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ちーちゃんには2人のお兄ちゃんがいます。
いずれも20週を超えたところで、神様のもとへ召されました。
険しい道程・・・ママにとって、ちーちゃんにめぐりあう為に必要だった事とはいえ、
ちーちゃんがお腹に宿った時、とてつもない不安がママを襲ったことはいうまでもありません。
この険しい道程については、
10人に1人は経験するという「3ヶ月〜4ヶ月までの自然流産」とは全く性質の違う、
2人連続での確率を掛け合わせれば、何十万人に1人あるかないか、という経験ですので、
詳しくは追って、心の整理をしつつ、書き留めていきたいと思います。
今日はちーちゃんがお腹に授かった後にみた2度の予知夢についての回想です。
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パパママは今回も同じ病院で遺伝カウンセリングを受けることにしました。
3年連続のカウンセリング、先生も看護師の方も、待って下さっていました。
「おめでとう、今回こそ・・・」
カウンセリングでは、もし今度もだめだったら、パパとママの非常に詳細な染色体検査、そして、
日本産婦人科学会の承認をうけてのみ日本では行うことが出来る、
「着床前診断」を行う、そう決まりました。
「○○さんのケースであれば、必ず学会の審査は通ります。
少し遠くの病院へその場合は通っていただかなくてはなりませんが・・・・」
先生は出来るだけ感情を押し殺したような穏やかな表情でたんたんと語りかけて下さいました。
しかしそこには、もしもの場合、私たちが望むなら、何が何でも審査を通す、という先生の強い決意を感じました。
もし今回だめだったら、4度目の自然妊娠への挑戦、それではママの心も身体も壊れてしまう、そうパパも病院側も考えていました。
そして、羊水検査。
羊水がお腹にたまる15-17週に行います。
その検査の1週間ほど前だったでしょうか。
もう検査予約は入っていて、担当医である産婦人科部長も検査について、知っています。
その日、久しぶりにママは夢を見ました。
ワンシーンだけの鮮烈な画像です。
白衣を着た産婦人科部長(今回も定期健診をうけている)が、「超ドアップ」でママの方をいきなり振り返るシーンが眼前に現れました。
「えっ!今回は羊水検査受けなくて大丈夫でしょっ。」
ちょっとおとぼけたような、
びっくりした顔で部長はそういったまま、ママの目が覚めました。
あれ?検査を受けること決まっているのに・・・変な夢。
翌朝、ママはパパに言いました。「今回は大丈夫な気がするの!こんな夢を見た。」
パパは2度の経験から慎重に、と思ったのか、「ふーん」とだけいって優しく笑いました。
今までは1回目は昼に職場、2回目は自宅に夜、結果通知電話がかかってきました。
結果が出るまでの2週間、携帯も家の電話も鳴る度に、恐ろしい気持ちになったのを覚えています。
そんなある日、羊水検査の結果が「速達で」届きました。
電話連絡じゃない!
ママの胸は高まりました。
「異常は見られませんでした」
その一文を見た時、本当にうれしい!ママは飛び上がりました。
ああ、あれはやっぱり予知夢だったんだ!
1回目から担当して下さった看護士さんが遺伝担当の先生に「ぜひ○○さんには速達で知らせてあげて下さい!」とお願いしてくださっていたことが後でわかりました。
そして、それから数ヵ月後、妊娠後期のことです。
検査結果の後、それでもママは不安でした。
同じ会社の違う職場で、生後4週間で赤ちゃんを亡くした方のことが噂になったことも不安に拍車をかけていました。
そんな時、2度目の夢が訪れました。
妊婦健診に、なぜかパパとママ2人が行っています。
ナント、速達で異常なしの通知をお願いして下さった看護士さんが、筋肉質のご主人といすに座って順番を待っています。
突然、看護士さんが産気づき、慌しく担架で近くの処置室に運び込まれました。
次のシーンで、うちのパパがその処置室から飛び出してきました。
「○○さん(看護士さん)の赤ちゃんが生まれたーーーーーー」と大騒ぎしながら。
「わあっ、おめでとう!」
そこで夢は終わりました。
そのことを私はその看護士さんにメールしました。不思議な夢を見ました、と。
その方は40代後半だと思いますが、こんな返事が返ってきました。
「私と主人、望んでもついに授からなかった子が○○さんの夢の中で生まれるなんて、嬉しいですね。
主人はぜんぜん筋肉系じゃないんですが、K1大好きですw」
私はこのメールを見たとき、確信しました。
今度こそママのところに天使は舞い降りようとしている!
そして、不安なママに天使は必死でメッセージを送って、「大丈夫だよ、ママ」って慰めてくれているんだ!
あの時、ちーちゃんのメッセージをママはちゃんと受信出来ていたんだよね。
ありがとう、ちーちゃん。
(写真は4ヶ月と5日のちーちゃんです。笑顔が爆発的?になった頃です。)
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