|
2週間のごぶさたですみません。
さて遅ればせながら10月末日まで開いていた投票「モーツァルトの後期交響曲で一番お好きな曲は?」
に、多くのご参加を頂きましてありがとうございました。改めまして感謝いたします。
その結果を発表すると、
第1位 交響曲第40番 12人
第2位 交響曲第41番「ジュピター」 8人
第3位 交響曲第39番 6人
同 交響曲第38番「プラハ」 6人
第5位 交響曲第36番「リンツ」 1人
ということになりました。
まぁ、順当といえば順当。やはり「宿命のト短調」40番の人気の根強さとともに、41番「ジュピター」
の万人が認める偉大さを再確認しました。私個人としてもこの2曲の素晴らしさについて、「毎日モーツ
ァルト」の番組とともに振り返るきっかけとなる今回の投票でした。
ところで41番「ジュピター」の段で、薬師寺東塔を見て「凍れる音楽」と評したフェノロサの脳裏に浮
かんだ音楽として、順当なところで「ジュピター」を挙げておきましたが、実はどうしても「ジュピタ
ー」を聴くと、堂々たる西洋建築の四角四面の建物を想像してしまうので、その点自分の中ではそうは言
っても違和感が残っていたのです。で今回戴いたwilliam_kapellさんのコメントに背中を押されて、前言
撤回で声高に叫んでしまいましょう。
「フェノロサが薬師寺東塔を「凍れる音楽」と評したその時の彼の脳裏に浮かんでいた音楽は、モーツ
ァルトの交響曲第39番だー!」
なぜって今回気づいたのですが、39番って第3楽章メヌエットはもちろん第1楽章も3拍子だったんだ!
日本の寺院の塔のあの三角のイメージ。特に薬師寺のそれの、各層の屋根と裳階(もこし)とが作り出す
長短ー長短ー長短の軒の出入りが作り出す自然なリズム。そのイメージに適う音楽は3拍子の軽やかな身
のこなしを持つ39番しかありえない、とへんな確信を今回持ったことをご報告しておきたいと思います
さて1月からつづいているNHK-BSの「毎日モーツァルト」も、いよいよ晩年の作品に入り、今はK.588
の「コシ・ファン・トゥッテ」あたりを放映しています。これから「ピアノ協奏曲第27番」や「クラリネ
ット協奏曲」はたまた「魔笛」といった晩年の傑作がぞくぞくと登場してきます。そこで
「モーツァルトの晩年の名作で一番お好きな曲はどれですか?」
というテーマで第2回の投票をまた始めましたので、コメントをお寄せいただければ嬉しいです。
よろしくお願いします。
|