クラシック歳時記in松本 (あるいはモーツァルトとともに1年を)

今春発売の内田光子/テイトのCDでようやく好きになれました・・・モーツァルト ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」

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 白露( 冷涼にして露 白(かがや)く )

 古くは『礼記』に「孟秋の月 涼風至り 白露降る」とあるように初秋の景物。二十四節気のひとつ、

仲秋八月の節気「白露節」はちょうど新暦の九月七日ころ。太陽の黄経が165度に達したときにあたり

秋らしい気配が次第に強まるころである。(石川忠久の文章による)

 唐の詩聖、杜甫にそのものズバリ「白露」という詩がある。


          白露 甘子(かんし)に団(まどか)なり
          清晨(せいしん) 馬蹄(ばてい)を散ず
          圃(ほ)は開く 石に連なるの樹
          船は渡る 江に入るの渓(たに)
          几(き)に凭(よ)りて魚楽を看(み)
          鞭を回(めぐ)らせば鳥棲急なり
          漸く知る 秋実の美なるを
          幽径 恐らくは蹊(こみち)多からん


          きらきら光る露がみかんの実に丸く結ぶ季節となった
          朝早く 馬に乗ってぶらぶら出かけた
          やがて彼方に果樹園が現れ、石垣の上に木々がひろがっている
          私の乗った船は、大江にそそぐ谷川を渡って果樹園に至る
          園中では脇息(きょうそく)にもたれて魚の遊泳を眺め
          馬に乗って帰ろうと鞭を振ると、ねぐらへ帰る鳥たちが気ぜわしそうにしている
          秋のみかんが美味しく熟するのがだんだんにわかってきた
          園中の隠れた小道に、きっと人の足跡による道筋がたくさんできるだろう

                                         (石川忠久訳)

       

 秋を告げる風が吹き(モーツァルト交響曲第39番)、何回かの雨を経て、気がつくと心なしか物の影が

弱く、薄く、長くなっている。そんな季節感が今頃の信州です。

 そんな今頃の季節に、モーツァルトの弦楽四重奏曲の14番を聴いてきました。

(昨年9/15のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/chikuma46/11507087.html

 温暖化の影響か、昔より真昼の残暑は厳しく感じますが、さすがに朝夕は秋のたたずまいを感じる今日

このごろです。今年は昨年よりも順調に秋の訪れが来ているように思うのは気のせいでしょうか。

 
       群雀声する竹にうつる日の影こそ秋の色になりぬれ        永福門院(鎌倉末)


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