ここから本文です
The Catcher in the Library
Yahoo! ブログ終わっちゃうの!??

書庫全体表示

イメージ 1


CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。   BY BOOKデータベース


テーマは人間の死。主人公は死神。この時点でもう伊坂さんらしい程よいファンタジックさと何の変哲もない現実を織り交ぜた世界観が見え隠れしていてワクワクする。語り手はこの死神の視点で語られていき、計6つの短編が描かれている。死神が出てくるということでだいたい察しがつくかも知れないけども、死神の仕事といえば人の死に関わることですが、本書での役目は死期を迎えた人間に死神が接触しその人物が死に相応しければ「可」を、まだ生きるべきであると判断すれば「見送り」と評価をくだし上に報告するというもの。そう、死期が近づいた者の生死は死神の裁量しだいなのですよ。でも、この死神は他の死神と比べるとまだちゃんとしてるようで(死神がちゃんとしてるって?)生か死かの判断はしかりとする几帳面な性格。しかし、死神は死神ですのでやっぱり人間とは違う感覚を持っていて、人間の心情などが理解できないことも多々。それゆえに会話がすれ違い笑わせてくれる場面などもあり楽しい場面も^^でも、人間の死期を決定するこの死神といえど心の奥底には人間が好きというか愛着を持っているかのような印象を受けました。例えるならロボットのようなモノでしょうか。いや、まったくロボットというのじゃなくて人間にはなれないし感じることも違うけれど、なんとなく人間が好きなんだよみたいな。違うか?w

6つの短編が収められているのですが、それぞれ違ったお話で読み飽きないと思います。恋愛があったり人情あふれる話があったり、密室でのミステリっぽいものまでも。それぞれなかなか哀愁のある終わり方であったりと素敵なものばかりだと思いますが、一番気に入ったのはやはり「死神対老女」です。というか、本書を読了したかたのほとんどがコレを上げるのでわ?と言えそうな名短編だと思いましたねぇ〜。この話に出てくるおばあさんが実に魅力的で、伊坂さんのキャラの素晴らしさが滲み出ていたと思いますよ。とても満足できる短編たちでした^^

ミュージックが好きな死神。
ミュージックが大好きなわしにもってこいの仕事かも^^オイ




なむなむ!

  • 自分の死に際に来るのがこんな死神だったらいいですねぇ〜^^クールなのにずれた会話をする千葉さんが好きです♪
    話では私も最後の話が好きですけど、「藤田と死神」も好きでした。
    各話それぞれカラーが合って、一冊で得した気分になりました。

    [ noka ]

    2008/8/13(水) 午前 0:06

    返信する
  • >nokaさん
    何も調査しないで、「可」なんておされたらたまったもんじゃないですよね!(笑)わしも千葉さんでお願いしたいですwあぁ〜、あれも良かったですねー。なんか信じるものは救われるみたいな^^それぞれ設定が全然違いおもしろかったですね。さすがは伊坂さん☆

    チルネコ

    2008/8/13(水) 午前 1:03

    返信する
  • 顔アイコン

    「死」を扱った話なのに重さを感じさせない話しには好感がもてました。
    どの話しも面白かったですが、お婆さんが一番印象的でした。
    チルネコさんが死神としてやってきたら・・・
    う〜ん、とりあえず本の話しでもしましょ!
    トラバさせてください!

    [ テラ ]

    2008/8/13(水) 午前 9:32

    返信する
  • >テラさん
    そうですねー、全然重さみたいなのはなかったですよね。同じような話もなく飽きずに読めましたし、老婆〜のラストも綺麗にきまってたと思います。さすが伊坂さん^^えっ?じゃあ、ブックガイド片手に訪れますので本の話でも(笑)TBありがとうございます☆

    チルネコ

    2008/8/14(木) 午後 8:08

    返信する
  • そうそう。このお話は知りあがりに良くなって区感じがして、最後に〜対老女で、きれいにすっきり収まって気持ちがよかったです! わたしもこのおはなしが一番好き♪
    ほんとうは、気づかないだけで、周りにはこんな死神が沢山いるのかもしれないなぁ・・・なんて思うのも結構楽しい♪
    トラバらせてくださいね!

    るぅ

    2008/8/15(金) 午前 8:27

    返信する
  • >るぅさん
    どの短編も楽しめましたが、やっぱラストの終わり方がばっちりなのがいいですよね^^ホントは周りに死神がいる!そうきくとなんかこれから新しく出逢う人に疑いの目を向けてしまいそう^^;「死神じゃないよね?」みたいな(笑)TBありがとうございます☆

    チルネコ

    2008/8/17(日) 午前 2:18

    返信する
  • こんにちは♪
    今思うと、何年も人間にかかわってきたのに、にんげんの考えがわからないってのはおかしいような気もしてきました(笑)
    トラックバックさせてください♪

    [ ラガマフィン ]

    2008/8/19(火) 午前 0:01

    返信する
  • >ラガマフィンさん
    こんにちわ。そうですねぇ〜、全然わかりませんよね^^;でも、よく考えたら人間が理解できるものって人間が作り出したものくらいだと思いますwTBありがとうございます☆

    チルネコ

    2008/8/19(火) 午前 1:41

    返信する
  • 顔アイコン

    ご訪問ありがとうございます。
    人間が気になる「ロボット」のニュアンス、とてもいいですね。
    「死神対老女」での時間軸を超えるタイムリープに近い感覚も好きです。
    トラックバックさせてください。

    シーラカンス

    2008/9/2(火) 午後 9:23

    返信する
  • >シーラカンスさん
    初めましてこんにちわ。コメントありがとうございます^^
    あっ、そこに反応していただいてありがとうございます!なんか嬉しかったりします^^死神対老女での感覚はよかったですね。この中では一番好きでした。TBありがとうございます☆

    チルネコ

    2008/9/3(水) 午前 1:00

    返信する
  • 音楽好きのチルネコさんは死神に転職しちゃいますか?( ̄ー ̄)ニヤリ
    作品内でのリンク、外部作品とのリンク満載で私にはたまらない一冊でした。特に最終章ではゾクリと鳥肌が。もしかしたら、死神が近くにいたのかしら?
    トラバ返しさせてくださいね。

    金平糖

    2008/9/7(日) 午後 4:53

    返信する
  • >金平糖さん
    そんな職業あったらぜひ転職させていただきたい^^でも、ぼくに生死を判断されるのはかわいそうな気が(笑)金平糖さんはすごい気付きますよね。ぼくは全然で十分楽しめてないのかも?^^;TBありがとうございます☆

    チルネコ

    2008/9/8(月) 午前 2:30

    返信する
  • アバター

    金平糖さんのところでチルネコさんを発見!またまたきちゃいましたww
    私も「死神対老女」が好きでしたねぇ〜♪
    これが私の伊坂さnデビューだったんで、外部リンクなんてちっともわかってなくて…再読したいなぁって思ってるとこですww
    TBさせてくださいね♪

    チュウ

    2008/9/9(火) 午後 9:59

    返信する
  • >チュウさん
    またまたありがとうございます!(笑)
    あの話でラストが綺麗に収まり満足でした。これが伊坂デビュー作だったのですね〜。確かに最初はリンクなど気にせず読んでますから再読したくなりますね。ぼくの伊坂デビューは・・・なんだったっけ?(苦笑)TBありがとうございます☆

    チルネコ

    2008/9/10(水) 午前 1:30

    返信する
  • 顔アイコン

    「死神=ロボット説?」私もそんな感じがしました。人間に対する知識が偏っているところとか、宇宙人?でもいいかな、と思います。
    でも、まあ死神ですよね。

    retro

    2008/10/29(水) 午後 8:22

    返信する
  • >retoroさん
    人間に付かず離れずな感じがもどかしくてなんとも言えない部分ですよね^^エイリアンみたいなのではなく、ETみたいな宇宙人ですよね?wあっ、でも死神だからプレデター的な要素なども・・・爆

    チルネコ

    2008/10/30(木) 午前 0:54

    返信する
  • たまたま手にとって読んでみました。小難しいこともなく、軽すぎもせず、死神というわりには悲壮感なくむしろあったかくて、良かったな。読書に疲れたときにふっと入っていきたい世界でした。死神がミュージックを愛するという設定は、センスがいいですね。

    [ booklover ]

    2009/1/21(水) 午前 8:26

    返信する
  • >bookloverさん
    人間とは異なる死神なんだけど、そんなに遠からず近からず。時たま見せる人間味がバランスよく仕上がってましたよね^^死神がラヴミュージックという設定は伊坂さんらいいですね^^w

    チルネコ

    2009/1/22(木) 午前 0:11

    返信する
  • 顔アイコン

    「死神対老女」が1番好みでした^^。あのお婆ちゃん、面白いですからねえ。リンクには思わずビックリしました^^
    チルネコさんが死神になったらどんな仕事っぷりになるんだろ……と、一瞬だけ考えてしまいました(笑)。TBしますね^^

    [ 彰信 ]

    2010/5/16(日) 午後 3:21

    返信する
  • >彰信さん
    やっぱ「死神対老女」が白眉でしたよねー。リンクは本書でもグッときたんですが、映画でも忘れてたかのようにグッときました^^。音楽が好きなだけで死神業はこないせないかも。まぁ一つ言えることは犬だはなく猫を連れてるとこくらいでしょうか?(笑)TBありがとうございますー。

    チルネコ

    2010/5/17(月) 午前 5:56

    返信する

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

開くトラックバック(8)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事