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エゴン・シーレ(Egon Schiele)も世紀末オーストリアの代表的画家。この時期のオーストリア絵画が大きく一括りにされがちなのは、クリムトの存在のせいだろう。が、当然のことだが、画家各々は結構勝手に独自の芸術の道を突き進んでいる。そしてシーレの絵が、いわゆる表現主義とは随分異なる独特のものであるのは、これも、クリムトからの影響のせいだろう。 |
表現派
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表現主義 Expressionism
印象派に対する反動から。芸術家は、主体の内へと入る対象の印象(impression)を再現するのではなく、主体自身の内面を外へと表現(expression)すべきだ、という主張に立つ。
絵画では、荒々しい色彩や筆致による激しい感情表現が特徴。
狭義では、「ブリュッケ」や「青騎士」など、ドイツ表現主義の絵画運動を指す。この場合、フランスにおける表現主義的運動は、「フォーヴィズム」として対置される。
その主情的表現は、象徴主義、フォーヴィズム、キュビズムなどに影響を与えた。
代表的な画家は、カンディンスキー、キルヒナー、フランツ・マルクなど。
ブリュッケ Die Brücke
20世紀初頭、ドレスデンで活動した表現主義グループ。ブリュッケは、未来の芸術への架け橋を願う、「橋」の意味。強烈な感情、暴力のイメージを表現するのが特徴。ドイツ表現主義の運動のきっかけとなった。参考新即物主義 Neue Sachlichkeit
1920年代にドイツで展開された表現主義の運動。人間の主観を重視する従来の表現主義に対して、客観(Sachlichkeit)を重視した。社会に対する皮肉で批判的な、リアルな表現が特徴。参考|
水素と地熱でエネルギーをまかなう環境立国、軍隊を持たず、文化・芸術も盛んで、生産性の高い国。そんなプラスのイメージ尽くしだったアイスランドだが、世界的な金融危機に連動してコケてしまって、経済が破綻、本日とうとう、連立政権崩壊。……それでも一度は訪れてみたい国。首都レイキャビクには国立美術館もあるし。 |
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アスグリムール・ヨンソン(Asgrimur Jonsson)はアイスランドの風景画家。近現代のアイスランドには、印象派およびポスト印象派の影響を受けた風景画家が結構いるようだが、日本では、北欧のなかでも特にマイナーなアイスランド。言語の壁もあって、アクセスのしようがない。ティンダフィヤトルはレイキャネース半島にある連山。彼はこの半島の風景、特に連山を、多く描いているみたい。 |
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サーヴィオの絵はプリミティヴな印象があるが、故国の首都オスロのみならずスウェーデン、デンマークでも絵を学んでいる。絵は自由に描けばよい、と言って、基礎的な描画力の修得をすっ飛ばす人たちもいる。が、例えば楽器を学ぶ際に、自由に弾けばよいと言って、譜面の見方やドレミの指使いの修得をすっ飛ばす人は、多分いないと思う。自由な表現と、基礎的な技術の修得はオルタナティブなものではなく、むしろ後者の上に前者が可能とも言える。 |
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木版による白と黒の世界は、冬になると雪に埋もれ、早くから太陽の沈んでしまう極北の厳しい世界を、妙に表現しているのかも知れないし、あるいは逆に、透き通った強い極北の色彩を、敢えてモノトーンに落としてしまうことで、観者の色彩のイメージに訴えているのかも知れない。私は極北の世界をこの眼でまだ見たことがないので、いずれの場合も想像するしかないのだが、サーヴィオが知って欲しいと願ったラップランドの世界を、一度くらいは見てみたい。 |



