ポカラのほほん日記

ヒマラヤの麓、ポカラから、のほほんでドタバタな日々を綴ります

ポカラな日々

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八百屋での出来事

またまたごぶさたしちゃいましたが、日本の一時帰国も終え、インドでの仕事も終え、久しぶりにポカラでまったりしています。(いや、もちろん、毎日オシゴトはしておりますよ。でも、こういうまったりな気分になれるのってやっぱりポカラなんですよね。土地柄でしょうか?)
さて、昨日、八百屋でのお話。私、人参が買いたかったんです。で、いつもの八百屋に行ったら、奥の方に土まみれのままの人参がありまして、その中から2本ほど選んで買おうして計りに載せようとしたんです。そしたらキュウリを買いに来てたおばちゃんが、「チャッ、そんなの買うの?おいしくないよ」と一言。お店の人と私の前でです。
いや、まあ、私もね、その人参がそんなに新鮮だとは思ってないのですが、別に腐っているわけでもないし、どうしてもその日の夜の夕食には人参を使いたかったのです。
それにしても、他人が買おうとしているものをお店の人の前でけなしますか?普通。
「何言っての、これ、ジョムソン産で味が濃いんだから」とすかさず反論する店のおばちゃん。「ええ〜、そうなの?へえ〜、そういうもんかね〜」と客のおばちゃん。
その間、私は無言で、心の中で苦笑しつつ、ただ、人参を計りに載せ、お金を払って出てきたわけですが、なんかね〜、これだよ、これ。ネパールだよね〜。そういう遠慮ないところ、デリカシーないところ。
ネパールのそういうところが嫌いだし、ネパールのそういうところが実は好きでもある。わかりやすいっついか、笑わしてくれるというか。だから、やっぱりここにいるんだろうなあ。出てってやる〜って叫びながらもね。

タイ、ベトナムから帰国後、ずっと同じことを悶々と考える日々が続き、悶々としている間に季節は冬から夏へと変わろうとしている。
相変わらず観光客は少なく、夜のレイクサイドのメインストリートの寂しさに愕然とする。
2月後半立て続けに2件、国内線の事故もあり、さらに気分は落ち込む一方。その上、うちのご近所さんで、ジャパニーズカフェを経営していたご夫婦が、日本のご家庭の諸々の事情で店をたたんで帰国することになり、今、片付けに来ている。
外国に住むのは本当に大変だ。現地の人と結婚していてさえ、いろいろと制限がある外国暮らし、そうでなければビザを確保するのに常にすごいテンションにさらされる。いつビザのルールが変更になるかもしれないという不安定な状況で暮らす落ちつかなさ。ある程度規模が大きな会社ならともかく、個人営業で海外に暮らすのは大変だ。
私もこの先、ここに住み続けるのかどうか、ちょっと迷っていたりする。そういう時期は今までに何回かあったけれど…。まあ、4月以降あまりにも暇すぎたから、そのせいなのかもしれない。ツーリストが戻ってきて、レイクサイドが再び活気づき、毎日が忙しくすぎるようになれば、そんな考えふっとんじゃうのかもしれない。
ネパールに住み始めてもうすぐ20年。まあ、これから先の10年をどう生きたいか考えるにはいい機会なのかもしれない。

タイとベトナムを回って帰ってきたネパールは、やっぱりネパールだった。
着陸体制の飛行機の中で思ったことは、「あ〜〜、またここへ戻ってきてしまうのか」であった。どちらかというとネガティブな感情。でも、心のどこかでは安堵している部分もあるのかな?カトマンズの主人の家に戻ったらめちゃくちゃ眠気が襲ってきて爆睡してしまった。
そして、翌日、ポカラへ。久しぶりのレイクサイドの人気の少なさに愕然とする。バンコクもホーチミンもクラビもチェンマイもあんなに欧米人ツーリストがたくさんいたのに、彼らはどこに消えてしまったのか?
観光客もいなければ、電気もなく、寒い生活が再び始まった。あ〜、なんで新年早々ネガティブな気分なんだ!と自分を叱ってみても、埒があかない。
つい最近結婚したスタッフは、奥さんが妊娠したそうで、奥さんと奥さんの実家の親戚に「子供を養うのには、出稼ぎしないとだめ」と焚きつけられ、ドバイに出稼ぎに出るという。出している給料の金額を思うと、行くなとも言えず、でも、彼のように信頼できて仕事もできるスタッフを探すのは至難の技だと思うと暗い気分に拍車がかかる。
でも、雇われて月給もらっても、家賃払って、食費払って、学費払うことすらできないネパールの経済状況自体を改善しないと、出稼ぎ人はこれからも後を絶たない。ネパール自体が爺婆女子供しかいない過疎の国となっていく。日本だったら、東京に出るとか、大阪に出るとかという選択肢があるところ、ネパールではカトマンズに出たところで職はない。カトマンズ出身で大学卒業しても職がない状況で、村人に職があるわけもない。
給料がみあえば、みな、自分の国で働き、自分の家族と暮らしたいと思っているに違いないのに。それだと、子供の学費を捻出するのもままならず、病気にでもなろうものなら、治療費を払うことすらできない。そんなぎりぎりの生活を送っている人の割合ってどのくらいだろう?半分以上がそうなんだろうと思う。かたや、親戚の結婚式で1回しか着ないサリーに1万ルピーも費やす人々がいて、かたや1000ルピーの学校の月謝を払えずに借金する人がいて。
だから、どんどん、人が海外へ流れ出ていく。優秀な人ほど国内に残らない。もっとも、人材が財産という考えはこの国にはないのだろうな。(あ、海の向こうの某国にもないんでしょうけどね。)
こんな状況のこの国で私は何をして、どのように生きていきたいのだろう?そんな思いで旅行に出たけれど、戻ってきてやはり同じ思いに捉われている。答えは外にはないってことね。自分と向き合って、この状況と向き合って、答えを出すしかないんだってことだよね。

31日のカウントダウンだけはすごい人出だったらしい。レイクサイドの裏通りにある私の部屋からも、夜中の一時くらいまで行き来するバイクの音が聞こえてきた。景気が悪いから、花火をあげるのかどうかと思ったけど、花火は上がった。20分程度だけど、十分満足。一人で大混雑するメインストリートへ行くほど、元気もなく、おばさんは、一人部屋でおせちをつくりながら、紅白を見て、屋上から花火を鑑賞して眠りについた。
そして、正月あけたら、さあーっとネパール人ツーリストたちは帰ってしまい、再びレイクサイドは静かになった。
そんなわけで、しばしネパールを離れて娘にでも会いに行くことにする。
昨日、ポカラからカトマンズへはツーリストバスで移動。35名の定員で21名のみ乗車。しかも、私以外はネパール人。
で、本日のカトマンズ空港。全然並ぶ必要なし。入り口も、タイ航空のカウンターも、イミグレもすいすい。2時間前でこんなこと初めて!
いつまで続く、国境封鎖。帰ってくるまでに解決…しなさそうだけどね。ほんの20日間の留守だし。電気のある生活をしばらく楽しんできます!

寒さも先週よりは和らいだように感じます。先週寒〜いカトマンズから戻ってきたせいもあるかもしれません。
冬恒例の朝もやは、ポカラではあんまり今年は出てないですね。だから、朝から、朝焼けのヒマラヤがここ毎日見えてます。
そして、昨日12月28日からポカラのレイクサイド恒例のストリートフェスティバルが始まりました。1月1日までの5日間、レイクサイドのメインストリートはホコ天になり、出店が出ます。レイクサイドのバスンダラパークは、出店とライブの舞台と移動遊園地が設置されます。
この時期オフシーズンとなるポカラレイクサイドになんとかビジネスを!という狙いで、レイクサイドのレストランアソシエーションが始めた(と思われる)のがこのストリートフェスティバルです。今ではカウントダウンを楽しみにするポカラおよびネパール各地から訪れるネパリで大賑わいの一大イベントと成長。ネパール暦では新年は4月の中旬のため、本来西暦の1月1日の新年を祝う習慣はなかったのですが、クリスマス同様に、最近はすっかりネパールの季節の行事としてカトマンズやポカラでは定着しつつあります。
娘がいたら、きっと移動遊園地の日本とは違う意味での絶叫マシーンの観覧車(もはや観覧する余裕があるようなスピードでは回りませんが)に乗りたいと言ったかもしれませんが、その娘も留学してしまい、今年はどうしよううかなあ、特にでかけなくてもいいかって感じです。私は。
でも地元のおばちゃんたちが作るセルロティ(米粉のドーナツ)とアチャールは好きなので、それを食べに行こうかなと思っているくらいです。
ただ、やっぱり、地震や経済封鎖の影響なんでしょうね。なんだか例年にくらべて出店も人も少ないような…。でも、本番は31日のカウントダウン、せめて年末だけでも賑やかなレイクサイドでありますように!!

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