印象派

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印象派 Impressionism

 19世紀後半、フランスを中心に起こった最も重要な絵画運動。

 1874年、官展のサロンに対抗して、私的に開催したグループ展(のちの第1回印象派展)を、そこに出展されたモネの作品「印象、日の出」から、ある新聞記者が揶揄して「印象派」と呼んだことからその名がついた。
 刻々と変化する光と大気の主観的な印象を、明るい色彩、のびのびとした筆致で捉えようとしたのが、大きな特徴。

 アカデミーに支配的だった形式主義に対する反撥から、写実主義の現実感覚や自由な画面処理を継承し、対象に対して自然主義的に向き合った。特に、戸外での制作によって、外光の効果を表現した。
 他方、写実主義の細かい筆致とは異なり、大雑把な筆致が特徴。また、特にバルビゾン派に比べて、自然に対するロマン主義的な思い入れは少ない。さらに、都市生活の軽やかな風景も新しく描いた。

 混色、固有色を使用せず、純色の色斑を並置することで、明るく鮮やかな色彩を得る、という革新的手法を用いた。また、明快な線によるフォルムを避け、色彩で形を表現した。 
 また、日本の浮世絵から影響を受け、従来にない、思い切った切り取りや極端な俯瞰などにより、大胆で斬新な構図を生み出した。

 代表的な画家は、モネ、ルノワール、シスレー、ピサロ、カイユボット、カサットなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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 フィリップ・レズリー・ヘイル(Philip Leslie Hale)もアメリカ印象派の画家。パリでルフェーブルらに師事した一人。ボストン派の創始者、とある。ボストンの市民階級はバルビゾン派、それに続く印象派絵画を多く収集した。地元にも印象派画家が多い。ヘイルの絵は、外光の下、庭の花々に囲まれた女性の絵が目立つ。女性と花。男性が好みそうなテーマだけれど、私も好き。

 アメリカ、ペンシルヴァニア美術アカデミー(Pennsylvania Academy of the Fine Arts)。

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 印象派の風景画には、光弾ける明るい色彩の田園の水辺の絵が多いが、色数の少ない雪景色も、どれも結構秀逸だと思う。アメリカ印象派も、雪の東海岸の街をよく描いている。若い国アメリカらしい、フランスとはまた違った趣の風景。様々な社会問題さえ捨象すれば、いろんな国のいろんな情景は、それ自体興味深く、いとおしいのだけれど。

 ボストン美術館。

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 アメリカ印象派では、陽光(ときには引いたカーテンを透かした光)に満ちた窓辺の情景を描いた絵を、よく眼にする、……ような気がする。フランス印象派には、室内風俗を描いた画家が少なかったから、こうしたテーマが目立たなかったのかな? 一方、アメリカ印象派には、家庭の内外を描いた風俗画がわんさとあって、風景画よりも多いくらい。印象派という流れは光の効果に関心を持っていたから、室内を描くとなると、こうした窓辺の情景が取り上げられるのは、至極当然なわけかな。

 ニューヨーク、シダーハースト内ミッチェル美術館(Mitchell Museum at Cedarhurst)。

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 チャイルド・ハッサム(Child Hassam)はアメリカ印象派の代表的画家。と言っても、日本では馴染み薄かも。ボストン、さらにパリで学び、パリでは、この時代のアメリカ画家の多くがそうだったように、ルフェーブルにも師事している。彼が描いたのは、陽光のもとでのニュー・イングランドの都市や田舎の情景。アメリカの画家たちがフランスの画家たちよりも劣っているとは思えないので、彼らの絵の独自の雰囲気は、彼らの育った祖国の感性や関心、情景そのもの、の違いから来るのかな。

 アメリカ、ニューヨーク州、グレンズ・フォールズ、ハイド・コレクション(Hyde Collection, Glens Falls)。

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 印象派の女流画家と言われて、真っ先に思い出すのが、モリゾ、カサット、ゴンザレスあたり。いずれも中流女性の日常生活を描いた絵が多い。同性の視点なのだろうか、例えば化粧する女性にしても、外見の色っぽさより、ときめきのような心の機微が感じられる。モリゾやカサットの絵には、子供も多く登場するけど、ゴンザレスの絵にはそれがない。母となってから描いた絵がないからかな。

 ドイツ、ブレーメン美術館(Kunsthalle Bremen)。


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