り鉄の旅。
4日最初の訪問地は、弘南鉄道新里駅。
東北新幹線新青森駅開業一周年を祝うイベントが各地で行われる中この地にやってきたのは、
長年鯵ケ沢町で保存されていた48640号機の、移設お披露目イベントが行われるからであります。
約38年間にわたって鰺ヶ沢町役場裏に保存されていた同機は、
同機を所有するNPO法人「五能線活性化倶楽部」が弘南鉄道へ働きかけて移設が実現しました。
9月17日にお別れ会が実施され、11月13〜14日にかけて新里駅へと移設されました。
この移設に際し、弘南鉄道でも新里駅のリニュアルなども行われ、
地域、会社ぐるみで同機の保存を歓迎の様子でありました。
わずか1時間程度の滞在でしたが、そんなお披露目イベントの様子を今日はご紹介。
弘前駅から弘南鉄道弘南線で3駅。
あっという間に田園風景ののどかな車窓が広がり、わずか6分で到着。
新里駅に降り立つと、今日の主役・・・
どーん!っと、486・・・
ではなくて側線には弘南鉄道の名物車両でもあります
キ104ことラッセル車も今日のお披露目に華を添えています。
このラッセル君の奥に・・・
いました!いました!
今日の主役のハチロクこと48640号機。
前保存地も屋根なしの屋外だったこともあって全体的に痛みは激しい・・・
それでも今日は立派に煙を出して、堂々たる雰囲気。
保存用にしっかりと線路も引かれ、新天地にしっかり落ち着いています。
シールドビームにパイプ煙突と、東北地方で良く見られたスタイルだそうです。
この日の為にラッセル君もお祝いにやって来て、今日限りのコラボが実現。
全体的に痛みの激しい状態ですが、プレートは4面ともきれいな状態。
展示用の複製品なのでしょうかね?
全体的の状態はそれほど良くないのですが、変な厚塗りがされていないので、
全体的な機械美はそれほど損なわれていない感じ。
しっかりと足回りには、刻印が残っていました。
時折響く甲高い汽笛。
この日の為に工事用のコンプレッサーでエアーを送りこまれていました。
キャブ内も公開をされていましたので、ちょっとお邪魔を。
破損はあるものの、欠品は目立たず状態としては悪くなさそうです。
焚き口に赤く光る炎、煙の正体は、演出用の発煙筒でした。
さて当初の予定では、10時半から記念式典の予定でしたが、
各地の交通機関が強風の影響で乱れている事もあってちょっと時間を押してのスタート。
式典が始まる直前に到着の列車。
主賓と思われる方々が続々と降りて来るのですが・・・ん!?
続いて降りてきたのは、何とゆるキャラ!!
こちらは弘前城築城400年祭のマスコットキャラクターのたか丸君と言うらしい。
そのあとにも続いて・・・
ステージへと向かう式典の主賓一向。
どう見てもゆるキャラ達に目が行ってしまいます(笑)
それぞれご挨拶も終わり式典は無事終了・・・
すると降ったり止んだりのあいにくの天気がウソのよう。
ハチロクの移設をお祝いするかのように、きれいな青空が広がりました!
ダミーとはいえ、青空に煙を昇らせる姿はなかなかカッコイイ風景でした。
式典が終わるとゆるキャラたちは記念撮影に大忙し。
ハチロクをバックにたか丸君とのプチ撮影会の様子を1枚。
さてステージでは津軽三味線の演奏も始まったり、
各種出店もあり、本当に地元のお祭りそのものといった感じ。
こんなに歓迎されてやってきたハチロク。
各地に保存されている罐たちも、さぞかし羨むことでしょう。
今はちょっと痛々しい姿をしているけれど、
これから末永くこの地で保存されることを願うばかりです。
2011年12月4日 弘南鉄道新里駅 48640号機移設お披露目イベント
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