新印象派

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新印象派 Neo-Impressionism


 19世紀末のフランスの絵画運動および様式。

 印象派から派生。分割主義(Divisionism)、点描主義(Pointillism)とも呼ばれる。
 光学理論や色彩理論に触発され、印象派を継承しつつ、その技法をより科学的に追求した。

 混色を避け、原色の小さな点を用いることで中間色を起こす、徹底した視覚混合の技法が特徴。
 また、スーラによる古典的秩序の追求は、印象派が二の次にしていたフォルムや、画面における造形秩序の重要性を再び喚起した。

 その科学的な形体感覚は、キュビズムや未来派に影響を与えた。

 代表的な画家は、スーラ、シニャック、アンリ=エドモンド・クロスなど。

※ 以上は、美術史の書籍やサイトの解説から、チマルトフが自分用にメモしておいたものを、まとめたものです。
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 イギリスで印象派絵画の紹介に尽力した画家と言うと、印象派の巨匠であるカミーユ・ピサロの息子、リュシアン・ピサロ(前掲)がいる。彼は新印象派の運動に参加した後、イギリスに移住し、帰化、ロンドンで死去した。こうした経緯から、フランス印象派絵画とイギリス絵画との橋渡し的存在だった彼は、シッカートによるカムデン・タウン・グループの創立にも参加。が、彼の絵には、シッカートのような暗さはない。

 ロンドン、テート・ギャラリー。


 カミーユ・ピサロには5男2女の子供がいて、息子たちは全員、画家となったらしい。このうち、長男のリュシアンが一番有名で、父親を思わせる風景画。リュシアンの娘も画家になったとか。別の息子の絵も観たことがあるけど、クリムトのような象徴主義的な、金ピカの絵だった。

 ロンドン、コートールド美術館(Courtauld Institute Galleries)。

 リュシアン・ピサロ(Lucien Pissarro)は、印象派の長老、カミーユ・ピサロの息子。父に学んで風景画を描き、新印象派運動に参加した。イギリスに移り住み、のちに帰化、ロンドンで死去している。お父ちゃんの影に隠れて目立たないけれど、イギリスでは、「カムデン・タウン・グループ」の創設に参加して印象派を紹介したり、印刷美術に尽力したりと、何かと貢献している。

 ロンドン、テート・ギャラリー。

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 私は海と言えば浜辺が好きで、絵を描くなら、波打ち際がいいと思っていた。が、シニャックが、ヨットがやたらにうじゃうじゃと群がり、灯台まである港を、平筆10号くらいの太さの点で、色彩理論などお構いなく自分の好きな色で、テン、テン、と描いている絵を観て、ちょっと考えが変わった。あー、ヨットだらけの港も結構絵になるなー、と思った。

 フランス、サン・トロペ、ラノンシアード美術館(Musee de l'Aanonciade)。

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 ポール・シニャック(Paul Signac)は、スーラとともに点描派を代表する画家。スーラの死後は、新印象派の運動を懸命にリードした。が、シニャックの場合、テン、テン、テン……と描いてはいるけど、スーラのような厳密な色彩理論にもとづいた描法、というわけでもない。海の男だった彼には、海の絵が多い。

 アメリカ、ミネソタ、ミネアポリス美術館(Minneapolis Institute of Arts)。

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