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ホセ・デ・マドラーソ(Jose de Madrazo)はスペインの歴史画家。フェデリコの父、ライムンドの祖父に当たる。今日、歴史画が親しみにくく、ときに敬遠されるのは、それが当時の画壇の要請によって描かれた、という理由よりも、その絵のなかに描かれている物語が鑑賞者には馴染みがない、という理由によるほうが大きいように思う。歴史好きの人には、歴史画は結構興味深いんじゃないだろうか。ちなみに私は、歴史には疎いほう。 |
新古典派
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新古典派 Neoclassicism
ギリシャ・ローマの古典古代の美術様式への回帰を目指した。
フランス革命後、主情的なバロックおよび貴族的なロココに対する反動から。社会的背景に、アメリカ独立戦争、フランス革命により主要となった、古代思想の再評価がある。
古代ギリシャ・ローマの様式を規範とする、簡素で厳格な、理知的で非主情的なフォルム、端正で壮大な形式が特徴。また、完成された滑らかな仕上げを好んだ。
考古学的な正確さに関心を持ち、古代のモティーフを多用した。
19世紀、アカデミズム芸術の基本原理として長く継承されるが、次第に変容し、形骸化した。壮大な形式をそのままに、歴史的事件などの具体的な情報を伝達し、観者を鼓舞しようとして、威圧的雰囲気や躍動感が強調され、古典古代様式に特有の端正な簡潔性が失われたため。
遠い古代や異国に対する憧憬は、ロマン派に影響を与えた。
代表的な画家は、メングス、ダヴィッド、アングルなど。
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フェデリコ・デ・マドラーソ(Federico de Madrazo)はスペインの肖像画家。ライムンドの父。英語で言うポートレート(portrait)は、日本語で肖像画とも人物画とも訳せるが、この二つ、随分とニュアンスが異なる。このニュアンスは、写真とも関連するのかな。写真が登場する以前、絵画は一部、写真を代替する役割を担っていた。近年以降、写真は写真に任せることができるようになり、絵画は、本来の意義、絵画ならではの、絵画そのものの意義を、よりはっきり持つようになった。……と思う。 |
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オリエンタリズムは、アカデミックな絵画にロマン性を与える要素の一つだけれど、ブリュロフのロマン主義は、人物全体の雰囲気にあるような気がする。この絵も、夢見るような女性の表情が印象的。東洋画としては、むしろあっさりしているような。 |
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カール・ブリュロフ(Karl Briullov)もロシアの画家。ゲイが影響を受けた画家の一人。風俗を描いた絵が多く、東洋趣味も手伝って、ロマンティックな雰囲気がある。ちょっとおかしなタイトルだけど、年一度の下着の取り替えって、聖典にでも書かれてるのかな??? |
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古代風俗画というのは、古代の建築や調度品、衣装、装身具などなどをまとってはいるけど、描かれている内容自体は、当世の中流以上の階級の日常生活らしい。軽やかで、生活苦のようなものがない。だから、神話や宗教のワン・シーンを描いた絵から受ける説明的な印象が、あまりないのかも知れない。 |




