アール・ヌーヴォー

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アール・ヌーヴォー Art Nouveau

 19世紀末〜20世紀初頭、ヨーロッパに流行した装飾美術の、独自の様式に対する総称。

 パリの同名の画廊の名に由来する。アール・ヌーヴォーとは、「新しい美術」を意味するフランス語。
 イギリスのアート・アンド・クラフト(美術工芸)運動に根差している。

 全体として、エレガントで装飾的な造形様式で、植物をイメージする有機的な形体と、流動的な曲線による複雑な細部模様が特徴。また、アシンメトリーな平面的な構図を好んだ。

 代表的な画家は、ミュシャ、ビアズリー、クリムトなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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 マーガレット・マクドナルド(Margaret MacDonald)は、グラスゴーのアール・ヌーヴォーのデザイナーの一人。彼らは、マッキントッシュを中心に、彼の妻マーガレットと、彼女の妹フランシス、そしてこのフランシスと結婚したマクネアの四人で共同で活動し、「ザ・フォー」と呼ばれる。彼らのほかには、直接の模倣者は出なかったらしく、解説を読むといつも、その装飾スタイルには、「独特」とか「独創的」とかの形容が付いている。

 個人蔵。

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 マッキントッシュは後半期に水彩風景画をよく描いている。アール・ヌーヴォーと言うと、植物的な有機性を思い浮かべるけれど、マッキントッシュの線は、どこか硬く、どこか重い。風景をこんなふうに描いたから、そんなふうに感じるんだろうか。

 エディンバラ、スコットランド国立美術館(National Galleries of Scotland)。

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 マッキントッシュはもともと建築や家具などのデザインを手がけ、水彩画を描くようになったのは比較的後期らしい。独特の線は、女性のラインを模したものだとか。妖精がテーマのこの絵、ファンタジーの本場イギリスにしては、ニッポンの雰囲気があるような……。

 個人蔵。

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 チャールズ・レニー・マッキントッシュ(Charles Rennie Mackintosh)はスコットランドのデザイナー。1890年代にグラスゴーで活動し、マクドナルド姉妹やマクネアとの共同制作によって、「グラスゴー・スタイル」と呼ばれる独創的な装飾様式を国際的に広めた。彼らは「ザ・フォー(The Four)」とか「幽霊派(Spook School)」とかと呼ばれる。アール・ヌーヴォーと言っても、ビアズリーに通じる雰囲気。優れた水彩画も多く残した。

 個人蔵。

レマン「婦人帽子店」

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 こうした主題は、印象派以降のパリでのそれを思わせる。レマンの色彩は、点描の時期の頃から、赤、黄、青、と白の使用が目立つ。だから全体として、夕焼けの海のような色になる。後に点描をやめた時期の絵も、やっぱり赤、黄、青が目立つ。特に赤の印象は、ナビ派のよう。

 個人蔵。

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