北方ルネサンス

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北方ルネサンス Northern Renaissance

 15〜16世紀、アルプス以北の、ドイツ、ネーデルラントを中心としたルネサンス。
 
 北ヨーロッパにおけるゴシック美術の伝統が、イタリア・ルネサンスの技術および哲学から影響を受け、ルネサンスとして独自の展開を見せた。

 正確な自然観察にもとづいた、精巧で細密な写実描写が最大の特徴。もともと、ファン・アイクに始まる、油彩画による細密描写の伝統があったため。
 イタリア・ルネサンスのような解剖学、線遠近法の研究には、さほど関心を示さない。この点、ゴシック美術の影響を明確に保持している。

 また、のちの宗教改革へとつながるヒューマニズムの影響から、宗教を画題とした人間精神の描写、さらに宗教から離れた画題も好んだ。人間の心理描写や寓意など、人間そのものに対する関心が強い。
 これも、イタリア・ルネサンスが古典古代の価値の復興を目指したのと対照的。 

 代表的な画家は、デューラー、ボス、ブリューゲル、ホルバインなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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 アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer)はドイツ・ルネサンスの巨匠。ドイツ絵画には、やっぱり、情熱と内面性が漂っているような。これは、デューラー晩年の有名な絵。キリストの十二使徒のうちの四人を、人間の四気質に照らして描いたものとされる。左から、多血質(陽気)の聖ヨハネ、粘液質(平気)の聖ペテロ、憂鬱質(陰気)の聖パウロ、胆汁質(短気)の聖マルコ。

 ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)。

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 ヤン・ファン・スコーレル(Jan van Scorel)は、イタリアの盛期ルネサンスをネーデルラントに取り入れた最初期の画家。デューラーに師事しているが、人物表現については特にラファエロから影響を受けたらしく、この晴朗静謐な、調和的な絵からも、それが見て取れる。
 
 アムステルダム国立美術館。

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