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パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
ピアノ協奏曲第2番

(ピアノ)ユジャ・ワン 
(指揮)クラウディオ・アバド
マーラー室内管弦楽団
(Deutsche Grammophon 2010年(ライヴ))


上記2作品が収録されているCDですが、今回はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を取り上げたいと思います。これだけ人口に膾炙された楽曲(ソチでの迫真の浅田真央を見事に装飾したあの曲)であるので、名演名盤は数多いと思われますが、個人的にユジャ・ワンのピアニズムは好ましく思えます。

ユジャ・ワンは中国出身のピアニストで音楽一家で育ったようです。彼女の演奏は好意的な批評をよく目にしますが、自分も同じ感情を持っています。ロシアのロマン派を代表する曲であり高度な技術を必要とするこのコンチェルトを、彼女は臆することなく弾きこなしていて世評通りの技巧を聴かせてくれるのです。因みにライヴ盤だったりします。

この楽曲は冒頭部の和音が鐘の音を模していて、この和音の響かせ方はとても大切な気がします。ユジャ・ワンは見事にクリアしておりました。ピアニスティックで華麗な効果を持つ曲で造形的にも完璧、といって良いほどの楽曲なのですが、彼女はオーソドックスな解釈で鮮やかに音色を提示してくれます。天衣無縫という言葉がピタリと当てはまるかのようでもあります。

ラフ2は色んな音源を聴き比べていて、といっても必聴盤リヒテルは未所持という体たらくなのですが(汗)、基準盤はルービンシュタイン(名演!)で聴き込み、アシュケナージ、ツィメルマン、ラフマニノフ(自演)、グリモー(スキデス)、ヘルフゴット(『シャイン』のモデル)、等と比較してみてもラフマニノフの絢爛さやノスタルジーを豊かな表現力で魅せてくれ、ユジャ・ワンのテンペラメントには舌を巻いてしまいます。伴奏も流石のアバド/MCOといった感じで満足させてくれるものとなっていて、特に第2楽章での木管が響きの美しさには心と言わず外見までも洗われそうになります。コンチェルトの2はルービンシュタインが好みなのですが、ユジャ・ワン盤も甲乙つけがたいです。

アルゲリッチを彷彿とさせると言われるくらい攻めの強いピアニストの様ですが、この演奏では「付いてこれる人だけ付いてきなさい」的なアルゲリッチ/佐藤亜紀様式の印象は持ちませんでした。寧ろ爽快な演奏や流れる様なレガート奏法、詩情豊かで情感に訴えかけるタイプのピアニストなのだなという印象を受けますがどうなのでしょうか。

録音があまり良くなく少しボリュームを上げないと聞こえ辛く、スピーカーに1枚羽衣が引っ掛かっているのかな?と感じてしまう鳴りです。とはいうものの、掛かっているのは羽衣なのです。録音の瑕疵も彼女の素晴らしい演奏の邪魔にはなれないのでした。まぁ、自分の機材の善し悪しも影響していないとは言い切れないのが痛い所でしょうか(苦笑)

それにしても、クラシックの感想を書くのは初めてでしたが困難な作業なのですね(汗)ですが、調べたりもするので色々学べたり、愉しくもありました^ ^



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