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マザッチョ(Masaccio)もイタリア・ルネサンス初期の画家。ルネサンス絵画の始祖とも言われ、美術史の教科書には必ず載っている。マザッチョの絵で印象に残っているのは、これ。手厳しく天使に追い立てられて、絶望のていで楽園を去るアダムとイブ。悲嘆の感情がよく表わされているな、と感じた。同時に、男性と女性って、こういうとき、手で隠すところが随分と違うんだな、とも感じたっけ。 |
初期ルネサンス
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初期ルネサンス Early Renaissance
イタリアでは15世紀初頭、フィレンツェを中心に、ビザンティン美術の制約からの解放と、ギリシャ・ローマの古典古代美術の復興を目指して起こり、15世紀後半に、イタリア各地の宮廷都市に波及した。なお、北方ルネサンスと同時期。
ルネサンスとは「再生」を意味する。
自然の研究にもとづく写実技法を試みつつ、理想的な調和を表現しようとし、写実性と理想性との合一を目指したのが特徴。
絵画においては、彫刻のような古典古代の模倣となるべき直接の手本がなかったため、絵画独自の革新性が見られた。解剖学や遠近法、明暗法などがその例。
代表的な画家は、ピエロ・デラ・フランチェスカ、ボッティチェリ、ウッチェロ、ドメニコ・ギルランダイオなど。
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アンドレア・マンテーニャ(Andrea Mantegna)もイタリア・ルネサンス初期の画家。教科書に載っている類の初期ルネサンス絵画のなかで、私にはこの絵だけが圧倒的に印象的だった。磔刑の十字架から降ろされ安置されたキリストを、釘穴の開いた足の裏から見る形で描かれた異色の構図。硬く彫刻的な人体は、確かにこわばった死体のように見える。 |
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パオロ・ウッチェロ(Paolo Uccello)もイタリア、初期ルネサンスの画家。美術史のなかでは、遠近法を駆使した画家として有名。が、私のなかでは、カラフルな色彩とドラマチックな画面が醸すシュールな幻想性のせいで、印象の濃い画家。 |
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チマブーエ(Cimabue)はイタリア、ゴシック期の画家。西洋絵画史の教科書には最初期に登場する画家で、ジョットの師とされる。ので、教養レベルの画家。が、あらゆる時代・様式の絵にフラットに興味を持つというのは無理なことで、こういう時代の絵になると、私には、歴史の勉強のように思える。でも彼の名前の響きは、ちょっと印象的かな……。 |
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ジョット・ディ・ボンドーネ(Giotto di Bondone)はイタリア、ゴシック絵画の巨匠。斬新な空間表現や心理描写によって、後のルネサンス絵画に大きな影響を与えたジョットは、「西洋絵画の父」とも呼ばれ、ルネサンス絵画をあまり知らない私ですら知っている、教養レベルの画家。美術の教科書か何かに載っていたこの絵、私はジョットと言えば思い出す。 |




