ロココ

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ロココ Rococo

 18世紀、フランスを中心に流行した美術様式の総称。

 特に、太陽王ルイ14世の没後〜フランス革命前の、ルイ15世の治世に関連。バロックを継承するが、バロックのような重々しさはなく、当時の宮廷貴族に好まれた。
 ロココの名称は、「ロカイユ(Rocaille)」という貝殻模様の装飾に由来する。

 軽妙洒脱、自由奔放で、優美、軽快であるのが特徴。また、華やかで派手な装飾、曲線を好んだ。画題も感覚的、悦楽的なものが多い。

 代表的な画家は、ヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、シャルダンなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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ワトー「ジル」

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 ワトーは、田園で愛を語らい、駆け引きする男女を描いて、ロココの端緒を開いたが、一方で、イタリアの喜劇やオペラなども主題に取り上げている。気のせいかも知れないが、彼の描く、田園に集う男女や楽師、ピエロなどには、どこか思索的、内省的な雰囲気がある。彼は終生病弱で、肺を患って30代後半で早世しているから、そうした事情とも関連があるのかも。

 パリ、ルーブル美術館。

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 別名、「雅やかな宴」で、「雅宴画」はこの作品に由来する。ワトーの代表的作品と評価され、ロココチックな典雅なムードを描いた絵として、当時のみならず近代の画家たちからも高い賞賛を得たという。艶やか雅やかな男女が田園風の野外で愛を交わす旅に出る(あるいは旅から帰る)シーンだとか。そこだけを考えると、性的に無軌道なイメージを連想しないでもないが、彼自身は、ルネサンス以降のテーマである、アルカディア的な理想の愛を表現した、らしい。

 パリ、ルーブル美術館。

ワトー「恋歌」

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 ジャン=アントワーヌ・ワトー(Jean-Antoine Watteau)はフランスの、18世紀ロココ様式の端緒を開いた画家。舞台的な効果を狙った構図で、ファッショナブルな衣装を着込み、木陰で音楽や団欒に興じる男女たちを描いた絵は、いわゆる「雅宴画(fêtes galantes)」と呼ばれ、以降のロココ絵画に受け継がれてゆく。ロココらしい華麗で軽快な絵なのに、ワトーが描くものには、私はなぜか、ちょっぴり物悲しさを感じてしまう。

 ロンドン、ナショナル・ギャラリー。

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 グァルディの風景画は、カプリッチョ(奇想画)と呼ばれるもの。カナレットの緻密な画風とは対照的な、簡略化された素早い筆致と、さりげなくも鮮やかな色彩が印象的。それでも、初期にははっきりとヴェネツィア風景と分かるものが、次第に、詩的で幻想的な、どことも知れない風景へと変化していった。

 個人蔵。

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 フランチェスコ・グァルディ(Francesco Guardi)は、古典的ヴェネチア派の最後の代表的画家。カナレットに師事したが、同じヴェネチア市景でもカナレットとは対照的に、現実の正確な再現よりも、情感や動感の表現に重きを置いた。彼らあたりのヴェネチア絵画が、ルネサンスから続いたイタリアの伝統的絵画の、最後の輝きのように思う。

 ワシントン・ナショナル・ギャラリー。

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