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3月26日(日)曇り時々晴れ
この週末ちょっとした発表があって、東京に行った。
東京は桜がまさに咲き始め!目白の学習院と茗荷谷の跡見のキャンパス入り口の桜が綺麗だった。
東京の春というと学生時代を思い出す。前述のように、信州の本格的な春は4月も半ばにならないと来ない。しかもそれは突然やって来る。(http://blogs.yahoo.co.jp/chikuma46/1742439.html )
それに比べ、東京では2月ともなれば何となく暖かくなり、いつの間にか梅の花も咲き始める。今頃の夜が寒くなく、歩いていると夜風が肌に心地よいのが信州の人間からすると驚きだ。
さてここ信州でも昼間は春の陽射しを強く感じる今日この頃。夜も東京のような訳にはいかないが、何だか猫ではないが、そわそわした気持ちにもなって来る。
恋猫の皿舐めてすぐ鳴きにゆく 加藤楸邨
こんな艶めかしい夜は、シューベルトの8番の弦楽四重奏が聴きたくなる。
第1楽章冒頭。第1ヴァイオリンの人なつこい、艶めかしい半音階の旋律。一度聴いたら忘れられない、悩ましい音色。人を好きになった切なさを知る人なら、心動かされずにはいられまい。
第3楽章のメヌエットも人なつこい、懐かしい旋律で、シューベルトその人の人の良さ、素朴で快活な彼の一面を彷彿とさせる。
こんなチャーミングな佳曲を、シューベルトは世間に出すことなく、あくまでも家族の団欒のための作品として書いた。(17歳。この魅力的な第1楽章を何と4時間半で書き上げたという。)
兄のイグナーツが第2ヴァイオリン、次兄のフェルディナントが第1ヴァイオリン、父がチェロ、そしてシューベルト自身がヴィオラを受け持って、家族で弦楽四重奏を楽しんでいたのだ。
シューベルト一家だけの、そんな19世紀的な小市民的な楽しみを今レコードで楽しむことができるのは、本当に贅沢なことだと時代に感謝したい。
演奏は1980年LP最後期に録音されたアマデウス弦楽四重奏団のもの。(LP:28MG-0185 SQ10番とのカップリング)
1980年代前半、新譜が長いこと2800円だった時代に、その一番高い値段で買った数少ないレコードの一つ。これまた私にとってかけがえのない1枚だ。
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猫という文字に過敏に反応する私としては、一番にコメ入れ出来て良かったです。いつもGUSTAVさんからのお勧めハマッテしまいますので、早速シューベルト弦楽四重奏聴いてみますね。シューベルト一家のそんな団欒があったこと思い浮かべてきくとまたいいですね。
2006/3/29(水) 午後 0:27
シューベルトの弦楽四重奏8番、我が家のCDライブラリには残念ながらありませんでした。ぜひ手に入れてきいてみたいと思います。CDも昔に比べるとホント安くなりましたし。家族でカルテット、憧れてしまいます。
2006/3/29(水) 午後 0:45
2800円の時代思い出しました。
2006/3/29(水) 午後 5:54
みうさん、ありがとうございます。今まででは何が一番好かったですか?この曲はCDが少ないかも(HMVではメロスSQの全集だけ)でも聴けばきっとまたハマると思います。シューベルトのSQは少なくとも10番までは、彼の家族で楽しむ団欒の曲でした。14番「死と乙女」13番「ロザムンデ」(4/15 http://blogs.yahoo.co.jp/chikuma46/1501598.html)は聴衆を意識した傑作ですが。とにかくシューベルトのピアノの周りには、気のおけない仲間たちが自然に集まったんです。(シューベルティアーデの起源)
2006/3/29(水) 午後 9:29
たぶさん、今も書きましたが、シューベルトの前期SQは、純粋に家族で楽しむための作品でCDも少ないのですが、(amazonではウィーン弦楽四重奏団の全集もありました)モーツァルトのSQくらい良い作品がたくさんありますよ。SQの世界ではシューベルトというのはモーツァルトとベートーヴェンの真ん中に位置しているという感じがします。
2006/3/29(水) 午後 10:38
homeijpさん、そうですね。LPの時代の最後は何年かずっと2800円でしたね。当時学生には高く感じてなかなか買えませんでした。(大学生協で1500円の廉価盤を1割5分引きくらいで買ってた時代だから)LPがなくなるんだったら、あの頃買っとけばよかったなぁと思うレコードも幾つかありますです。
2006/3/29(水) 午後 10:44
ランダムからお伺いしました。最近フィギュアスケートの人気にあやかり、クラシックを聴く様になった初心者です。眠る前に聴くのにお勧めはありますか?
2006/3/31(金) 午後 9:48
はつみさん、とても初々しいブログですね。心地よい眠りに誘ってくれる曲ですか?やっぱりゆっくりと静かなアダージョの曲かなぁ。フィギュアでいえば村主と高橋のテーマソング「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」の第2楽章アダージョいいですね。あとはやっぱりマーラーの交響曲第5番」の第4楽章アダージェット。映画「ベニスに死す」で有名になったアレですね。どうでしょう?
2006/3/31(金) 午後 10:19
ありがとうございます♪手元にフィギュアのCDがあるので聴いてみました♬これからも色々参考にさせて下さい('▽'*)ニパッ♪
2006/3/31(金) 午後 11:53
上のコメントなんだけど・・・(;;)。最終回なの??。続けてほしいです。
2006/4/1(土) 午前 8:30
クララさん、実は最終回です。歳時記なので、この4月でひと回り。ずーっと読んでいただいて、コメントいただいてありがとうございました。とっても励みになりました。 But 新年度からタイトルも改めて、気軽に更新できるようなブログを開きます。またどうぞ、おつきあい下さい!(^^)
2006/4/2(日) 午後 3:53