ハドソンリバー派

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ハドソンリバー派 Hudson River School

 19世紀前半〜20世紀のアメリカの絵画運動。

 自然風景を対象とした、アメリカ絵画の独自の最初の運動。初期にはハドソン川流域を好んで描いたことから、その名がついた。
 開拓前夜の北アメリカ西部の、手付かずの大自然を、霧や陽光の要素を用いて、荘厳でロマンティックに描いた。

 代表的な画家は、トマス・コール、ビアシュタット、フレデリック・エドウィン・チャーチなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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イネス「収穫期の月」

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 和音が耳に心地よく響くと決まっているように、眼に心地よい形象、構図、色彩などなどが、多分あるのだと思う。だから美というものについては、多少の偏差はあるにせよ、人間が本来持っているスタンダードが、案外存在するのかも知れない。いわゆる現代芸術ではない古典美が分かりやすいのは、美のスタンダードに素直に則った、画家おのおのの造形美が表現されているからなのだろう。

 アメリカ、ワシントンDC、コーコラン美術館(Corcoran Gallery of Art)。

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 ジョージ・イネス(George Inness)はアメリカの風景画家。トーナリズムの代表的な画家として名を見かけるのが、ホイッスラーとこのイネス。彼は最初、アメリカのロマン主義的な風景画派、ハドソンリバー派から、次いでフランス・バルビゾン派から影響を受けて、詩情ある風景を描き続け、晩年には暗い、幻想的な精神風景へと到達した。ハドソンリバー派、バルビゾン派、トーナリズム、という叙情的風景の流れで考えると、トーナリズムの傾向が理解しやすいかも。

 アメリカ、スターリング・アンド・フランシーヌ・クラーク・アート・インスティチュート(Sterling and Francine Clark Art Institute)。

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 ジヌー(Regis-Francois Gignoux)はハドソンリバー派の画家。やはりアメリカの大自然を描いている。インディアン・サマーというのは、秋も終わりに近く、冬がもうそこまでという時節に、ふとやって来る、暖かい日和のこと。晩夏と訳されるけれど、実際は小春日和といった意味合い。あー、日本の晩夏はまだ残暑。冴えた大気の秋が待ち遠しい。
 
 個人蔵。

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 メアリー・メレン(Mary Mellen)はレーンに師事した女流画家。やはり海景画を描く。主題が同じ上に、画風もかなりレーンに似ている。女性が男性画家に師事して、同じような絵を描くって、ちょっと物足りない。もっと冒険して欲しい、って思ってしまう。

 個人蔵。

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 フィッツ・ヒュー・レーン(Fitz Hugh Lane)はハドソンリバー派の海景画家。この人は足が不自由だったので、ヨーロッパまで勉強に行かず、画題もニューイングランドの海岸に限られている。オランダ海景画を思わせる低い水平線と、光と大気の効果が、詩的な印象を作り出している。が、イラストレーター出身のせいか、よく見るとやや漫画っぽいところもある。

 アメリカ、ファーンズワース美術館(Farnsworth Art Museum)。

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