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 性はしばしば、孤独や死の不安と切り離せないものとして描かれる。そんな性は、クリムトのような画家が描くと、孤独や不安を一瞬でも忘れさせるべく刹那的で、官能的で、したがって頽廃的なムードを滲ませる。が、シーレのような画家が描くと、性は、孤独や死の不安と同様、人間存在の根源として描かれる。彼の描くエロスは官能よりもむしろ苦痛を感じさせる。赤裸々で、必死で、内面の奥底にまで肉迫し、それをえぐり出そうとするかのよう。

 個人蔵。

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