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いろいろと画家をサーフィンしていると、あまり聞き慣れないタームにたびたび出くわす。「トルバドゥール画」というスタイルがあって、これは、中世趣味を特徴とする美術様式の総称だという。狭義では近代史や文学、ルネサンス巨匠などのテーマを指し、広義では、新古典派が重視した古代ギリシャ・ローマの「古典」以外のテーマを指すとか。ロマン派が好んで取り上げた題材。なお、トルバドゥール(troubadour)は「中世の吟遊詩人」の意味。フルーリ=フランソワ・リシャール(Fleury-Francois Richard)はフランス、リヨンの、トルバドゥール・スタイルの画家。 |
ロマン派
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ロマン派 Romanticism
簡素、厳格、静謐な新古典派絵画に対して、主観的な激情の表現や、現実的な社会矛盾への糾弾、などが特徴。ただし、様式上の共通点があるわけではない。
概ね、個の不調和を自覚し、形式からの解放を求めた。また、光の明暗や色彩、画題におけるドラマや心情を強調した。
新古典派に取って代わることなく、両派は相互に釣り合いを保ちながら展開した。
ギリシャ・ローマの古典古代の様式を普遍的なものとして模倣するのではなく、各国独自の歴史、文化、風土の特殊性に関心を強めた。
アメリカでは、ハドソンリバー派によるドラマティックな風景画が、ロマン派的な傾向を持つ。
ラファエル前派、象徴主義へと継承された。また、印象派にも影響を与えた。
代表的な画家は、ドラクロワ、ジェリコー、ターナー、コンスタブル、フリードリヒなど。
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ダッドは神話や宗教、文学を主題とした作品で成功した。よく、狂気の画家の絵には狂気が漂っている、と聞くけど、狂気の画家はえてして、絵に接しているときだけは正気を保てたというから、実際には、絵には正気が漂っている、と言うべきところ。ダッドの家は、兄弟姉妹のうち4人が精神異常で死んでいる。そういう血筋なのだろう。兆候の現われる以前は、上品で知的で快活で、皆から好かれたという。 |
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リチャード・ダッド(Richard Dadd)はイギリスの画家。父親を、悪魔の化身と信じて刺し殺した、狂気の画家として知られる。精神病院に収監され、40年以上の監禁生活のなかで、絵を描き続けた。概ね、絵描きにはバランスの悪い人間が多いけど、この人もまた格別にそう。 |
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アドルフ・ティーデマン(Adolph Tidemand)は、ギューデと並ぶノルウェー民族派ロマン主義の画家、らしい。一言、解説があるきりで、絵も、ギューデとの合作であるこれ以外は見当たらない。ノルウェーでは、舟に乗って結婚式の行進をするんだろうか。それとも、舟に乗って新婚旅行に出かけるんだろうか。 |
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ノルウェーと聞いて思い浮かべるのは、フィヨルド。でも、ロマン派の時代には、地形や気候の関係で、フィヨルドのような風景を描くのは大変だったのだとか。冬は特にそう。今でも、フィヨルド沿いの村々に立ち寄るのは、大変かも知れない。が、一度はやってみたい。 |


