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姪っ子であるジュナの結婚式のため4月に1週間ほどシドニーへ行ってきた。うちの旦那のお兄さんの娘であるが、シドニーの大学に行き、そのまま就職、今年29歳を迎えるのに結婚する気配がなく、心配していた矢先のことだった。
甥っ子姪っ子は何人もいるが、ジュナが13歳から18歳くらいまで一緒に暮らしていたし、家事や私の娘の子守もよくやってくれるいい子で、私はよく彼女に助けられた。
そんな彼女が結婚するのだ、行かないわけがない。ということで行ってきました、シドニー。
で、驚いたのがアジア人の多さだ。電車に乗っても6割以上はアジア人。そしてネパール語も時々耳に入ってくる。中国人、インド人、韓国人、マレーシア人、タイ人、ベトナム人、そしてネパール人など、アジア人大集合って感じで、自分が今どこにいるのか不思議な気持ちになる。
しかも毎日話すのはネパール語。姪っ子の家にとまり、姪っ子や姪っ子の知り合いのネパール人とばかり行動していたからな。それに姪っ子の住む駅近辺はネパール人が多く住むという。いろんなアジア人がここシドニーに住み、自分たちのコミティをつくって暮らしている。
システムやライフスタイルは先進国のそれなんだけど、周りにいるのはネパール人で、ネパーリで会話をする。姪っ子の友人宅に招かれて食べる夕飯はダルバート。ネパールの外にいるはずなんだけど、ネパールにいるのとあんまり変わらないこの変な感じはなに???
でも、シドニーに住んでいるネパール人たちは、ほんと、よく働いている。みんな苦労しているなんて言わないし、外食に一緒に出かければおごってくれようとするけど、昼の仕事と夜の仕事(大抵ホテルの夜番とか、オフィスビルの清掃とか、24時間体制の病院での雑務とかだったりする)をかけもって睡眠時間を削って頑張っている。
ネパール本国からは兄弟や親戚たちが気軽にお金を送れという。けれども、彼らが睡眠時間3〜4時間で働いている金だという感覚があるのかなあ?そうやって頑張ってもパーマネントビザをもらえる外国人は一握り。厳しい審査をパスしないとならない。英語を流暢に話し、仕事ができて、税金をせっせと払う外人だけしかいらないってことなんだろうね。ま、国としては当然といえば当然だけれども。
そういう条件をクリアして、ビザを得て、職を得て、シドニーに家を建てているネパール人もいる。20年ローン、25年ローンだったりするけれど、カトマンズでは、会社員の給料では職を二つかけもったところで家を建てるのは不可能なことを考えれば、シドニーで頑張った方が頑張りがいはあるのだろうなとも思う。
と思えば、スタディービザが終了した後、ビザを更新できずに帰っていくネパール人だって、たくさんいる。
実際にその土地に行って、そこに住む人と話さないとわからないこともある。短いシドニー滞在で、カンガルーもコアラも見に行けなかったけど、いろんなことを思った一週間だった。
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